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湯船盗人
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湯船盗人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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シリーズ始まって以来、初めて卯之吉が自発的に同心稼業を行います。とわいえ定番展開ですすむのですが、湯桶盗人の理由の説得力が不十分なことと話が短めなところが少し物足りないですね。 | ||||
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テレビでも放送しており、本も興味があった。満足の内容だった。 | ||||
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ますます、この先が楽しみになってきた。ちょっとした蘊蓄も、嬉しいですね | ||||
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いきなり事件の山場から始まる今作。物語はその10日も前に遡ってから進んでいく。タイトルから盗賊団の話かと思えば、三つも四つも謎が重なってなかなか先が読めない展開でした。お家騒動は時代劇でお馴染みですが、同心の立場でそこに斬り込んでいけるのはやっぱり卯之吉ならではの痛快劇ですね!銀八のココロのツッコミも磨きがかかってきました。今回地味に注目したのは、源さんがすっかり事件や捕物に傾倒しているところ。暇だから、と言う理由だけでは片付かない熱い武士道と正義感にときめきます。 そして周りに頼もしい逸材が揃っているので安心と言えば安心なのですが、まだ捕まっていない悪党の影がチラつくと心配になってきます。(巻を追うごとにお祖父様の気持ちにもなり…)次回も放蕩っぷりとたまに冴える推理力を見せて欲しいと思います。 | ||||
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この作品のシリーズは、全巻持っています。若旦那で同心の彼が周囲に辣腕と誤解されつつ、でも結局は彼の推理や行動が事件を解決する、面白い!! | ||||
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綺麗な本でした。評価が落ちる事を懸念してか梱包が過剰かもしれませんね。 | ||||
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どうもこのシリーズは、巻によって当たり外れがあるようです。 もちろん読者それぞれの心の中の当たり外れであり、政治のように読者の「大筋で合意」 というものではありません。 前の巻ではなんだか物足りなかったのですけど、今巻は、もしかして卯之吉が同心に 目覚めたのかなと思うくらい、よく動き回ったり勘が冴えたりしていました。 それでも、周りの人に、岡っ引きに向いているとかまるでお役人様みたい…など言っている 辺りは、相変わらず卯之吉に同心の自覚無しか?と思ってしまいます。 今後も当たり外れはしかたのないものとして、楽しみに読んでいきます。 | ||||
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毎回商品の到着がかなり早いです。対応もバツグンですので引き続き利用したいと思います。 | ||||
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「千両役者捕物帳」と被っていると以前に指摘させて戴きましたが、 このシリーズもそろそろ限界かと思います。 その気持ちが作者にあるのか筋書きが中途半端な気がします。 大富豪同心の面白味が半減したんじゃないでしょうか? | ||||
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これまでは「やる気のない」卯之吉が、事件に巻き込まれて受け身で動いているうちに、敵側、味方側の大いなる勘違いによって、事件は解決、ヒーローにまつりあげられる、というおかしみが売りだったシリーズです。 しかしこの巻あたりから、さすがにそれではいつかボロが出ると作者も考えたのか、卯之吉がいよいよ本気を出しはじめます。 事件そのものは、ある仕舞屋の「湯船」を盗んでくれ、と頼まれた俳諧師、天竜斎が、医者に化けてそれを買い取ろうと持ちかけたものの、突然刺殺されてしまうというもので、もともと天竜斎とは面識のあった卯之吉は、珍しく真剣に事件解決に乗り出します。 幇間の銀八、若様源之丞、遊び人(実は寺社奉行書大検使)朔太郎らにフォローされながら、捜査の「まねごと」をはじめる卯之吉。三国屋の若旦那とばれてはまずいので、容疑者の取り調べには、美鈴を傀儡にたてて座らせ、屏風のかげから問いただしたり、源之丞といっしょに二件目の湯船事件に取り組みに出かけると、えらそうな若様、源之丞のほうが風烈見廻の与力に見えたり、と情けない場面もあります。 胃腸が弱くて冬は冷たいものが食べられない、寒がりでお尻までかぶさらない同心羽織が着られないなど、卯之吉のヘタレながらも悪びれない同心ぶりがおかしく、しかし三国屋の若旦那ゆえの天然の貫禄もあり、最後には祖父の財力に訴えて事件を収拾します。 読みどころですが、ひとつはもちろんこの「新」卯之吉の覚悟で、取り調べをしながら「はて? あたしはどうしてこんな物々しい言葉づかいをしているのですかねえ?」と自分につっこんだりするあたりが楽しいこと(以前なら、それすら思わず、ただなりゆきで、芝居で観た同心のまねをするだけでしたが)。 これまでの虚像のヒーローから脱し、息を切らして走ったりしながら、「同心様の真似事なんかするんじゃなかったよ」とぼやく生身の卯之吉。そして孫をほめあげつつ、すごみをきかせて犯人を締め上げる祖父の三国屋の芝居っ気。 美鈴のあせりも含めて、人間関係のバランスもすこしずつ変化してきています。 もうひとつは湯船盗人の謎。これも芝居がかってはいますが、あっと驚くラストで納得しました。 新局面に入ったこのシリーズ、性根が据わってきた卯之吉の今後のしなやかな活躍が楽しみです。 | ||||
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