ソロモンの偽証

評判

ソロモンの偽証の評価:

3.91/5点 レビュー 509件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全357件 141〜160 8/18ページ
No.217
(5pt)

事件の真実以上に、生きることを見つけ出す物語

映画が公開されるということで一気に読みました。文庫本にして6巻と続くので非常に読み応えがありますが、宮部みゆきさんの文体が読みやすいので、それほど苦痛なく読める。

ソロモンの偽証というタイトルは、ソロモンと呼ばれる旧約聖書に登場するイスラエルの王からとっています。彼は神からなんでも願いを叶えようと言われたとき、公平な判断をできる心が欲しいと言った人物でした。この本の中にある、真実を見つけ出すための裁判をする中学生達の姿を言い表しています。また、偽証というのは、偽って出された証拠という意味です。一人の生徒の死に対して、自殺ではなく、実は他殺であったという封書が届けられますが、それは偽証だったのです。つまり、この本では、真実を見つけ出そうとすることと、偽った証拠との戦いということになります。
ただ、それだけではなく、生徒それぞれの抱く、生きていくこと、何を大事に生きていかなければならないのかを見つめ直すための戦いを描いています。
中学生とは思えないほどの知的でパワフルな展開なので、読んでいて中学生と忘れるほどです。読んでいる間はもちろん、彼ら中学生の視点で読むことが多くなります。
それとは対照的に醜い大人も多く出ていきますが、大人の自分としても、身につまされる部分はあります。しかし、大人も人間であり、失敗もするのです。大事なのは、そういう時にどう対応していくか、ということです。この小説では、そういう部分での大人の登場人物の強さも描かれているのだと思います。
全体を通して描かれるのはミステリーあるような真実ではありません。生きることの意味、生きていこうとする意思についての物語です。そして生と死について描かれています。中学生という時期にはきっと「何のために人間は生きているのだろう」「生きるとはどういうことなんだろう」と思うことはあるかと思います。生と死に対する抽象的であるんだけど、でも実はものすごい身近に有るはずのテーマ。僕ら大人が忘れてしまっていることを、純粋に問える時期なのが中学生という時期なのではないでしょうか。この小説が中学生という設定をしたのはこのようなテーマです。裁判をする知的水準からいえば、高校生レベルと思いますが、中学生であるということが重要な設定なのです。彼らは、事件の真実以上に、そうした生きることへの真実を自分たちなりに見つけていくのです。一読の価値有り。

I部 事件編: 柏木卓也 がある日雪にうもれて発見される。彼は自殺したと結論づけられるが、一つの封書が事態を一変させる。メディアにも大きく取り上げられ、藤野涼子をはじめとして生徒たちは身も心もズタズタになる。しかし、このままでは卒業はできない。藤野涼子は事件の真実を暴くため、自らによる裁判をすることを決意する。
II部 決意編: 裁判に向けた準備が始まる。同じクラスの生徒たちと先生の協力もあり、準備は整う。検事となった藤野涼子、そして弁護士となった神原和彦は協力しつつも、独自に証拠を集めるのだった。
III部 法定編: 裁判が始まる。柏木卓也 とはなにものであったのか。承認に立つ幾人もの人々が自分の本当の気持ちを洗いざらい話していく。様々な人がこことを傷つけながらも真実を追い求めていく。そして、ついに彼らは真実にたどり着く。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.216
(4pt)

今、流行の小説ですたい。内容は人それぞれなのだが、暇つぶしにはよいかも。

小説は中身より先に、文字の状態が大切なんよ。ペラ、ペラっと捲って
読みやすい文字かどうか..が 幸い本書の文字は読みやすい。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.215
(4pt)

始まりの.2.ゆっくりと読み進み始めていくかなぁ。梅が咲き始めたよ。

文庫本なのだが、表紙の 背の赤色が ケバ ケバ 感じが
する。安っぽい小説って..
ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)より
4101369364
No.214
(5pt)

面白い

久しぶりの宮部みゆき。最近時代物が多い気がして遠ざかっていたが、やっぱり引き込まれる。殺人事件とスクールカーストの中でもがく中学生が宮部さんならではの優しい目線で描かれている。時代はバブル期で、この頃のスクールカーストって今よりも緩い気がした。ネット社会前だからだろうか。つづきを早く買いに行かなければ。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.213
(5pt)

