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小説三億円事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
小説三億円事件 (講談社文庫)

小説三億円事件の評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

短篇の名手の冴えをご賞味あれ

昭和43年12月の三億円事件とどこかでつながる5つの物語。
「ひょっとしたらこれが三億円事件の真相かな」と思わせる瞬間もある。
佐野洋さんのセンスの良さが光る。
佐野さんの手にかかるとあらゆるものがミステリーの素材になるんだなぁと思う。
小説三億円事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:小説三億円事件 (講談社文庫)より
4061833847
No.1:
(5pt)

医者が登場する三億円事件

5つの三億円事件を扱った短編作品が入っている。暗号物は分かりにくそうで敬遠したが、整形外科医、精神科医が出てくる作品は面白かった。わずかなヒント情報から謎が拡大する。その周辺を探るとやはり怪しい人物はしらをきる、別のところから調べると、意外な事実が判明する。やはり医者が事件にからんでいた。医者は専門内容別にも個性や特徴がある。マイペースで、一定の権威を示し患者を納得させ治療しなければならない。謎めいて居て何を日頃考えてるかわからない。医者の怪しさ、秘密を創作して見せられると、日頃から金のない、医者代も負担に思う一般患者としては気持ち良く感じられる。奪った三億円の隠し場所は良く考えられている。巻末に推理作家の座談が採録されていてそれも面白い。
小説三億円事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:小説三億円事件 (講談社文庫)より
4061833847

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