容疑者Xの献身

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容疑者Xの献身の評価:

4.20/5点 レビュー 902件。 S ランク

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平均点4.20pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,304件 981〜1,000 50/66ページ
No.324
(2pt)

がっかりです。

東野作品はどうも人間の描写が平板で深みが無く、文章に味が乏しいので、敬遠していましたが、この作品はあまりに評判が高いので、読みました。やはりダメでした。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.323
(4pt)

泣けるミステリー

推理小説はまずトリックありきで描かれ登場人物が平板に
なることが間々ありますが、東野さんの小説は人物が立
体的に生きており、普通のヒューマン小説として読んで
も心にくるものがありますね。
この「容疑者xの献身」も、推理小説というよりも
泣ける純愛小説として、おもしろく読むことができました。
天才数学者の石神の一途でひたむきな生き様には、シンパシー
を感じます。ラストでの石神と康子と号泣は、それまで交わる
ことのなかったふたりの心が、初めてひとつになれた瞬間だった
のかもしれません。本当に素晴らしいシーンです。
ただ個人的に残念なのは、映画版のキャストです。
石神役が堤真一って・・・・
原作の石神は誰からも愛されずに、また誰も愛さずに生きてきた
不細工な孤高の天才という設定です。あの外見だからこそ、
人生を賭けた一途な愛が引き立ち、感動が深まるのではないでしょうか。
映画はまだ観ていないのでよくわかりませんが、それにしても堤真一は
・・・・・色男すぎますよ。温水さんあたりがリアルなキャスティング
のような気も。どちらにしても小説を読んで感動した気持ちを陵辱され
たくないので、映画版はなるべく観ないように心がけたいと思います。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.322
(4pt)

東野ファン

映画化にもされた作品だけあってストーリーも面白いし、深みもあって納得の一冊。
湯川と石神の会話が独特の味わいを出していて、特によかった。
数学者ならではの例えが印象的。
ミステリーでは最後の最後にどんでん返しでダイナミックに終わるという作品が多いが、
この作品は、意外性があったが、しっとりとした、しかしぐっとくる終盤がよかった。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.321
(5pt)

まさか推理小説で泣かされる事になろうとは…

まさか推理小説で泣かされる事になろうとは…。
いい歳して…いや、年配だからこそ分かる犯人の‘純粋さ’がそこにはあります。
容疑者Xの献身 Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身より
4163238603
No.320
(5pt)

●数学って、実に面白い!!

事前に『数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!』を
読んでいたためか、文系出身の私でも、かなり楽しく読めました。
数学的思考力によって「サキヨミ」ができる能力があると知っていると、
天才数学者・石神の思考過程や行動が非常にリアリティーをもって
感じることができました!
数学って、こんなにもスリリングでサスペンスな実用的な思考の訓練を
学べる、超実用的なものだったのですね!
私の人生は、これまで損をしていたように感じました。
理系のかたが書く本って、実にわかりやすくていいですね。
ワクワクしながら読めました。
これなら映画のほうも期待大です!
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.319
(1pt)

最悪の小説

いくつもの賞を受賞したベストセラー作品というのだが、私にはそうした賞賛に値する作品とは思えない。
まず、確かにトリックはよく練られていると思う。私も最後までトリックの仕掛けにきづかなかった。しかしいくら小説の中の出来事だとはいえ、あまりに必然性がない。冒頭で起きる偶発的な殺人事件を隠すために、あのような複雑で、しかも自分自身ではコントロールできない人物に負荷をかけるようなアリバイ作りをする意味はない。事実そのために破綻する。
もう一つ、これはトリックの中身にふれそうなのでぼかすしかない(ぼかしようもないとは思う)が、殺人事件の被害者の無念だとか、生命の尊厳を全く無視している容疑者を「献身」だとか「純愛」だとかで呼ぶことへのとまどいがある。罪科のない被害者は、容疑者によって道具のように殺され、さらに犯人を追い詰める側からも被害者にではなく容疑者に情けをかけられて、虫けらのように二度殺される。私にはそれが死ぬほど恐ろしい。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.318
(5pt)

献身とは何でしょう

最も愛し敬ってやまない人のために、他人を殺してまで尽くすことが献身でしょうか。
タブーに触れるからといって親友の最も暗部であることを突き付けることが献身でしょうか。
両方ともYESであり、NOであると思います。
二人の天才が、それぞれの真理に従い、それぞれが自分の信ずるところでぎりぎりの問いかけを互い行う、密接なコミュニケーションと存在意義の掛け合いのおもしろさだと思います。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.317
(5pt)

見事なトリックに脱帽

犯人が最初からわかっているのにどうストーリーを展開していくのか最初は??な気持ちでしたが、トリックを知り納得、相変わらず文章構成も巧みですらすら読めて先が気になり一気に読破してしまいました
何気ない伏線に各人の思惑が入り乱れ、ラストで一気に収束していく様はただただ見事の一言、万人にお薦めできる文句の無い作品です、映画化もされるようですが、犯人のイメージは各々が想像するほうが良いと思うので、活字で読むほうを勧めます
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.316
(5pt)

