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黄色の間の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ミステリマガジンに分載された翻訳をポケミス化したもの。ラインハートの晩年の作品であり、読者をいらつかせる「知ってさえいたら派」らしさはだいぶ解消されている。ただ、それでも登場人物の非協力的な態度は目に余る。取るに足らない理由で情報を隠し、あるいは探偵の妨害をして、いたずらにページを消費していく。許せない。物語を長引かせる要因はもう一つある。無能な警察である。第二次大戦下で警察も人手不足なのはわかるが、もっときちんと捜査すればすぐに犯人が分かったのではないか。しかし、これらのポイントに目をつぶれば、かなり上質の推理小説であることは間違いない。綿密に計算されたストーリーは派手さこそ欠けるものの、読者を満足させてくれるだろう。 | ||||
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