オススメ?ダメダメ? 推理小説(ミステリ)について読書管理や感想を書いていく書評サイトです。 はじめての方はこちらからどうぞ。 サイトの要望はこちらからどうぞ。
2026年度雑誌ランキング
会員機能
その他
テスト稼働中自由に遊んでみてください!
【月村了衛】
【この小説が収録されている参考書籍】
【この小説が載っている参考書籍】
黒警の評価:
4.12/5点 レビュー 17件。 C ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.12pt
絞込み:
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
一昔前のダメな香港ノワール映画の粗筋みたいな小説だった。
どうも『機龍警察』の脳内イメージが強すぎて、いつどのへんからキモノが現れるのか・・・という不思議な期待感を抱きつつ読んでしまった。もちろんそうした仕掛けは一切なく、普通のちょっとノワールな警察小説。
滑り出しはそこそこ面白くなりそうで、雰囲気と匂いだけはいい感じだったのだが、ほぼ何も話が進展しないうちに話が中盤を過ぎてしまい、思わせぶりな仕掛けは一瞬で回収され、あれれのれ??といううちに、なんだかよくわからない終末を迎えた。
機龍警察の魅力でもあった、背骨のきっちりした警察小説の雰囲気だけは湛えているのだが、結局のところ一昔前のダメな香港ノワール映画みたいな雑な展開に。これで主演がチョウ・ユンファだったりすれば、主役の魅力でそれもまた良しなのであろうが、小説なのだからちょっといただけない。
基本的に、そうした映画の粗筋みたいな小説だった。
この作家は機龍警察に魂の全てを抜かれているのに違いない。
そう思って続編を待つことにしよう・・・。