フリーター、家を買う。

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フリーター、家を買う。の評価:

3.70/5点 レビュー 140件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.70pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全282件 221〜240 12/15ページ
No.62
(4pt)

予定調和もまたよし

「植物図鑑」にはじまって,氏の作品は3作目。
氏自らが公言しているように,氏の作品はライトノベルであり,
気軽に読破できる点が最大の特徴及び利点。
逆に,それが軽く感じられるときもあるけれど,
そういうとき,またはそう感じる人は読まなければいいわけで,
それが作品の欠点にはならない。
フリーターの起死回生の物語,という斬新な切り口ではあるが,
周囲(特に父親)のアドバイスや本人の頑張りによって徐々に
事態は好転していくサクセスストーリー。
予定調和といえばそれまでだが,そこがまた心地よい。
軽く恋愛話も入っているが,氏のスタンスなのか不得手なのか,
どうしてそういうことになったのかがよく分からない。
加えて,どこか尻切れトンボな点も,「植物図鑑」をはじめ
多くの作品に見られるところ。
よって,その点でポイントを減じた。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.61
(4pt)

予定調和もまたよし

「植物図鑑」にはじまって,氏の作品は3作目。
氏自らが公言しているように,氏の作品はライトノベルであり,
気軽に読破できる点が最大の特徴及び利点。
逆に,それが軽く感じられるときもあるけれど,
そういうとき,またはそう感じる人は読まなければいいわけで,
それが作品の欠点にはならない。
フリーターの起死回生の物語,という斬新な切り口ではあるが,
周囲(特に父親)のアドバイスや本人の頑張りによって徐々に
事態は好転していくサクセスストーリー。
予定調和といえばそれまでだが,そこがまた心地よい。
軽く恋愛話も入っているが,氏のスタンスなのか不得手なのか,
どうしてそういうことになったのかがよく分からない。
加えて,どこか尻切れトンボな点も,「植物図鑑」をはじめ
多くの作品に見られるところ。
よって,その点でポイントを減じた。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.60
(4pt)

大人になったら見えること

子どもの頃にわからないことってあるよね。
それが子ども時代なのんだと思うけど。
主人公がどっぶりフリーターの生活からかわっていく。
そんな力量はフリーター生活で養われたのかな?
家に生まれ、家に育ち、そして家を基点に外の世界へ。
すべてがうまくいくなんて人生じゃないし・・・
生身の人間が住む町もそれぞれの表情がある。
どこの町内にもいる覗き趣味の暇ババァ。
ここまでひどくないけど・・・
それが町で生きるってことなのかな?
せつない気持ちと働くってことと・・・
家を守るってことはある程度、大人になったらしないとね
そんな感じの話。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.59
(4pt)

大人になったら見えること

子どもの頃にわからないことってあるよね。
それが子ども時代なのんだと思うけど。
主人公がどっぶりフリーターの生活からかわっていく。
そんな力量はフリーター生活で養われたのかな?
家に生まれ、家に育ち、そして家を基点に外の世界へ。
すべてがうまくいくなんて人生じゃないし・・・
生身の人間が住む町もそれぞれの表情がある。
どこの町内にもいる覗き趣味の暇ババァ。
ここまでひどくないけど・・・
それが町で生きるってことなのかな?
せつない気持ちと働くってことと・・・
家を守るってことはある程度、大人になったらしないとね
そんな感じの話。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.58
(4pt)

トラウマを真っ当な方法で克服するストーリー。

タイトルが今の世相を反映した読んでみたくなるような題です。
頭から「フリーターじゃ家は買えない」と思う人もいるかもしれませんが、まぁ読んでみたらわかります。

フリーターがやがて正社員になって家を買う話です。
フリーターでも家が買えるんだ!是非その方法を・・・とかいう理由で本を買ってもそんな方法はありません。

小説ですしね。

それよりも、(実際主人公は正社員になって家を買うわけですが)よくありがちな権威主義の父親、フリーターの若者、近所のイジメ、よく出来た姉。

いろんなよくありがちな、しかし根の深い問題やトラウマが根底にあってそのトラウマ全部、真面目に克服していく成長ストーリーでもありました。
しかもごく真っ当な方法で。

私自身、父との問題やもっとしっかりしなくちゃならない自分ということで、自分を重なりその分だけ感情移入して泣けてきました。

巻末の方の恋愛模様も真面目さに好感が持てます。
本当の言葉を話す2人。いいですね!
この作者の本は初めて読んだのですが、よかったので、「シアター」も読みました。
幅広いストーリーを紡ぎだす作家さんだと思いました。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.57
(4pt)

