秘密

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評判

秘密の評価:

4.07/5点 レビュー 657件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.07pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,298件 581〜600 30/65ページ
No.718
(3pt)

色んな意味で読むのが辛かった

まず、ラストが読めます。
多分、こうなるんだろうなあ。という展開通りになってしまい、それが辛かったです。
さまよえる刃や百夜行に見られた先の読めない展開、はなかったですね。
そしてこの作者にしては人物描写が平板でした。
平介も直子も周囲の人物もどれも「よくあるパターン」の描写ばかりで。。。
まあ、そのせいで最後が読めてしまうのですが。

さて悪く書きましたが、スキーに挑戦、山下公園のデート、実家の人々に祝福されて結婚、相手はあの人。。。というストーリーからわかるように主題は「運命と生きていくこと」です。
訪れた不幸を受け止め、共存していくことが本作の主題です。
その過程で「直子が軽率すぎ」とか「5年も一緒にくらしているのに、あのクリスマスはひどい」とか言い合っても仕方ないと思います。
確かにラストは空しくなります。運命ってなに?って本当に考えさせられます。何度も、何度も愛する人を失い続ける物語、そしてそれを受け入れ続ける物語がこの「秘密」なのです。
そういう意味でやっぱり読むのが辛い作品でした。ってことで★3つ



秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.717
(3pt)

色んな意味で読むのが辛かった

まず、ラストが読めます。
多分、こうなるんだろうなあ。という展開通りになってしまい、それが辛かったです。
さまよえる刃や百夜行に見られた先の読めない展開、はなかったですね。
そしてこの作者にしては人物描写が平板でした。
平介も直子も周囲の人物もどれも「よくあるパターン」の描写ばかりで。。。
まあ、そのせいで最後が読めてしまうのですが。

さて悪く書きましたが、スキーに挑戦、山下公園のデート、実家の人々に祝福されて結婚、相手はあの人。。。というストーリーからわかるように主題は「運命と生きていくこと」です。
訪れた不幸を受け止め、共存していくことが本作の主題です。
その過程で「直子が軽率すぎ」とか「5年も一緒にくらしているのに、あのクリスマスはひどい」とか言い合っても仕方ないと思います。
確かにラストは空しくなります。運命ってなに?って本当に考えさせられます。何度も、何度も愛する人を失い続ける物語、そしてそれを受け入れ続ける物語がこの「秘密」なのです。
そういう意味でやっぱり読むのが辛い作品でした。ってことで★3つ



秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.716
(5pt)

面白かった

本当の父ではない、「嘘の父親」
バス事故の運転手、梶川幸広は、息子の文也が自分の子ではないと知って息子から去った。
しかし梶川は後悔する。
「自分は間違ってた。文也が俺の子供じゃなくても嘘をつきとおせばよかった。だって文也は俺のことを父親だと思ってるんだから」
梶川は文也に対して「嘘の父親」である。
しかしそれがなぜ悪い?
平介も同じである。
本当は直子である藻奈美に対して、「嘘の父親」だ。
しかしそれの何が悪いのか?
梶川の話を知って、平介も「嘘の父親」で生きる決心がついたのだ。
それが一番正しい方法だと考えた。
直子は平助のその思いを感じて、藻奈美に戻った振りをした。
彼らは嘘で塗り固められた家族かもしれない、しかしそれは悪いことなのか?
梶川の思いがそれを読者に問いかけてると思う。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.715
(5pt)

面白かった

本当の父ではない、「嘘の父親」
バス事故の運転手、梶川幸広は、息子の文也が自分の子ではないと知って息子から去った。
しかし梶川は後悔する。
「自分は間違ってた。文也が俺の子供じゃなくても嘘をつきとおせばよかった。だって文也は俺のことを父親だと思ってるんだから」
梶川は文也に対して「嘘の父親」である。
しかしそれがなぜ悪い?
平介も同じである。
本当は直子である藻奈美に対して、「嘘の父親」だ。
しかしそれの何が悪いのか?
梶川の話を知って、平介も「嘘の父親」で生きる決心がついたのだ。
それが一番正しい方法だと考えた。
直子は平助のその思いを感じて、藻奈美に戻った振りをした。
彼らは嘘で塗り固められた家族かもしれない、しかしそれは悪いことなのか?
梶川の思いがそれを読者に問いかけてると思う。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.714
(5pt)

