GOTH リストカット事件

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GOTH リストカット事件の評価:

4.14/5点 レビュー 181件。 A ランク

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平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全148件 61〜80 4/8ページ
No.88
(5pt)

娯楽大作。

目を覆いたくなるような残忍な場面も映像・画像ではなく、文字として表現されると、直接的でない分、劣悪にならずに、気品ささえ感じる。
残酷で暗い色調の中にも、端々に華を感じるのは、作者の力量か。
読者にあっと言わせる物語の展開といい、すばらしい作品。
GOTH 夜の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 夜の章 (角川文庫)より
4044253048
No.87
(5pt)

妄執と狂気の果てに残された、かすかな暖かさ

◆「声」
 
 ▼あらすじ
  北沢夏海の姉・博子が惨殺死体となって発見された。
  明るく、外向的だった博子の死により、灯が消えたように
  沈鬱なムードが覆うようになった北沢家。
  そんな頃、夏海は痴漢から救ってくれた少年に、
  博子の肉声が録音されたカセットテープを渡されて…。
 ▼感想
  未コミカライズ作品。
  しかし、本作の設定や趣向は、別作品である「記憶」とミックスされ、
  再構築がなされることで、漫画オリジナルの作品となりました。
  (作品名は、「記憶」)
  本作で“僕”の重大な謎が判明することにより、続篇の可能性は、
  ほぼなくなったと思われますが、最後に森野が見せた無防備な
  素の表情に救われ、思いのほか暖かい余韻に浸れます。
GOTH 僕の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 僕の章 (角川文庫)より
4044253056
No.86
(5pt)

小説特有のトリック

◆「犬」
  連続ペット誘拐事件が巷を賑わせていた。
  そんな頃、ゴールデンレトリバーとその飼い主の少女と出会った“僕”は―。
  おそらく、視覚化不可能な小説特有のトリックが
  使われているため、コミカライズされなかった作品。
  不安や恐怖、さまざまな抑圧された感情に追い詰められた
  犯人の人物像はすぐれて現代的で痛ましく、胸に迫ってきます。
 ▼付記
 
   ちなみに、本作での森野の出番は比較的少なめですが、
   意外とベタな「弱点」が明かされ、萌えキャラっぷりを
   ちゃっかりアピール…、と思いきや、しっかりと
   「裏」があったのですね。
GOTH 夜の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 夜の章 (角川文庫)より
4044253048
No.85
(5pt)

未コミカライズ作品について

◆「犬」
  連続ペット誘拐事件が巷を賑わせていた。
  そんな頃、ゴールデンレトリバーとその飼い主の少女と出会った“僕”は―。
  おそらく、視覚化不可能な小説特有のトリックが
  使われているため、コミカライズされなかった作品。
  不安や恐怖、さまざまな抑圧された感情に追い詰められた
  犯人の人物像はすぐれて現代的で痛ましく、胸に迫ってきます。
 ▼付記
 
   ちなみに、本作での森野の出番は比較的少なめですが、
   意外とベタな「弱点」が明かされ、萌えキャラっぷりを
   ちゃっかりアピール…、と思いきや、しっかりと
   「裏」がありました。
◆「声」
 ▼あらすじ
  北沢夏海の姉・博子が惨殺死体となって発見された。
  明るく、外向的だった博子の死により、灯が消えたように
  沈鬱なムードが覆うようになった北沢家。
  そんな頃、夏海は痴漢から救ってくれた少年に、
  博子の肉声が録音されたカセットテープを渡されて…。
 ▼感想
  未コミカライズ作品。
  しかし、本作の設定や趣向は、別作品である「記憶」とミックスされ、
  再構築がなされることで、漫画オリジナルの作品となりました。
  (作品名は、「記憶」)
  本作で“僕”の重大な謎が判明することにより、続篇の可能性は、
  ほぼなくなったと思われますが、最後に森野が見せた無防備な
  素の表情に救われ、思いのほか暖かい余韻に浸れます。
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.84
(5pt)

読み終えるのが惜しいとすら思いました。

とても乙一らしい作品で、魅力的です。
文章が非常に読みやすく、繊細な描写がとても綺麗です。
主人公の「僕」は、どこか人間的な感情の欠落した少年なのですが、残酷で無感動な彼の心情や心理に、不思議と「人間らしさ」を感じました。
ただ、作中グロテスクな表現も多いので、物語と現実を混同して考えてしまう方にはお勧めできません。
GOTH 夜の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 夜の章 (角川文庫)より
4044253048
No.83
(4pt)