トラウマを真っ当な方法で克服するストーリー。

タイトルが今の世相を反映した読んでみたくなるような題です。
頭から「フリーターじゃ家は買えない」と思う人もいるかもしれませんが、まぁ読んでみたらわかります。

フリーターがやがて正社員になって家を買う話です。
フリーターでも家が買えるんだ!是非その方法を・・・とかいう理由で本を買ってもそんな方法はありません。

小説ですしね。

それよりも、(実際主人公は正社員になって家を買うわけですが)よくありがちな権威主義の父親、フリーターの若者、近所のイジメ、よく出来た姉。

いろんなよくありがちな、しかし根の深い問題やトラウマが根底にあってそのトラウマ全部、真面目に克服していく成長ストーリーでもありました。
しかもごく真っ当な方法で。

私自身、父との問題やもっとしっかりしなくちゃならない自分ということで、自分を重なりその分だけ感情移入して泣けてきました。

巻末の方の恋愛模様も真面目さに好感が持てます。
本当の言葉を話す2人。いいですね!
この作者の本は初めて読んだのですが、よかったので、「シアター」も読みました。
幅広いストーリーを紡ぎだす作家さんだと思いました。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.56
(3pt)

今働いている人には後味が良くない

まあ、ファンタジーです。
バイト先で見初められ、正社員になれるとか、そこで自分のスキルがバリバリ活かせるとか、あまりありえません。
主人公の退職〜フリーター〜半ひきこもりのくだりは読んでて不快になります。
Story Sellerにも非常に読んだ後に気分がよろしくなくなるモノが有りましたが、もっとカラッと書くかもっとダークにするかが良かったと思います。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.55
(3pt)

今働いている人には後味が良くない

まあ、ファンタジーです。
バイト先で見初められ、正社員になれるとか、そこで自分のスキルがバリバリ活かせるとか、あまりありえません。
主人公の退職〜フリーター〜半ひきこもりのくだりは読んでて不快になります。
Story Sellerにも非常に読んだ後に気分がよろしくなくなるモノが有りましたが、もっとカラッと書くかもっとダークにするかが良かったと思います。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.54
(4pt)

フリーター成長記

主人公の誠治は二流の私立文系で3ヶ月で最初に勤めた会社を辞めた後、次の仕事が見つからずフリーターとして職を転々としており、家では酒癖の悪い父親と常に大喧嘩。その最中に母親は昔ながらの近所の家族からイジメと仲の悪い父子の間にはさまって心労で重症の鬱病にかかってしまう。
かなり絶望的な状況だが、さすがライトノベル作家の有川氏で、ここから主人公が徐々に立ち直っていく様子を軽妙なタッチで描いている。軽妙ではあるが、主人公が父親との関係改善を通して、自分自身の弱さを悟り、成長していく姿には共感できるし、素直に応援してしまう。
従来読んだ著者の作品は「海の底」や「図書館戦争」シリーズなどSF色の強い内容であったが、本書は現実的なテーマを著者の持ち味のライトな感覚で描いており、いい作品だと思う。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.53
(4pt)

フリーター成長記

主人公の誠治は二流の私立文系で3ヶ月で最初に勤めた会社を辞めた後、次の仕事が見つからずフリーターとして職を転々としており、家では酒癖の悪い父親と常に大喧嘩。その最中に母親は昔ながらの近所の家族からイジメと仲の悪い父子の間にはさまって心労で重症の鬱病にかかってしまう。
かなり絶望的な状況だが、さすがライトノベル作家の有川氏で、ここから主人公が徐々に立ち直っていく様子を軽妙なタッチで描いている。軽妙ではあるが、主人公が父親との関係改善を通して、自分自身の弱さを悟り、成長していく姿には共感できるし、素直に応援してしまう。
従来読んだ著者の作品は「海の底」や「図書館戦争」シリーズなどSF色の強い内容であったが、本書は現実的なテーマを著者の持ち味のライトな感覚で描いており、いい作品だと思う。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.52
(4pt)

有川浩、新たな分野へ挑戦!