二人の決意と切ない愛情に感動

奇妙な夫婦生活。娘の体に宿っている心は妻のもの。。。そんな生活を通して二人の心は少しずつすれ違っていく。そんなすれ違いがピークに達しようかという時の平介の言葉。「長い間、苦しめて悪かった。」そして彼は初めて妻を「藻奈美」と呼ぶ。
その次の日から、直子の体に娘、藻奈美の心が少しずつ現れるようになる。最期に消えるのは妻か娘か。そんな考えを予期もせぬ切り口から最後のほんの数ページで見事に解決した作品。夫の決心とそれに応えた妻の大きな決心。まさにそれがタイトルの「秘密」であり、その意味が分かった時には感動で心が震えた。
二人の切ない決意は、まさに梶川幸夫の言う“自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ”という言葉の意味、そのものに他ならない。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.713
(5pt)

二人の決意と切ない愛情に感動

奇妙な夫婦生活。娘の体に宿っている心は妻のもの。。。そんな生活を通して二人の心は少しずつすれ違っていく。そんなすれ違いがピークに達しようかという時の平介の言葉。「長い間、苦しめて悪かった。」そして彼は初めて妻を「藻奈美」と呼ぶ。
その次の日から、直子の体に娘、藻奈美の心が少しずつ現れるようになる。最期に消えるのは妻か娘か。そんな考えを予期もせぬ切り口から最後のほんの数ページで見事に解決した作品。夫の決心とそれに応えた妻の大きな決心。まさにそれがタイトルの「秘密」であり、その意味が分かった時には感動で心が震えた。
二人の切ない決意は、まさに梶川幸夫の言う“自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ”という言葉の意味、そのものに他ならない。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.712
(2pt)

設定は面白かったが、直子の行動が理解できなかった。

やっぱり男性が書いた作品なのだな、と感じました。

理解できなかった点は

1)もなみの身体で平介と関係を持とうとした
 これは世の母親からしてみればあり得ないことだと思います。もし行為の最中にもなみの意識が戻ったら?
また、直子が安全日だと言うので避妊もしないで行為に及ぼうとしていますが、これじゃ妊娠してもおかしくない状況…。
一体直子は母親として娘の身体をなんだと思っているのか、と感じました。平介はそんな誘いを父親として理性で耐えることができた。ここですでに直子はもなみの母親としての思考は無くなっているのだな、と悲しくなりました。

2)娘が蘇ったように平介に見せかけた
 結局平介をぬか喜びさせて…
平介が直子のことをもなみとして見ようと決心したからこういった行動をとったのでしょうが、すぐにばれるようなヒントを残す中途半端っぷり。平介はその結果、娘の身体を手に入れた妻が若い男と一緒になる姿を目の当たりにさせられる。
それに「もなみは蘇ってなんかいなかった」ということが平介にとってどんなに悲しいことか想像するだけで辛いです。
騙すんなら、その秘密を墓まで持っていく覚悟でやってほしかったですね。

3)結婚
 もし、もなみが蘇った時にまったく知らない男と結婚した状態だったら…?妊娠・出産してたら…?直子なりにもうもなみは蘇らない、と思っての事でしょうが。
それに直子の意識のままほかの男と結婚するのであればただの不倫ですよね…。
ラストが泣ける、感動する、というレビューが多いですが、自分は平介ともなみがかわいそう、という感想でしたね。


設定は面白かったし、入れ替わりによって2人があたふたしたり混乱したりする場面は楽しく読めましたが、内容が薄っぺらいなーという感じでした。
また直子の行動は母親としてまったく理解できないものでした。


秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.711
(2pt)

設定は面白かったが、直子の行動が理解できなかった。

やっぱり男性が書いた作品なのだな、と感じました。

理解できなかった点は

1)もなみの身体で平介と関係を持とうとした
 これは世の母親からしてみればあり得ないことだと思います。もし行為の最中にもなみの意識が戻ったら?
また、直子が安全日だと言うので避妊もしないで行為に及ぼうとしていますが、これじゃ妊娠してもおかしくない状況…。
一体直子は母親として娘の身体をなんだと思っているのか、と感じました。平介はそんな誘いを父親として理性で耐えることができた。ここですでに直子はもなみの母親としての思考は無くなっているのだな、と悲しくなりました。

2)娘が蘇ったように平介に見せかけた
 結局平介をぬか喜びさせて…
平介が直子のことをもなみとして見ようと決心したからこういった行動をとったのでしょうが、すぐにばれるようなヒントを残す中途半端っぷり。平介はその結果、娘の身体を手に入れた妻が若い男と一緒になる姿を目の当たりにさせられる。
それに「もなみは蘇ってなんかいなかった」ということが平介にとってどんなに悲しいことか想像するだけで辛いです。
騙すんなら、その秘密を墓まで持っていく覚悟でやってほしかったですね。

