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スープ屋しずくの謎解き朝ごはん



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【この小説が収録されている参考書籍】
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫)

スープ屋しずくの謎解き朝ごはんの評価: 3.75/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全20件 1~20 1/1ページ
No.20:
(3pt)

穏やかなミステリ

読書録「スープ屋しずくの謎ときごはん」3

著者 友井羊
出版 宝島社文庫

p29より引用
“ クーポンを持参する女性客が増えたこと
で、売り上げが増加したというデータは出て
いる。店長は喜んでくれていて、昨日の打ち
合わせではさらに女性客を集めたいと意気込
んでいた。”

目次より抜粋引用
“噓つきなボン・ファム
 ヴィーナスは知っている
 ふくちゃんのダイエット奮闘記
 日が暮れるまで待って
 わたしを見過ごさないで”

 オフィス街にあるスープ屋を中心に起こる、
穏やかな謎と事件を描いた短編連作ミステリ。
 社会人となって程々に時間を過ごした編集
者・奥谷理恵。窓ガラスに映る自身の疲れと
向き合っている時、彼女の気持ちを動かす香
りを感じた…。

 上記の引用は、登場人物が制作するフリー
ペーパーのクーポンについて書かれた一節。
クーポンがあるときに来店されたお客の内、
常連やリピーターになる率がどの程度なら、
広告費の値打ちがあるのでしょうね。今はと
にかく、病気が収まることが何よりです。
 話ごとにスープ屋以外の主要人物が入れ替
わる構成となっています、しかしまったく無
縁な人が出てくるのではなく、少しずつつな
がりのある人物であり、それに合わせて物語
世界も少しずつ広がりを見せます。
一話に出てきた編集者の女性が一番よく登場
していて、スープ屋店長と並ぶ主要人物になっ
ていくようです。

ーーーーー
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫)より
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No.19:
(5pt)

思った以上です

ふと見つけただけのきっかけでしたが、優しさの感じる文章と、読んでいても食べたくなる素晴らしいスープの描写、一見繋がらなそうなミステリー要素は、誰しもが抱く人間の心の問題と絡み合っていて、読んでいて、思った以上に込み上げてくるものがありました。子持ちであるのもあると思いますが、後半はもう、ぎゅっと胸がしめつけられましたし、結末もほっと胸を撫で下ろしました。自分ならなんと言うだろう…と、自らの事にも置き換えながら、この物語のように全ての家族が救われればいいなと願うばかりです。とても面白かったです。ありがとうございました。
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No.18:
(1pt)

不愉快な登場人物でした。もう読まないです。

登場人物達の行動が不愉快すぎます。

犯罪紛いの事や他人を陥れようとする言動が多く、それらをごめんなさいで済ませ、あっさり許され、後は皆仲良しでめでたしめでたし。

読み進めれば面白くなるのかと思い、我慢していましたが、3刊の前半で耐えられず読むのをやめました。

スープの表現も、どこかの誰かの文章を写しているかのようで、作者はこれらのメニューを作ったことも食べたこともないんだなと感じさせるものでした。(味噌汁とおにぎりの店のほうが良かったんじゃないか?)
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No.17:
(4pt)

安心して…

ホッと一息つける読み物をお探しの方、安心して、ホンワカ気分になれますよ!
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No.16:
(3pt)

暇つぶしに最適

この作者の作品をは、初めて読みましたが、まあまあ良いストーリーでした。
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No.15:
(4pt)

悩みを抱える人達の人間関係を修復し心も体も癒してくれる大人気の料理ミステリー第1弾です。

生きる事は食べる事とは誠に名言で人は確かに空腹だと元気が出ずにどうしてもイライラして機嫌が悪くなりますよね。本書の主役は柴犬に似た料理と推理の達人・麻野シェフですが、全編が女性の語り手による物語なのは著者が男性である事を考えると中々に凄い事だなと思えますよね。私も日頃からソリの合わない人と共に麻野シェフのスープを飲む事で仲直りできたらいいなと思いますが、こればかりは根が深くてそう簡単には行きそうにないのが辛いですよね。

『嘘つきなボン・ファム』化粧ポーチ消失の謎とギスギスとした職場の雰囲気を見事に推理するシェフ麻野。『ヴィーナスは知っている』好きな先輩の幸せを願う引き立て役の伊予ちゃんは偉い。『ふくちゃんのダイエット奮闘記』妹の様にスレンダーでなく、ふくよかな体形の姉ふくちゃんを愛する彼が何時か現れるでしょう。『日が暮れるまで待って』女の嫉妬は醜いけれど深く反省している事に免じて許してあげましょう。『わたしを見過ごさないで』シェフ麻野の過去の秘密とスープ屋しずく開店の経緯。理恵は麻野と露の父娘と家族になれるのでしょうか。
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No.14:
(3pt)

