線の波紋

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

線の波紋の評価:

2.38/5点 レビュー 13件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点2.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 21〜30 2/2ページ
No.10
(3pt)

実に惜しい一作

女児誘拐事件、微笑殺人事件という
二つの主軸にかかわる人たちを描いた4つの連作。
短編集と呼ぶほどには独立しておらず、
一つの話ですが1話ごとに視点人物が異なる
といったほうがふさわしいかも。

異なる話題に共通点を匂わせながら
事件の鍵としていく展開は、相当に考え、
練って作られている感じがしました。
何がどうつながりどの伏線がどう回収されるのか、
団体や企業のリアルな側面も描かれ、
2話目まではものすごく興味をもって
読み進めることができました。

他の方も書かれていますが、
本当に惜しいなあと思ったのは、3話目の女刑事の
恋の話。それまで積み上げられたリアリティが、
ガラガラと音を立てて崩れていきました。
さすがに、100人中95人くらいの人は、
あの恋には納得いかないでしょう。
有能な刑事があのキモイ男の本性に気づかないなんて。

あとの布石や展開がすごく素晴らしかっただけに、
東野圭吾さんの「新参者」のような名作になる
予感もあったのですが、実に惜しい……。
線の波紋 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 線の波紋 (小学館文庫)より
4094087729
No.9
(3pt)

実に惜しい一作

女児誘拐事件、微笑殺人事件という
二つの主軸にかかわる人たちを描いた4つの連作。
短編集と呼ぶほどには独立しておらず、
一つの話ですが1話ごとに視点人物が異なる
といったほうがふさわしいかも。

異なる話題に共通点を匂わせながら
事件の鍵としていく展開は、相当に考え、
練って作られている感じがしました。
何がどうつながりどの伏線がどう回収されるのか、
団体や企業のリアルな側面も描かれ、
2話目まではものすごく興味をもって
読み進めることができました。

他の方も書かれていますが、
本当に惜しいなあと思ったのは、3話目の女刑事の
恋の話。それまで積み上げられたリアリティが、
ガラガラと音を立てて崩れていきました。
さすがに、100人中95人くらいの人は、
あの恋には納得いかないでしょう。
有能な刑事があのキモイ男の本性に気づかないなんて。

あとの布石や展開がすごく素晴らしかっただけに、
東野圭吾さんの「新参者」のような名作になる
予感もあったのですが、実に惜しい……。
線の波紋 Amazon書評・レビュー: 線の波紋より
4093881502
No.8
(1pt)

あんな女刑事いるのかな

よくできた連作だと思うのですが、女性巡査がモヤシ男(実はロリコン)に惹かれて、辞職まで決意するというのにリアリティがなくて興ざめでした。
仕事を抜け出して彼氏と無駄話、手錠までかけてしまうなんて「ふざけるのもいい加減にしろ」という感じ。
この作者の人情話的ミステリは嫌いではありませんが、今回はダメでした。同じ女性として、全然共感できない登場人物でした。
線の波紋 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 線の波紋 (小学館文庫)より
4094087729
No.7
(1pt)

あんな女刑事いるのかな

よくできた連作だと思うのですが、女性巡査がモヤシ男(実はロリコン)に惹かれて、辞職まで決意するというのにリアリティがなくて興ざめでした。
仕事を抜け出して彼氏と無駄話、手錠までかけてしまうなんて「ふざけるのもいい加減にしろ」という感じ。
この作者の人情話的ミステリは嫌いではありませんが、今回はダメでした。同じ女性として、全然共感できない登場人物でした。
線の波紋 Amazon書評・レビュー: 線の波紋より
4093881502
No.6
(1pt)

誰かが誰かを守ろうとする物語

点が連なり線となる。
女児誘拐事件と「微笑み」殺人事件。
このふたつの事件を、被害者・加害者の周囲の人間たちの
目線から追った連作短編集。
一話読み終わるごとに事件の裏が読み解けていく構成。
でもすべてがつまらない。
駄作だと思います。
線の波紋 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 線の波紋 (小学館文庫)より
4094087729
No.5
(1pt)

誰かが誰かを守ろうとする物語

点が連なり線となる。
女児誘拐事件と「微笑み」殺人事件。
このふたつの事件を、被害者・加害者の周囲の人間たちの
目線から追った連作短編集。
一話読み終わるごとに事件の裏が読み解けていく構成。
でもすべてがつまらない。
駄作だと思います。
線の波紋 Amazon書評・レビュー: 線の波紋より
4093881502
No.4
(3pt)

味わい深いミステリーだが・・・

『傍聞き』もそうだったが、細部にまでよく伏線が練られている。

 ただ、ご都合主義的な部分も多々見られた。子育ての経験がないのでよくわからないのだが、
2歳にも満たない幼児に、文中で表されるような理解力や表現力があるのか? 
まあ、この設定が崩れてしまうと、話すべてが成り立たなくなってしまうのだが。
 もう一つかなり強引だと思ったのが、あれほど優秀な女性刑事があんな男に魅かれるのか?
客観的に見てかなりキモイ男なのだが・・・
  
 以上の点が特に引っかかったが、あまり気にせずに読めば、普通以上には面白い作品。
線の波紋 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 線の波紋 (小学館文庫)より
4094087729
No.3
(3pt)

味わい深いミステリーだが・・・

『傍聞き』もそうだったが、細部にまでよく伏線が練られている。

 ただ、ご都合主義的な部分も多々見られた。子育ての経験がないのでよくわからないのだが、
2歳にも満たない幼児に、文中で表されるような理解力や表現力があるのか? 
まあ、この設定が崩れてしまうと、話すべてが成り立たなくなってしまうのだが。
 もう一つかなり強引だと思ったのが、あれほど優秀な女性刑事があんな男に魅かれるのか?
客観的に見てかなりキモイ男なのだが・・・
  
 以上の点が特に引っかかったが、あまり気にせずに読めば、普通以上には面白い作品。
線の波紋 Amazon書評・レビュー: 線の波紋より
4093881502
No.2
(4pt)

癒しの推理短編小説

長岡弘樹の作品は、デビュー以来ずっと一貫したテーマがある。

癒しである。ある書評で「枯れた文章」という指摘があったが、本当に枯れた味わいのある文章なのである。必ずどこかにあたたかい目があり、殺人事件のような殺伐とした題材においても、我々はどこか救われるのだ。

このまま「救い」の物語をこれからも発表してもらいたいが、欲を言えば長編それも本格推理も書いてもらいたいと思う。長岡弘樹はこれからうまく成長すれば、ミステリー界の山本周五郎にもなれるかもしれない。
線の波紋 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 線の波紋 (小学館文庫)より
4094087729
No.1
(4pt)

癒しの推理短編小説

長岡弘樹の作品は、デビュー以来ずっと一貫したテーマがある。

癒しである。ある書評で「枯れた文章」という指摘があったが、本当に枯れた味わいのある文章なのである。必ずどこかにあたたかい目があり、殺人事件のような殺伐とした題材においても、我々はどこか救われるのだ。

このまま「救い」の物語をこれからも発表してもらいたいが、欲を言えば長編それも本格推理も書いてもらいたいと思う。長岡弘樹はこれからうまく成長すれば、ミステリー界の山本周五郎にもなれるかもしれない。
線の波紋 Amazon書評・レビュー: 線の波紋より
4093881502