はじめは暗い話だけど、だんだん光がさしてくるので読む進めるのに苦痛はありません。

特に主人公と一緒に働くおっさんたちが、
父親との付き合い方を主人公にアドバイスする場面ではハッとさせられました。
実は私も自分の父親の時代に合わない頑固でかたくなな考え方に日々悩まされているので、
おっさんの言葉はそのまま私と父親の関係を円滑にするアドバイスにもなり・・・。
この本の本来のテーマは「若者が母のために一人前の男になっていく姿を描く」なんだろうけど、
私にとっては「父親との付き合い方」の方で参考になったんですよね。
自分の考えばかりを押しつけるだけじゃなく、相手の弱点をわかって認めてあげることが人間関係を良くするためのヒント。
言葉の選び方ひとつでもだいぶ違ってくるようです。

これから就職活動をする人には参考になることも多い。ある意味、就職活動の参考書といってもいいかもしれません(笑)
主人公が出来すぎな感じはしたけど、有川浩の新たな分野への挑戦としては成功といえると思います!
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.51
(4pt)

有川浩、新たな分野へ挑戦!

はじめは暗い話だけど、だんだん光がさしてくるので読む進めるのに苦痛はありません。

特に主人公と一緒に働くおっさんたちが、
父親との付き合い方を主人公にアドバイスする場面ではハッとさせられました。
実は私も自分の父親の時代に合わない頑固でかたくなな考え方に日々悩まされているので、
おっさんの言葉はそのまま私と父親の関係を円滑にするアドバイスにもなり・・・。
この本の本来のテーマは「若者が母のために一人前の男になっていく姿を描く」なんだろうけど、
私にとっては「父親との付き合い方」の方で参考になったんですよね。
自分の考えばかりを押しつけるだけじゃなく、相手の弱点をわかって認めてあげることが人間関係を良くするためのヒント。
言葉の選び方ひとつでもだいぶ違ってくるようです。

これから就職活動をする人には参考になることも多い。ある意味、就職活動の参考書といってもいいかもしれません(笑)
主人公が出来すぎな感じはしたけど、有川浩の新たな分野への挑戦としては成功といえると思います!
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.50
(5pt)

おすすめ!

題名を見たときは、「フリーターが家を購入して苦労する話」かと予想していたのですが、内容では家を購入するまでの話でした。
町内のいじめで病んでしまった母親のために、フリーターである息子(主人公)が一念発起して就職、父親との和解する話です。家を購入することが目的ではありますが、そのために家探しで奔走する話ではありませんので、ご注意を。
町内でのいじめ、家庭内不和、就職困難、精神疾患と出だしは重いテーマですが、作者特有のタッチでしんみりと読みづらい感じはありません。
読み終えた後で、もう一度読み返したくなる作品です。ぜひ手にとって見て下さい。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.49
(5pt)

おすすめ!

題名を見たときは、「フリーターが家を購入して苦労する話」かと予想していたのですが、内容では家を購入するまでの話でした。
町内のいじめで病んでしまった母親のために、フリーターである息子(主人公)が一念発起して就職、父親との和解する話です。家を購入することが目的ではありますが、そのために家探しで奔走する話ではありませんので、ご注意を。
町内でのいじめ、家庭内不和、就職困難、精神疾患と出だしは重いテーマですが、作者特有のタッチでしんみりと読みづらい感じはありません。
読み終えた後で、もう一度読み返したくなる作品です。ぜひ手にとって見て下さい。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.48
(4pt)

内容は重いが、前向きな気持ちになれる

大学卒業後、初めて就職した会社をたった3ヶ月で辞めた・・・。そのあとは気楽な
フリーター生活。いやになったらいつでも気軽に仕事を変える。母寿美子の異変にも
まったく気づかない。そんな誠治に、姉亜矢子の怒りが爆発!誠治は、母のため自分の
ために人生を本気で考え始めるのだが・・・。

無責任な夫誠一。フリーターで気ままな生活を送る息子誠治。嫁いでしまった、頼りに
なるはずの娘亜矢子・・・。そしてさらに、20年来の近所つき合いの悩みが寿美子を
追いつめ、彼女の心は限界に達した。崩壊しかかっていた家族だったが、これを機会に
少しずつ少しずつ家族関係が修復されていく。別の角度から見ることで分かってきた
誠一の気持ち。誠一に対し頑な態度だった誠治の気持ちも、変化していく。それと同時に、
自分の人生を本気で考え始めていく。そして、彼はある決心をする・・・。そこからの
誠治のふんばりがすごかった!
心を病んでしまった人を抱えての生活は大変だと思う。だが、家族は心をひとつにし、
必死に乗り越えようとする。寿美子に笑顔が戻る日も、そんなに遠いことではないのかも
しれない。扱っている内容は暗く重いが、読んでいると前向きな気持ちになっていく。
そんな感じのする作品だった。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.47
(4pt)

内容は重いが、前向きな気持ちになれる

大学卒業後、初めて就職した会社をたった3ヶ月で辞めた・・・。そのあとは気楽な
フリーター生活。いやになったらいつでも気軽に仕事を変える。母寿美子の異変にも
まったく気づかない。そんな誠治に、姉亜矢子の怒りが爆発!誠治は、母のため自分の
ために人生を本気で考え始めるのだが・・・。