変則的なスタイル

他のビブリアクローン達は、おなじみさんがいて、そこに
第三者が関わって物語が進行していくスタイルですが

これはお店を訪れるお客さんの視点で物語が進行して
本来は主人公であろうスープ屋の主人が第三者という形で進行します。

ですので毎回毎回知らない人の物語が進行して
主人公であろう主人が勝手におせっかいと焼くということになるので
物語に感情移入できません。
だって知らない人の物語なんですもの。
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No.13:
(4pt)

続きも買えばよかった

11月の新刊に、以前読んで良かった友井羊の『スープ屋しずく』があり、買おうかと思った。
 だけど調べてみるとシリーズ3作目で、とりあえず1作目を読んでみてから、続きを読むのかは決めることにした。

 読み終えた今、後悔している。
 なぜ、続きを買わなかったのかと。

 ミステリーとしてもだけど、やっぱりスープをはじめとした食事のシーンが印象的だし、教えられた気がする。

 料理を美味しいと感じること、そう感じられる環境があることが一番幸せなことだと教えてくれる作目なので、是非多くの人に読んでもらいたい。
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No.12:
(3pt)

最後の話は面白かった

他のレビューでもある通り、日常の謎を解いていく短編集で、謎解きも割と簡単でスラスラと読めました。
暖かい雰囲気、謎解きというより出会いや人間関係や店の空間をメインにしたようなお話で、
謎解きはオマケ程度に思っていいと思います。(何個かは読者でも解る難易度です)
他のライトミステリーや青春ミステリーに比べると謎がメインで物語が進むのではなく、
恋愛小説にちょろっと謎が含まれてるだけみたいな感じです。(最後の話は除く)
スープの描写も難しくなく、あまり単語や材料をしらなくても美味しそうな感じは伝わってきます。
店の雰囲気もよくこんなお店で自分も朝食事したいなあっと思わせてくれました。

残念な点は毎話ごとに主人公がコロコロと変わり、ト書きやモノローグも「私は~」や「僕は~」等の一人称ではなく、
苗字や名前で書かれていまして、一人称以外にも関係ない第三者目線から物語を書いてる様な書き方で、
登場人物にあまり感情移入が出来ませんでした…。
例えば
「私は疲れて駅を降りた」
とかではなく
「田中は疲れて駅を降りたらしい」
みたいな、主人公の行動でもこの様な書き方をしてます。
先が気になる続きがみたい終わり方なので個人的にはずっと同じ主人公でたまに違う登場人物からの話、
それとちゃんとその主人公の気持ちがわかるような、
どう思ったのか、何故そういう行動を取ったのかわかる書き方で書いて欲しいなって思いました。

最後の話はト書きやモノローグが苗字で書かれている事は変わりませんが、主人公の気持ちや行動、
謎や緊迫感がきちんと描かれていて読んでいて楽しかったです。
簡単な話ばかりではなくこういう話をもっと増やしてくれたらなって思いました。
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No.11:
(4pt)

その先の展開が気になります・・・

とてもすらすら読めます!
スープの描写が細かく、どんなスープなのか簡単にイメージができます。
また、野菜の栄養についての知識も多く、この野菜にこんな効果があるのだなと感心もさせられます。

東京のとある一角で、
ひっそり早朝営業しているスープ屋「しずく」。
「しずく」を訪れるお客さんの悩みを軽快にひも解いていく
そんなストーリーになっています。

スープを飲めば身体が温まり、本を読めば心が温まります。
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No.10:
(5pt)

スープ

出てくるスープ是非飲んでみたいです。なかなかheavyな内容ですね
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No.9:
(3pt)

このミス大賞

題名のとおりで朝営業を密かにしてるスープ屋を中心に物語が展開されていきます。非常に読みやすいしミステリーとはいえ重たい感じは全然ありません。ただ謎解きがどうなるんだろうみたいなわくわく感がない感じがしたのが残念だし、五話で謎を解きするシェフの生い立ちなどを最後のまとめのようにしてますが1話〜4話とは違い力技で強引にもっていったような無理が気になりました。
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No.8:
(5pt)

温かい気持ちになります

心に寄り添って解決してくれる、温かい人たちが集まってくるスープ屋さん。 とても素敵な本に出会いました。
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No.7:
(3pt)

気楽に読める、旅先での本

旅行に行くと、そこで適当に読める本を良く買います。
読み捨てと言ったら言葉は悪いですが、そういう肩の凝らない
でも楽しいストーリーのもの。
まさにこの本も、そういうチョイスでぴったりでした。
皆さんも書かれてますが、スープの描写がとても細やかで
凄く美味しそうです。
店主もなかなか魅力的に描かれてますが、最後のストーリーに
少し気になる事がありました。
店主の謎に関わる事ですが、漫画家の岩本ナオさんの
「花の名前」にそっくりです。
ネタばれになるので詳しくはかきませんが、偶然の一致でしょうか。

