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白い服の男
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白い服の男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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SFと呼ぶには恥ずかしすぎる、ご都合、不勉強、突っ込み不足。 | ||||
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表題作『白い服の男』について 読んでいて爽快感がなく、むしろ不快感・嫌悪感を抱かせるような展開で、結末も腑に落ちません。一体この作品は、何を表しているのか分かりません。 ウィキペディアにも「星の真意は不明であるが」との記述があります。 言葉狩りのような偽善行為を批判しているのでしょうか。 言葉狩りを批判して一時期断筆宣言されていた筒井康隆さんの作品だとしたら、納得できたのかもしれません。 しかしよく考えれば、「白い服の男」的展開は、実は2014年の日本で進行中なのではないかと。 一新聞社による一つの証言の撤回によって、日本の政権及びその御用マスゴミによる、歴史的事実全てをなかったことにし・歴史を都合よく改竄しようとする試みが開始され、強力に進行中です。 歴史教育や歴史教科書の介入から始まり、過去の政府見解まで、全てが書き換えられようとされています。 それに呼応するかのように、大き目の書店に行けば、そういった本がコーナーを作って嫌というほど並んでいます。そのコーナーだけ日本の軍国主義独裁制を先取りしているようです。いずれはその風潮が他のコーナーに広まっていくのでしょうか。 この苛烈な思想統制・思想弾圧の象徴は「白い服」ではなく、「黒い服」「灰色の服」「茶色の服」「カーキ色の服」「迷彩色の服」。それとも、「アベ色の服」でしょうか。 星新一さんが本書を執筆された時代、戦後民主主義の風潮が強かった時代だったのでしょう。 しかし世の中の風潮は大きく変わり、本作品とは正反対の状況で「白い服の男」的状況が実現しているのではないでしょうか。 もし今の時代に星新一さんが存命であったら、もっと違った内容の作品を描かれたのかもしれません。 | ||||
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