GOTH リストカット事件
評判
GOTH リストカット事件の評価:
4.14/5点 レビュー 181件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全148件 41〜60 3/8ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
GOTH リストカット事件の評価:
4.14/5点 レビュー 181件。 A ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
暗黒系 ジグソー
犬 実は犬が
記憶 いわゆる「やってはいけないふたご」
リストカット事件 手先蒐集家
土 子宮内回帰願望
声 実は違って神視点
以上自分用簡易メモ。「失はれた物語」に続く乙一氏2作目。
この方の文章は本当に読みやすい。いわゆる「湿り」がないというか、執着を感じさせない。
やたらベタベタした説明を極力排除的印象は、タルコフスキー好きも係っているのかは定かではないけれど、情景描写がそうあるわけではないのに、妙に映像が浮かんでくる。
しかもそのどれもが、以前どこか(あるいは夢?)で見たことが?と思わされてしまう。
「失はれた〜」が物語りを「読ませて」くれたのに対し、このGOTHシリーズは一連の淡々とした異常なエピソードを「視させて」くれたようにも感じられた。
まぁちょっと詰めがアレかなと思わされもする箇所がいくつかありはするのだけど(ジグソーマーダラーの市井への放置とか非日常に篭っていたはずの少女がいまわの際に発する生志向とか)、それでも各作の着地点やら立脚位置を得るに、それらが大した瑕疵になっていないあたりがこの方の「読ませる」力量なのだなあと感心。
私的に「犬」が出色で次点に「土」が素晴らしい。他のレビュワーさんも仰るように「土」に感じる乱歩の昭和雰囲気は、なんとなくどこか残酷童話世界にも通ずるようで、陰惨な嗜好と自覚しつつも行為に向かってしまわざるをえない語り手にいつしか同情に似た親近感さえ持ててしまって、これはなんだろうなと、ふとレクター博士に対するクラリス効果ってやつなのかもしれないと思い至りしばし苦笑い。これは「リスト〜」にも同様で、こちらはまだ特殊嗜好に対しやはり「特殊」な認識(=異常ではない)を持った歪みのためかそこまで寄り添う必要はなかったが、語り手が「犯人として憎まれている」ことに憤っているという描写のいわゆる常人とはどこまでも平行線的認識齟齬が滑稽というか面白くて印象的。
「失はれ〜」の感想でも挙げたが、やはりバタイユや澁澤龍彦、それと近松の心中ものなんかをものすごく噛み砕いて素地だけにし、世紀を跨いで換骨奪胎、とでも言いたい唯美指向をこれらには感じるのだけども、穿ちすぎだろうか。(「世界残酷物語」に名作「フリークス」となればやはりそこは(笑))でも「土」ラストのロミオとジュリエットぶりは変則シェイクスピアとしてとても美しいと思う。リリカル通り越してこんな殉愛を読めるとは、明治の白樺派もびっくりではなかろうか、いやテキトーだけど。
「犬」がちょっと異色を感じるのは時事(とまではいかないまでも)を取り入れ、次元が少し他作品と違い地上に近いこともあるせいか、重苦しいリアル(毒親の犠牲になるその子供)で眉間に皺も寄るのだけど、このラストの決着の付け方もまた「んなアホな」ながらこれ以外ない感は尋常でなく、ひとの「騙されたがり」にまんまとつけこまれる快さに浸れる一品。(マンの『マリオと魔術師』を思い出す。願わくば少女の正気ともども召されんことを)
全編を通し、このアイカメラの冷静と無機質な語りから受け取れる全能感といえる俯瞰視点が、何かこう、自然災害と愛を同質のものとして人間へ隔てなく与え(というかむしろ丸投げ)る権限を持ったお方でもあるようで、一歩間違えればティーン特有の単なる自我発露になるところを、冒頭に揚げたサハラ砂漠級のどこまでも「乾燥」質な文体が隙を作らせずに、読み手を気持ちよく突き放してもくれ、且つ同時に満足(まぁカタルシスかこの場合)も得られた「声」はやはり秀逸だった。(まぁゆえのいわゆる『名前』だったわけだが)
あとがきに、実は怪物物語、とあり、これはもしやの幽霊の正体見たり枯れ尾花じゃないけれど、なんだかんだ言ってこの世で怖いのはなによりもひと、っていう乙一版、なんでしょうか、なんか身もふたもないが。でもこういう身もふたもなさ、っていうかいろんな「やもうえなさ」を感じさせるものはやっぱり楽しい。
読めて良かったです、ありがとう。