3)結婚
 もし、もなみが蘇った時にまったく知らない男と結婚した状態だったら…?妊娠・出産してたら…?直子なりにもうもなみは蘇らない、と思っての事でしょうが。
それに直子の意識のままほかの男と結婚するのであればただの不倫ですよね…。
ラストが泣ける、感動する、というレビューが多いですが、自分は平介ともなみがかわいそう、という感想でしたね。


設定は面白かったし、入れ替わりによって2人があたふたしたり混乱したりする場面は楽しく読めましたが、内容が薄っぺらいなーという感じでした。
また直子の行動は母親としてまったく理解できないものでした。


秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.710
(4pt)

おじさんの道をまっしぐらに進む主人公と娘ならぬ妻との対比

東野の出世作らしいです。
 勿論、映画、ドラマ化された有名な小説。
 いわゆる原作本。

 特にドラマ等の違いは、事故にあった時期が、藻奈美が小学生の時という
こと。
 そこから、中学生、高校生、ちょっと大学、結婚というあたりを進みます。

 人生でもっとも輝いている時期を明るく突き進む娘、ならぬ、妻。

 反面

 夫、おじさんの道をまっしぐらに進む主人公との対比がおもしろみでしょう。

 娘の「藻奈美」に乗り移った妻「直子」は、新しい肉体を得て、どう、夫
「平介」と向き合っていくのでしょう。

 そして、「平介」は、どうそれを乗り越えていくのでしょう。
 乗り越える必要もあるのでしょうか??

 などなど、

 やっぱり、ミステリアスな世界観だと思います。

 長編小説ですの途中、飽きてしまうかなと思っていましたが
おもしろさにずいずいと引っ張れれて読み込んでしまう本です。

 なお、私の買った本は、古本でハードカバーですが、文庫本化されていま
す。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.709
(4pt)

おじさんの道をまっしぐらに進む主人公と娘ならぬ妻との対比

東野の出世作らしいです。
 勿論、映画、ドラマ化された有名な小説。
 いわゆる原作本。

 特にドラマ等の違いは、事故にあった時期が、藻奈美が小学生の時という
こと。
 そこから、中学生、高校生、ちょっと大学、結婚というあたりを進みます。

 人生でもっとも輝いている時期を明るく突き進む娘、ならぬ、妻。

 反面

 夫、おじさんの道をまっしぐらに進む主人公との対比がおもしろみでしょう。

 娘の「藻奈美」に乗り移った妻「直子」は、新しい肉体を得て、どう、夫
「平介」と向き合っていくのでしょう。

 そして、「平介」は、どうそれを乗り越えていくのでしょう。
 乗り越える必要もあるのでしょうか??

 などなど、

 やっぱり、ミステリアスな世界観だと思います。

 長編小説ですの途中、飽きてしまうかなと思っていましたが
おもしろさにずいずいと引っ張れれて読み込んでしまう本です。

 なお、私の買った本は、古本でハードカバーですが、文庫本化されていま
す。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.708
(4pt)

達人が料理する感動オカルト物語

いやさすがに大したもんだ。超有名人であるこの作家、数多いその話題作の中で、本書もその年のベストミステリーと評され、かつ広末涼子で映画化もされていっそう小説だったので読んでみた。事故死した妻と娘のうち、肉体的に助かった娘に妻が乗る移る、というオカルト的な設定が嫌で敬遠していたが、やはりちょっと読み出せば、あとは何しろこの作家の筆力でどんどん読める。
 物語だけでなく、人間を描く力も確かなものだと思う。異様な、あり得ない設定に盛って、人間のさまざまな問題を扱ってみせる。その中心にあるのは、家族という枠をも超えたところでの、人と人との関わり方、という問題だ。
 繰り返すとこうした設定は個人的には好きではないのだが、背景には死という厳しい現実があり、かつ、その死によって肉体が否定された文脈の中で、魂の問題こそが前景化されるから、そこは一種純粋な心のドラマを描くのに都合がいいのだろう。しばしばこうした幽霊話が深い感動を生むゆえんである。映画の『ゴースト』や『いま会いに行きます』もそうなのだろう。というわけで設定だけみればちょっと安易な気もしないでもないが、力量がそれをまともなものにしている。
 タイトルになっている「秘密」とは、何よりも生き残ったはずの娘はその魂において妻なのだ、ということである。物語の状況においては秘密だが、読者に対しては秘密でも何でもない出発点で、だからネタばれしているわけではない。そういう秘密をめぐる話というのは、普通の意味では推理小説ではないが、そうした不思議があり、また、この後どうなるのだという謎があって、さらにサブプロット的に加害者の運転手をめぐる話が謎としてあるので、十分にミステリーである。最後は泣けそうだということは予想がつくが、どう泣けるのか、というのはもうミステリーである。もちろんさらにひねりとか、演出とかあって、「秘密」の意味も単純ではなく、この作家らしい創意に満ちている。
 設定だけでなく、終わりの展開にも好き好きは分かれるかもしれない。が、一方で作者はあえてしてこういう終わりを選び、そこに踏み込んだのだというのはわかる。


秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.707
(4pt)

達人が料理する感動オカルト物語

いやさすがに大したもんだ。超有名人であるこの作家、数多いその話題作の中で、本書もその年のベストミステリーと評され、かつ広末涼子で映画化もされていっそう小説だったので読んでみた。事故死した妻と娘のうち、肉体的に助かった娘に妻が乗る移る、というオカルト的な設定が嫌で敬遠していたが、やはりちょっと読み出せば、あとは何しろこの作家の筆力でどんどん読める。
 物語だけでなく、人間を描く力も確かなものだと思う。異様な、あり得ない設定に盛って、人間のさまざまな問題を扱ってみせる。その中心にあるのは、家族という枠をも超えたところでの、人と人との関わり方、という問題だ。
 繰り返すとこうした設定は個人的には好きではないのだが、背景には死という厳しい現実があり、かつ、その死によって肉体が否定された文脈の中で、魂の問題こそが前景化されるから、そこは一種純粋な心のドラマを描くのに都合がいいのだろう。しばしばこうした幽霊話が深い感動を生むゆえんである。映画の『ゴースト』や『いま会いに行きます』もそうなのだろう。というわけで設定だけみればちょっと安易な気もしないでもないが、力量がそれをまともなものにしている。
 タイトルになっている「秘密」とは、何よりも生き残ったはずの娘はその魂において妻なのだ、ということである。物語の状況においては秘密だが、読者に対しては秘密でも何でもない出発点で、だからネタばれしているわけではない。そういう秘密をめぐる話というのは、普通の意味では推理小説ではないが、そうした不思議があり、また、この後どうなるのだという謎があって、さらにサブプロット的に加害者の運転手をめぐる話が謎としてあるので、十分にミステリーである。最後は泣けそうだということは予想がつくが、どう泣けるのか、というのはもうミステリーである。もちろんさらにひねりとか、演出とかあって、「秘密」の意味も単純ではなく、この作家らしい創意に満ちている。
 設定だけでなく、終わりの展開にも好き好きは分かれるかもしれない。が、一方で作者はあえてしてこういう終わりを選び、そこに踏み込んだのだというのはわかる。


秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.706
(4pt)

秘密

実際にこんな楽しい二重人格者が現れたら自分はどうなってしまうのだろうと考えながらも夫婦の楽しい生活が心地よい。結末も子供が親になりきるまさに秘密の題名にふさわしい。一般文学302作品目の感想。2010/11/27

秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.705
(4pt)

秘密

実際にこんな楽しい二重人格者が現れたら自分はどうなってしまうのだろうと考えながらも夫婦の楽しい生活が心地よい。結末も子供が親になりきるまさに秘密の題名にふさわしい。一般文学302作品目の感想。2010/11/27

秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.704
(3pt)

平介、直子の意見が多いけど

東野作品、初の長編でした。物語としては面白いのではないでしょうか。ところどころにヤマがあって最後まで読み進められます。

さて、本作の内容と解釈です。
夫婦の絆、愛とか言う意見が多いのですが、私には娘さんがあまりにないがしろにされて可哀想に思えました。
自分が亡くなった後で両親にこんなドタバタをされては浮かばれないし、成仏も無理です。
特に学生時代の母の行動を見たらショックを受けそうです。

結婚相手が自分の死に間接的に関与している人物など、生きている両親にとっては良いのかもしれませんが、意見を言うことのできない立場の娘としてはやりきれないと思います。

大人の独善的な行動に振り回される「体だけが残った気の毒な娘さん」の悲しいお話とも言えるかも。
世の中では、生きている人間が一番怖いかもしれません。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.703
(3pt)

平介、直子の意見が多いけど

東野作品、初の長編でした。物語としては面白いのではないでしょうか。ところどころにヤマがあって最後まで読み進められます。

さて、本作の内容と解釈です。
夫婦の絆、愛とか言う意見が多いのですが、私には娘さんがあまりにないがしろにされて可哀想に思えました。
自分が亡くなった後で両親にこんなドタバタをされては浮かばれないし、成仏も無理です。
特に学生時代の母の行動を見たらショックを受けそうです。