ライトノベル重傷者に送る架け橋

乙一代表作、とも言われる作品。
わたしはほとんど乙一氏を知らないのだが、この知名度の高い作品は
しばしば本屋で見かけたりなんなりして名前は知っていた。
しかし何故かあまり読む気分にはなれなかった。
それはおそらく、本書がライトノベルという形式を
(まあ少なくとも作者がそう述べているので)とっている、というのがあるだろう。
曲りなりにも読書が趣味、と言える人間ならば
ライトノベルというジャンルに対しあまりいい印象を持たないのが普通だと思う。
本書のあとがきにも少し氏はそのことについても触れている。
本格ミステリとライトノベルを愛好する乙一氏は、
ライトノベルという形式でミステリを執筆することで
ライトノベルという形式しか読んだことがないような読者に対して
「ミステリはこんなにまでおもしろいんだぞ!」というようなことを紹介する
姿勢がうかがえる。
その目論見は成功したといえるだろう。
内容は、「僕」を取り巻くなかで
殺人やら猟奇的な事件やらが連続短編という形態で続いており、
それらをいちおう解決してまわっていくというのが
主たるスタイルなのだが、「正常者」VS「異常者」という
いわゆる勧善懲悪モノなのではなくて僕の視点がいつの間にか
異常者のそれと同視線になっていたりして、あれれ? 
という一種のトリックが楽しめる。
他角度から作品を眺めることができる、非常に面白いものだ。
しかし、本書のねらいが
「ライトノベル重傷者に送る架け橋」的要素を持っているため、
本格ミステリがすきな人には少し物足りないかもしれない。
しかし「異常心理」がベースになっているのだといえば、
かなりクオリティは高めだといえる。
乙一氏は「ジョジョ」の大ファンだそうだが、
本書のいたるところでそれを感じることがある。
GOTH 僕の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 僕の章 (角川文庫)より
4044253056
No.82
(5pt)

各キャラが持つ強い引力に

もう寝なければならない時間なのに、ページを捲る手を止めることができませんでした。
乙一先生のセンスと技巧にまんまとしてやられました。
それぞれのキャラクターが、いい意味で非現実的でした。
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.81
(5pt)

物語にのめり込める作品です

グロテスクな表現・異常ともいえる犯人の犯行の数々。
そのような内容でも物語にのめり込めるのは、
魅力的な登場人物とラストのどんでん返しでしょう。
他の乙一さんの作品とは一味違うものですが、すばらしい良作です。
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.80
(5pt)

今まで一番!!!!!!!

私が乙一さんに嵌る切っ掛けとなった本です!
文章や話の作り。……そして、もっとも目を引かれるのはキャラクター性です!!!
乙一さんの本を読んだことのない方は、まずこの本から読むことをお薦めします。
人の暗い一面。そして、それを求めて止まない生存本能ともいえる思考。読み始めたら、止まりません!!!!!!!!!!!
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.79
(4pt)

パターン化されたミステリ

高校のクラスでは溶け込んでいるけれど、実は芯まで異常な男の子。
クラスでは浮いた存在、異常な神経の持ち主だけど、
実は芯まで異常には入り込んでいない女の子。
そんな2人が絡むプチサイコホラー。
「その笑顔の作り方を私にも教えてくれない?」の台詞に、
ゾクリとした感覚を味わったのは私だけじゃないと思います。
多重人格探偵サイコとかが好きな人は、まず「買い」かと。
構成としては短編が続く感じなのですが、いくつか読んでいくうちに、
話の構成にある種のパターンが見えてきます。
人によっては、「ああ、またか。」と感じてしまうかもしれませんが、
個人的にはルールを知っているパズルを、いくつも解いている感覚で楽しめました。
(ナンバークロスは、ルールはどれも同じだけど、全部問題は違う。みたいな。)
GOTH 夜の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 夜の章 (角川文庫)より
4044253048
No.78
(5pt)

また読み返したくなる!!

オチにびっくり!!読んだ後「えっ?ええーっ!?」って感じでもう一度読みたくなる。もし映画化されたらどんな感じになるんだろう?映像では表現できないかな。私は、かなりおすすめします。ちなみに私は3回読み返しました…。
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.77
(4pt)

どっちかというと

面白いです。
そりゃ乙一さんの作品ですから、スピード感もありスリリングな展開を楽しむにはいいと思います。
ただ、この方はあまりミステリーの要素を絡めない方が、いいと思うのは私だけでしょうか?
十分おもしろいのに、謎解きのところで若干失速する感じを受けます。
「んっ?」って思っちゃうんですよね。
面白いけど、その点で☆4つとさせていただきました。
GOTH 僕の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 僕の章 (角川文庫)より
4044253056
No.76
(4pt)

面白いけど注意

乙一さんの作品が好きな自分としては、満足です。
ただ、多くの乙一さんの作品のように「切なさ」を期待してはいけません。
けっこうグロいシーンもあるので、そういうのが苦手な方は気をつけてください。
それなら平気って方は、ぜひオススメします。
ただ、なぜゆえ2分冊にしたのかが不明……
GOTH 夜の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 夜の章 (角川文庫)より
4044253048
No.75
(5pt)