流石は直木賞受賞作

本書は直木賞受賞作であり、期待して読んだが、期待を裏切らない内容であった。
最近の東野氏の作品は、豊田商事事件やゲームのコピーなど、性同一性障害、などの社会問題をモチーフに脚色した作品が多かったが、本書は、オリジナリティがある作品と感じられた。
本書では、最初に殺人シーンがあるため犯人が分かり、テレビドラマに有名になった「ガリレオ」こと湯川教授と草薙刑事が犯人を追う。
そこに仕掛けられていたトリックは...改めて東野氏の凄さを感じました。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.315
(1pt)

これは愛の話ではないと思う

これまで自分がいいと思う作品にしかレビューを書きませんでした。
でも、この作品に対する評価は私なりにきちんと記したいと思います。
トリックは素晴らしいと思いました。
ただ殺人の動機が私には一種の「押し付けがましさ」に思えてしょうがなかった。
コミュニケーションがほとんどない相手を勝手に好きになって、
勝手にその人の身を守ろうと、罪のない人を殺めてしまう。
これが無条件の愛、「献身」とはとても思えないです。
人の命を軽く扱っているような印象さえ受けました。
何で直木賞を受賞したのかまったく解せません。
読んだ後、すぐにブックオフに売ってしまいました。
ただ、映画は面白くなる可能性はあると思います。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.314
(5pt)

名探偵の苦悩

 前作「探偵ガリレオ」「予知夢」と違い、犯罪トリックに科学的要素が使われているわけではない。だから、応用物理学者の湯川学が、快刀乱麻、トリックを暴くというのでもない。終始、人間 湯川学と探偵 湯川学の苦悩が描かれているというべきか。
 そして結局は彼も、名探偵としての道を選んでしまう。
 取り調べにおいては、犯行の動機、というものが必ず出てくる。金のため、恨みのため、快楽のため…。自分と価値観の異なる人間を、自分と同じ価値観で測るためには、必要なステップなのだろう。そして、犯罪の結果として得られる利益が、犯罪が失敗した時にこうむるリスクを上回っていると感じられれば、その動機が正当なものであると社会は判断してくれるのだ。しかし、物事の価値は、誰にとっても一様ではない。
 読後一番に思ったことは、なんてふさわしいタイトルなのだ、ということ。他に適切なタイトルが思い浮かばない。石神の犯行動機はとても美しいものだけれど、おそらく、万人が理解することが出来るものではないだろう。先ほどの動機成立の公式に当てはめれば、とてもではないけれど、利益がリスクを上回っているとは到底思えない。だが、湯川は理解してしまった。
 日常ならば心が通じ合うことは幸いだろう。だが、悲しいことにこれは非日常。石神には望まない形で罪を暴かれたことが不幸だし、湯川には数少ない友人の望みをかなえてあげられないことが不幸だ。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.313
(4pt)

前2作を読んで主人公の性格を把握しておくとより楽しめます。

 「探偵ガリレオ」「予知夢」に続く湯川博士モノですが、本作は長編です。実は、この「ガリレオ」シリーズ、主人公の“湯川”というネーミングが、何か(東野圭吾さんにしては)安易に感じられたので、読むのに二の足を踏んでいました。
 前2作における主人公の立場は、事件を解明するためのアドバイザー的なものだったのに対し、本作では自身のアドバイスによって、結果的に友人(それもライバルとして認め、共感するほどの)の犯罪を暴いてしまうことの葛藤が描かれています。
“論理的な人間”として設定されている湯川と石神という2人の人物が、論理と感情の間で動く姿を追っていくと、違った角度から楽しめます。
 「探偵ガリレオ」「予知夢」の2作は、本作において主人公の感情的な部分を描くためにあったのでは?などというのは、私の考えすぎでしょうか?
 余談ですが、東野圭吾さんは「殺人」という事象に対して、単に被害者・加害者だけでなく様々な立場の人間を描いておられますね。加害者の家族(「手紙」)、被害者の家族(「さまよう刃」)、殺人を犯そうとする人(「殺人の門」)など・・・
かつてインタビューで、「ミステリーの『トリック』から『人間』を描く方向へ変化している」ということを言っておられたのを記憶しているのですが、本作はその典型ではないでしょうか?
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.312
(4pt)

愛のカタチ

文庫化されたので、
買ってしまいました。
再読です。
愛とか、
友情とか、
約束とか、
誠実とか、
そういった、
美しい言葉の意味が、
本当に描かれている作品だと思う。
あらためて、
作品の完成度の高さを感じた。
読んだ当時、
「なぜ『手紙』でなく、
この作品が直木賞なのか・・・」
と思った記憶がある。
しかし、
なんの、なんの、
読み返してみると、
推理の部分よりも、
人間の心の動き、
ドラマに重きが置かれ、
そこに切なさを感じた。
無償の愛。
親から子へ、
というカタチがしっくり来るのだが、
こういう愛のカタチも、
信じたいな、
と思う。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.311
(5pt)

