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脅迫された継娘
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脅迫された継娘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ペリー メイスン第70話。過去の過ちと湖上の黙劇。恐喝に対応する四つの方法。濃い霧が全てを隠します。法廷シーンは予審。メイスンは地元新聞の記者を煽って真相にたどり着きます。全体的に芯が欠けたぐんにゃりした印象。担当区外なのでバーガーもトラッグも出てきません。銃は38口径6連発リヴォルヴァー、スミス・アンド・ウエッソン製、シリアル133347(最初「携帯許可番号」あとの方では「銃器ナンバー」と訳されています。原文を見たら最初の方はシンプルにa Smith and Wesson .38-calibre revolver, No. 133347で「携帯許可」に該当する単語はありませんでした…) このシリアルは「歌うスカート」に続き2回目の登場です。 | ||||
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ペリー・メイスン・シリーズの1963年の第70作。叩き上げの大実業家バンクロフトがメイスンに助けを求める。彼自身の過去の秘密をネタに、結婚を間近に控えた継娘のロージーナに脅迫状が届いた。この秘密がおおやけになれば、スキャンダルで継娘の結婚話はご破算になるかも…と心を痛めるバンクロフト。即座に行動を開始したメイスンは、大胆な作戦で恐喝者に痛烈な一撃を加えるが、事件の背景は予想外に複雑で…。 序盤のメイスン対恐喝者の戦いが、スリリングでとてもおもしろかった。恐喝事件の背景に意外なひねりがあるのも読ませる。後半の殺人事件は、推理物としてはさほどではないが、真犯人を罠にかけるメイスンの鮮やかなお手並みは、いつもながら爽快である。 余談だが、裏表紙のあらすじ紹介は、小説の内容と合っていない。紹介文の筆者は、第1章だけ読んで、後は想像で書いたようだ。まあ、ネタバレよりはましだけど…紹介より実際の方がおもしろかったのは何よりである。 | ||||
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