無責任な夫誠一。フリーターで気ままな生活を送る息子誠治。嫁いでしまった、頼りに
なるはずの娘亜矢子・・・。そしてさらに、20年来の近所つき合いの悩みが寿美子を
追いつめ、彼女の心は限界に達した。崩壊しかかっていた家族だったが、これを機会に
少しずつ少しずつ家族関係が修復されていく。別の角度から見ることで分かってきた
誠一の気持ち。誠一に対し頑な態度だった誠治の気持ちも、変化していく。それと同時に、
自分の人生を本気で考え始めていく。そして、彼はある決心をする・・・。そこからの
誠治のふんばりがすごかった!
心を病んでしまった人を抱えての生活は大変だと思う。だが、家族は心をひとつにし、
必死に乗り越えようとする。寿美子に笑顔が戻る日も、そんなに遠いことではないのかも
しれない。扱っている内容は暗く重いが、読んでいると前向きな気持ちになっていく。
そんな感じのする作品だった。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.46
(4pt)

家を買うまでがんばれ!!

本当に情けなくて根性なしの誠治が、ここまで成長しました。環境が人を変えるんですね。そういう意味では、お母さんの病気も無駄ではなかったのでしょう。本当に間に合ってよかった。間に合うタイミングで気づき行動を起こした誠治は、親孝行だし、ほんと男前です。千葉ちゃんとの今後に含みを持たしながらのフィニッシュは、爽やかな結末でホッとしました。
植物図鑑
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.45
(4pt)

家を買うまでがんばれ!!

本当に情けなくて根性なしの誠治が、ここまで成長しました。環境が人を変えるんですね。そういう意味では、お母さんの病気も無駄ではなかったのでしょう。本当に間に合ってよかった。間に合うタイミングで気づき行動を起こした誠治は、親孝行だし、ほんと男前です。千葉ちゃんとの今後に含みを持たしながらのフィニッシュは、爽やかな結末でホッとしました。
植物図鑑
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972
No.44
(5pt)

厳冬期!今の時代に希望を与えてくれる一冊

前半のキーワードは、きっと「いじめ」→「就職難」→「引きこもり」→「心の病」→「フリーター」→「家族崩壊」→「生活苦」。今の日本が抱えている社会問題の縮図が、主人公誠治の家族だ。このまま誠治が引きこもり続け、母親がうつ病で、父親がリストラされれば、現代の抱える社会問題ルポで終わる筈だ。
 だが、有川氏にそんな物語は似合わないし、ファンとしても書いてほしくない。そこで、中盤から、期待にそぐわない展開が待ち受けている。すなわち、誠治の人生の舵が、ハッピーエンドに向けて走り出す。読み手の作品に対するイメージは、前半と対照的に、やさしく思いやりのある人々の出現や、父親に対する見方の変化、愉快な後輩や恋人候補まで現れて、物語の明るさや華やかさが倍加する。表紙のイラストは、まさに主人公の人生を象徴している。
 確かに、今の時代は、物語冒頭部そのものだが、この物語に将来への希望を垣間見た気がする。ぜひ、この物語を通して、不景気に負けない明るい希望を多くの人と共有したい。
フリーター、家を買う。 Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。より
4344017226
No.43
(5pt)

厳冬期!今の時代に希望を与えてくれる一冊

前半のキーワードは、きっと「いじめ」→「就職難」→「引きこもり」→「心の病」→「フリーター」→「家族崩壊」→「生活苦」。今の日本が抱えている社会問題の縮図が、主人公誠治の家族だ。このまま誠治が引きこもり続け、母親がうつ病で、父親がリストラされれば、現代の抱える社会問題ルポで終わる筈だ。
 だが、有川氏にそんな物語は似合わないし、ファンとしても書いてほしくない。そこで、中盤から、期待にそぐわない展開が待ち受けている。すなわち、誠治の人生の舵が、ハッピーエンドに向けて走り出す。読み手の作品に対するイメージは、前半と対照的に、やさしく思いやりのある人々の出現や、父親に対する見方の変化、愉快な後輩や恋人候補まで現れて、物語の明るさや華やかさが倍加する。表紙のイラストは、まさに主人公の人生を象徴している。
 確かに、今の時代は、物語冒頭部そのものだが、この物語に将来への希望を垣間見た気がする。ぜひ、この物語を通して、不景気に負けない明るい希望を多くの人と共有したい。
フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)より
4344418972