結婚相手が自分の死に間接的に関与している人物など、生きている両親にとっては良いのかもしれませんが、意見を言うことのできない立場の娘としてはやりきれないと思います。

大人の独善的な行動に振り回される「体だけが残った気の毒な娘さん」の悲しいお話とも言えるかも。
世の中では、生きている人間が一番怖いかもしれません。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.702
(2pt)

男性と女性の違い

さすがの東野圭吾。
テンポ、読みやすさ、伏線の使い方が相変わらず無難に上手い。

ただ、読了後の後味は最悪でした。
最後まで妻の心を裏切らなかった夫と
結局夫を切り捨てた妻

他の方が仰るように平介のことを考えての行動ということであるなら
しっかりと話し合いの場を設けるべきでしょう。常識ある人間であれば。
その場合は責められてしまう、言葉で責められることはなくても
心ではそう思われてしまうでしょう。
しかし直子はそれを良しとしなかった。
そして敢えて愛する筈の娘になりすまし騙すことで丸く納めようとした。
この話に感動しろというのが難しいです。

また、娘に対する愛情をまったく感じさせないというのも残念でした。

小説としては悪くはないですが、
話の内容はとても残念です。

秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.701
(2pt)

男性と女性の違い

さすがの東野圭吾。
テンポ、読みやすさ、伏線の使い方が相変わらず無難に上手い。

ただ、読了後の後味は最悪でした。
最後まで妻の心を裏切らなかった夫と
結局夫を切り捨てた妻

他の方が仰るように平介のことを考えての行動ということであるなら
しっかりと話し合いの場を設けるべきでしょう。常識ある人間であれば。
その場合は責められてしまう、言葉で責められることはなくても
心ではそう思われてしまうでしょう。
しかし直子はそれを良しとしなかった。
そして敢えて愛する筈の娘になりすまし騙すことで丸く納めようとした。
この話に感動しろというのが難しいです。

また、娘に対する愛情をまったく感じさせないというのも残念でした。

小説としては悪くはないですが、
話の内容はとても残念です。

秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067
No.700
(1pt)

理解できず、不快感が残りました

評判が良かったので読んでみましたが、内容には失望しました。

特に私個人が理解できなかったのは
1.直子が藻奈美の身体を使って平介と行為をしようとするところ
2.直子の最後の行動と、その相手の選択
の2点です。

如何な理由があれ、娘を思う母親のする行動ではないと感じました。

1.については言わずもがなで、もし行為中に藻奈美の意識が戻ったらどうなるか、
考えればわかると思います。

2.についても同様で、娘の意識が戻った時に知らない人と結婚してる状態になることを、
娘を思う母親が望むでしょうか?
そもそも、間接的とはいえ、自分の肉体と娘の魂を殺した事故に関わっている人間を
相手に選ぶとは考えづらいです。


また、万が一、娘の意識がもう戻らないと直子が確信していたとしても、それなら
平介と一緒に暮らしていけばいいのではないかなと思います。
肉体関係が無理でも、人の絆はそれ以外にもある、というか、むしろ心の繋がりの方が
重要だと思うのですが・・・。

平介のことを考えても、藻奈美のことを考えても、直子の選択が正しいとは到底思えません。


ともあれ、読んでいる最中は面白かったですし、話題作なので読んでみてもいいかとは思います。
秘密 Amazon書評・レビュー: 秘密より
4163179208
No.699
(1pt)

理解できず、不快感が残りました

評判が良かったので読んでみましたが、内容には失望しました。

特に私個人が理解できなかったのは
1.直子が藻奈美の身体を使って平介と行為をしようとするところ
2.直子の最後の行動と、その相手の選択
の2点です。

如何な理由があれ、娘を思う母親のする行動ではないと感じました。

1.については言わずもがなで、もし行為中に藻奈美の意識が戻ったらどうなるか、
考えればわかると思います。

2.についても同様で、娘の意識が戻った時に知らない人と結婚してる状態になることを、
娘を思う母親が望むでしょうか?
そもそも、間接的とはいえ、自分の肉体と娘の魂を殺した事故に関わっている人間を
相手に選ぶとは考えづらいです。


また、万が一、娘の意識がもう戻らないと直子が確信していたとしても、それなら
平介と一緒に暮らしていけばいいのではないかなと思います。
肉体関係が無理でも、人の絆はそれ以外にもある、というか、むしろ心の繋がりの方が
重要だと思うのですが・・・。

平介のことを考えても、藻奈美のことを考えても、直子の選択が正しいとは到底思えません。


ともあれ、読んでいる最中は面白かったですし、話題作なので読んでみてもいいかとは思います。
秘密 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 秘密 (文春文庫)より
4167110067