あと、他の方もおっしゃってましたが、
表紙のイラストはイメージとずいぶん違う気がしました。
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No.6:
(5pt)

スープがグー

だいぶ暑くなって来たから読んでるとスープが飲みたくなりますが作るのをためらいますが食べたくなる作品です
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No.5:
(4pt)

もう少し続けて欲しかったなぁ・・・

よくできたライトミステリーだと思いました。スープの描写がたくみで、謎解きも嫌らしくなく、後味の悪い思いもしません。ライトミステリーというエンターテインメントの王道をいっていると思いました。2つばかり感想を書かせてください。

 まず第一は、この小説の購読層です。おそらく主人公の理恵より少し若くて、後輩の伊予よりは何歳か年上、ある程度仕事を任されていて仕事が面白くなってきたところだけれど、このまま30歳になるのは何となく不安。わたしたちの若い頃にはいなかった読者層だと思い、時代は変わったんだなぁと妙に納得してしまいました。これは書評ですから、こんなことを書くのは正確にはルール違反ですが、わたしのように還暦を過ぎた人間から一言アドバイスするなら、今目の前にあることだけでなく、20年後、30年後の貴女を思い描いてみることだと思います。きっと何かのきっかけになると思いますよ。

 第二点はこの小説の終わり方です。これはちょっと不満でした。第一話から第四話までは既出の作品で、最終話のみ書き下ろしのかたちになっています。この作者は物語の前半部分でかならずさりげなく謎解きの前振りになる部分を付け加えているのですが、麻野が妻の交通事故に関して完全には納得していないような振りがしてあって、これはそのままになっています。悟くんは最後までよく説明されないままの人物です。他にもあるのですが、わたしは作者は本当はこの物語をもっと書き継いでいくつもりだったのが、何らかの原因で一段落させざるを得なかった事情があったのではないかといぶかっています。そのために書き下ろされた最終章なのだろうと想像します。この小説はまだまだふくらみをもたせていけた小説だけにもったいない気がしてなりませんでした。
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No.4:
(5pt)

ぜひ続編が読みたいです!

まずスープがおいしそうだし栄養も色々かかれていて食べたくなります。
ほんとにこんなお店が近くにあったら私も週3は通っちゃいます♪
登場人物もそれぞれ魅力的で今後の進展が興味深いし続編をせつに期待します!
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No.3:
(3pt)

続編に期待したいです

最近この手の謎解きものが多いですね。古本屋とか。
で椴山も軽めの謎解きものは好きなので読みました。

本書には5話のストーリーがあるのですが、4話までは正直きつかったです。
謎解きのからくりも読み進む途中であらかたわかってしまうし、
他の方もご指摘の通り誤字が目立ちます。
その登場人物の漢字間違ったらダメでしょ、っていうトホホな誤りも。
5話目はこの作品の根幹に関わるエピソードで、これは読み応えがありました。
ただ、ここに到達する前に本を閉じちゃう人もいそうだなあ。
スープの描写は食欲を誘いますよ。
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No.2:
(5pt)

謎とスープ!

美味しくて暖かくて、こんなお店が近くにあればとうらやましくなりました。ポトフ食べたい!

私の買ったのは初版ではなかったのですが、他の方のおっしゃっていたような誤字は直されているのか、とくに気になりませんでした。
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No.1:
(3pt)

各章、どんでん返しはあれど・・・

表紙のイラストとタイトルに惹かれて購入しました。
各章にいろんなスープが出てきて、その説明や「どんな栄養が取れる」と書いてあって、ちょっとしたレシピにもなる文庫。

1章を読んだ後にスープを飲みたくなったので、実際昼食に簡単なスープを食べ?ました。
どの章もおもしろくて1日で一気に読んだんですが、それぞれの結末が、えっ?おっ?と思わせられるような感じです。
ラストの章なんて特に、結構すごい展開で話が進んでいくので、ついていくのが大変でした。
「あ~そういうことか!」って驚く場面がいっぱい。

ただねぇ・・・所々に誤字だらけで、よくこれで書店に並んだなぁってくらい。
書いた本人や編集の人は、店頭に出る前に一度全部を試し読みして、誤字を確認しなかったのかよって、
読み進めながら何度も「ん?ん?」と疑問を感じました。(誤字の場所は、実際に読んでみたらわかると思います。)
これじゃあ、作家や編集者って、どんな手抜きな仕事してるんでしょうかって疑いたくなりますね。

結果、最後はハッピーエンドみたいに書いてあるけど、個人的な意見としては、ただ単に
「このスープ屋はひっそりと開店していて、色んな人の心を癒しますよ。みなさんもそんなお店を見つけてみてくださいね。」的な
シンプルな仕上げにしてほしかった気もする。
あと、本に出てきたスープのレシピを写真付きで入れるとかね。
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫)Amazon書評・レビュー:スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫)より
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