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暗闇への祈り
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暗闇への祈りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ローカルゆえの、きれいごとじゃない等身大のストーリー展開が入りやすかったです。私は今作から読みまず「自分とは違う」主人公が掴めて、シリーズの人気があるのは分かりました。今からでも、私もこういうキャラになろうかなと少し、憧れもありますね。。ドラマチックではなく、「都合のいい展開」にならずありそうで、まさに灯台下暗しだと思いました・・私には独特の佇まいを醸して、色々読んだなかでは若い作家の、ドライな感覚ですね!! 作者は理系出身で、私にはそれまでの感覚が反転してしまうところも、他の地元小説とは違いました。素直で一見淡々とした描写とは裏腹に、特に青木達也を通して、心の拠り所を冷静に見つめ直しました。自身のことの感触と同じように、言葉にしにくい微妙で割り切れない空気感は、ローカルならではです!この堅実さが目を覚ましてもくれ、人々の本質を炙り出したと思います。クールな涼子もフラットに依頼に向き合い、ある種何でもありの親しみやすい距離感が良かったです。。 登場人物たちのように、悩みながらも生きた街の野菜サンド、天白のアパートに、知らない頃の西部・・ 生粋の地元民でないため私は美化していたこと、プラス飴と鞭を使い分ける視点を持てました。描写でもある好きな作品を見て頑張るだけではなく、もう少し超えて黒さもエネルギーにする感覚が、全体で分かりました。(部分的には、ホワイトな思い出だけをチャージしたいのもあるけれど!) 人は例え晩年から住んだところに、いちばん郷土愛をもってもよく、要は何でもその捉え方が大切です!この水不足の頃は離れていた街だからこそ、それぞれの地元小説がやはり、清濁併せ吞むエネルギーになると感動しました! また、当時の児童文学にも見られた優しいタッチの挿絵が大好きで、どれも回想できるものが詰まった本ですね♡ | ||||
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図書館で帯の着いていない状態で「無伴奏」をかりて「これは名作!」とおもったらなんと20年続いているシリーズの4冊目だった!ショックで若い頃の阿南と、2冊目で出てくる同じく20年続いている藤森涼子のシリーズ大人買いです。主人公達の成長?年輪?を高速でなぞっています。話の内容もさることながら。どれもその年齢時代風景の描写がすばらしい。 | ||||
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