トリックの正体を聞くとスッキリしました

思い込みのまま読んでいくとトリックにまんまと引っ掛かりましたね
Aと思わせて実はBというように自然と問題がすり替わっているという
ちょっと意地悪な問題の製作者が今回のトリックを作り出した感じですね
良い点
・トリックが秀逸
・理系的観点からの話が面白い
不満な点
・石神が靖子や娘を好ましくなる描写を表現する時に非常に曖昧な点
靖子や美里の容姿の描写を詳しくしてもらえばよかったかな
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.310
(5pt)

せつない想い

一気に読み終わりました。映画の出演者を思い浮かべながら読めて映画が楽しみになりました
ストーリーの後半はタイトルから連想させるとおり、せつなくなってしまいました。
読んでる途中に、せつないと思わずつぶやいている自分がいました。
また、最初の出だしから内容の全貌は分かるのですが・・・・最後の決着は?
気になりながら読み進み、最後の結末を読んで・・・すごい、すごいと久しぶりに
他の人に薦めたくなりました。ぜひ一度読まれてはどうでしょうか?
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.309
(5pt)

前作から読むことをお奨めします。

ガリレオシリーズ3作目としての本作
『探偵ガリレオ』『予知夢』と異なり長編で題名も付け方が異なり
しかも深い。
今までが化学、物理トリックが主な手法で、どうアリバイを崩すのか?
と注意深く読んでいくと見事に作者のトリックにはまってしまいます。
湯川先生が推理小説を読まない理由(前作に書かれてます)
数多くのトリックを見せつけた理由
この本を書くための布石かもしれない。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.308
(5pt)

とても面白いです

初めて東野圭吾さんの作品を読みました。
もう本当にびっくりすることばかりでした。
最後は本当に驚きました。叫んじゃいました。
アリバイも完璧で…
刑事と同じ迷路にはまっていました。
映画もとても楽しみです!
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.307
(1pt)

東野圭吾と出版社(編集者)は新人類か、怠慢か?

古典ばかり読んでいてはバランスに欠ける。
現代のトップを走る作家がどんな本を書くのか。
何かと騒がしい『容疑者X…』を思い切って買ってみた。
 
一つのセンテンスが短いことにいやでも気づかされる。
「彼は〜外へ出た」「彼は〜曲がった」「彼は〜教師だった」
主語と動詞で構成されている見事な作家を私は知っている。アゴタ・クリストフの
『悪童日記』である。だがそれは練りに練られた最小の表現で最大のインパクトを与える
優れた叙述である。
東野圭吾が書く文章は人に説明を与える事が第一義に考えられているらしい。
ゆえに物語の何かを伝えるメッセージや説明と説明の間の情景と読者がそれによって感じる
高揚感、登場人物たちの会話の様子などすべてわれわれ読者が補わなければならない。
このかったるい体験を私は中学生の読書創作文で味わった。
それならば、彼の書く文章は中学生並みか。
編集者によって意図的に作らされたのか、これが彼の技量か(直木賞を取っている
のだからこれはおそらくうそであろう)、はたまた村上春樹のようにわざと容易に書こうと
努めているのか。私には判断が出来ない。
よって、私はこの本をまともに評価することが出来ない。
おそらく、この本を読むためには相当の訓練が必要だろう。
逆に始めからこういう形態の本を知った人には違和感がないのではないだろうか。
普遍的な日本語はまだたくさんあるが、文章のスタイルにはまだ改良の余地がある。
おそらくそこに編集者たちは目をつけたのではないか。
これが新しい文章スタイルならば私は受け入れることが出来ない。
コミュニケーションの世代間ギャップが本の中でも行われている事を初めて知った、
驚愕の一冊。
今後の出版会の動向に注目である。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.306
(4pt)

おもしろいです。

ミステリー愛読者ではないのですが、この本は非常に面白かったです。
展開はシンプルで、謎解きもさほど複雑ではないのでこの種の本が大好きな人には
物足りない内容かもしれませんが。
映画ももうすぐ公開されるので、見に行きます!
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121
No.305
(5pt)

ファンになりました

推理小説という枠を越えた、素晴らしい作品だと思います。一方的な片思いの相手のために殺人まで犯すというのは凡人には理解しがたいのですが、天才の思考とはそんなものかもしれません。石神の、悲しいまでの一途な思いに、涙が止まりませんでした。湯川の最後の一言、「せめて、泣かせてやれ」はこの物語のすべてが集約されているように思います。
東野圭吾は今までに何冊か読みましたが、文章が単調で、気のきいた言い回しがあるわけでもなく、それほど好きな作家ではありませんでした。しかし今回この本に出会い、評価は一変しました。年間100冊以上読むなかで、二年に一度あるかどうかの感動でした。今では東野圭吾のファンです。
容疑者Xの献身 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 容疑者Xの献身 (文春文庫)より
4167110121