ノベル界のトリックスター

内容は結構グロいのですが、それを感じさせないほど美しく様式的な描写が読む者を惹きつけてくれます。
凶悪犯罪者に対し崇拝に近い感情を抱く二人の学生が数々の事件に関わっていくストーリーが
正義も悪も廃した「只の事実と当人の感情」を中心に描かれております。
文章のみで全てを伝える小説ならでは(とゆうか小説でしかできない)トリックが使われており
普段小説に触れない方には是非読んで欲しい作品です。
きっと活字の新たな魅力に気付かれる事でしょう。
GOTH 夜の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 夜の章 (角川文庫)より
4044253048
No.74
(4pt)

美しさを感じた。

グロテスクな表現も出てくるし、主人公や夜の心情はとても推し量れないものがあるのですが・・・とにかくむさぼるように読みました。
一章一章を読み終わるごとに、なんて美しいんだろう、と思いました。
次々と押し寄せるどんでん返しの嵐。
ミステリー慣れしてない私だからこそかもしれないけど
本当に鳥肌物でした。
ありえない話ばかりだけど、そこを淡々とした口調で語っているものだから案外すんなりと受け入れられたように思います。
一読の価値、あります。
ぜひ。
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.73
(4pt)

読み進むに連れ引き込まれる1冊

高校生の神山と森野の男女がどの事件にも関わってきます。
出だしかなり猟奇的な殺し方の描写があるため、この本は「グロ系」なのかと構えましたが
読んでいくうち、ミステリー色がかなり強いことに気付きます。
「エッ!?」という驚きの結末が読み手を待ち構えています。
特に、「犬」など、まさに『アザーズ』な感じでした。。。
「声」も、驚きの結末です。作者はこの本を「ファンタジー」として書いたそうです。
人によってファンタジーもいろいろな捕らえ方があるのですね。
また、教室では喋らないけど放課後誰もいなくなったら神山と森野は会話をします。
別に「愛情」とかではなく同じ臭いを持つ2人として情報交換というところでしょうか。
この、ベタベタしてないCOOLな感じもこの作品を引き締めます。
残酷な描写が少々あるため、苦手な方もいらっしゃるでしょうが、まぁ大丈夫と言う方にはお勧めです。
GOTH 僕の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 僕の章 (角川文庫)より
4044253056
No.72
(4pt)

別に・・・

グロいとは全然思いませんでした。小林泰三慣れしてるからかなあ??
「犬」はちょっとわかりやすすぎですね。「土」あたりから、「僕」のイメージがわかんなくなってきました。
でもまあ、なかなか楽しめました。
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.71
(5pt)

フィクションの素晴らしさ

フィクションだからこそ、人の死も死体も血もアッサリと書けるし、
そういう作品だからこそ、暗黒面に魅せられる部分を満たすことが
出来るのでしょう。
一冊を通して秀逸だと思うのが、一切の被害者が殺人のときに感じる
痛みの描写がないこと。そしてあくまでもファンタジーとして物語を
読ませてくれる主人公2人の軽やかさ。以上の二点からオススメです。
しかし、フィクションをフィクションとして楽しめない人には不向きかと。
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907
No.70
(5pt)

これぞ乙一マジック本当やられた

今までの乙一作品の中で1番気に入ったのがこの作品!主人公とクラスメイトのどこか謎めいた森野夜との近すぎない関係の中様々な事件を見ていく!本当に面白い!
GOTH 僕の章 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: GOTH 僕の章 (角川文庫)より
4044253056
No.69
(5pt)

新鮮且つ魅惑――グロイけどグロくない

この作品は、「乙一さんってどんなジャンルの話でも書けそうだなあ」と思わせる作品です。
やはりミステリーということもあり、いつも以上に『どんでん返し』や『騙まし討ち』のある作品です。
また主人公・ヒロインが『GOTH』ということもあり少々グロイところもあるし、少々GOTHな人に
理不尽さを感じますが、暗黒さに魅せられながらもスンナリと楽しめて読めてしまう作品です。
ただのミステリー小説ではなく、主人公などが『GOTH』ということで新鮮な感じがします。
「犯人を捕まえて事件解決♪」で物語終了かと思いきや、もっと驚き、少々切なく
(特に第三作目『犬』や第四作目『記憶』や第五作目『土』なんかは)、怖いラストで物語終了でした。
第三作目『犬』の『どんでん返し』は少々無理があるが、十分楽しめるし、森野の意外な一面が笑える。
「僕」のGOTH的思想・推理や、ヒロイン森野のキャラがやはり面白く設定もイイと思った。
乙一さんの良いところがキラリと光る、新感覚で十分楽しめる作品です。
オススメです! というより読まなきゃ絶対損だと思います。
乙一さんの作品をまだ読んでない人も、是非読んでみてください。
GOTH―リストカット事件 Amazon書評・レビュー: GOTH―リストカット事件より
4048733907