あまりによすぎて映画化が不安に

登場人物の年代からすると、
映画は『告白』っぽくなるのでしょうか。

『八日目の蝉』の成島出さんが監督をされるので、そこに期待してます。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.212
(4pt)

楽しみにしています

テスト終了後に読むつもりです。
なので、期待を込めて星4つで!
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)より
4101369402
No.211
(4pt)

待ち遠しいです

テスト終了後に読むつもりです。
今から楽しみなので、期待を込めて星4つで
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)より
4101369399
No.210
(4pt)

楽しみです

テスト終了後に読むつもりです。
なので、期待を込めて星4つで!
ソロモンの偽証: 第II部 決意 下巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第II部 決意 下巻 (新潮文庫)より
4101369380
No.209
(4pt)

今から楽しみです

テスト終了後に読むつもりです。
なので、期待を込めて星4つで!
ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻 (新潮文庫)より
4101369372
No.208
(4pt)

今から楽しみです

テスト終了後に読むつもりです。
期待を込めて星4つでお願いします
ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 下巻 (新潮文庫)より
4101369364
No.207
(4pt)

今から楽しみです

テスト終了後に、兄より先に取れたら読むつもりでします。
なので期待を込めて星4つで!
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.206
(5pt)

全6巻、このヴォリュームでも一気にいけます。

自分が思い出したくない時代は?問われたら、「中学生だった頃」の気がする。
地方の公立中学では、この本のような大事件はなかったけれど、
いろんなことが面倒くさくて「早く同じような人だけの世界に行けたらなあ」なんて
傲慢に思っていた自分が恥ずかしい。

宮部さんはこの作品でも人間の中の毒を描き、時には寅さんの世界のような善人をも登場させ、
その両方で私を慰めてくれる。
導入部でもう≪当たり≫を感じた。宮部さんが得意な≪少年≫が出てきたから。
「あの子はどの子なのか?」を探しながら読み進み、
次から次へと登場する多くの人物に「私はどれだ?」、おとなたちのふるまいに
「私ならどうする?」を考え、いちばん浸かったのは「中学生の私はどの子だ?」だった。

事件だったのか、犯人は誰なのかは問題でないことは早くに分かる。
でも、何が起こったのか?というだけでも引力は強烈で、何をするのも後回しにして
読んでいたい気持ちになり、すぐに2巻以降全巻買い求めました。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.205
(5pt)

このヴォリュームでも一気にいけます。

自分が思い出したくない時代は?問われたら、「中学生だった頃」の気がする。
地方の公立中学では、この本のような大事件はなかったけれど、
いろんなことが面倒くさくて「早く同じような人だけの世界に行けたらなあ」なんて
傲慢に思っていた自分が恥ずかしい。

宮部さんはこの作品でも人間の中の毒を描き、時には寅さんの世界のような善人をも登場させ、
その両方で私を慰めてくれる。
導入部でもう≪当たり≫を感じた。宮部さんが得意な≪少年≫が出てきたから。
「あの子はどの子なのか?」を探しながら読み進み、
次から次へと登場する多くの人物に「私はどれだ?」、おとなたちのふるまいに
「私ならどうする?」を考え、いちばん浸かったのは「中学生の私はどの子だ?」だった。

事件だったのか、犯人は誰なのかは問題でないことは早くに分かる。
でも、何が起こったのか?というだけでも引力は強烈で、何をするのも後回しにして
読んでいたい気持ちになり、すぐに2巻以降全巻買い求めました。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.204
(5pt)

全巻を大人買いして一気に読みました

宮部ワールド全開でとても読みやすくて、全巻6巻を一週間で読んでしまいました。
ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第II部 決意 上巻 (新潮文庫)より
4101369372
No.203
(5pt)

確かに現代ミステリーの最高峰です。

年が明けてすぐに、久々に立ち寄った書店で何か読もうかと、久々に手にした宮部みゆきさんの小説「ソロモンの偽証」、全六巻ある文庫本にとまどいつつ、目にした冒頭の文章
『十二月二十四日、クリスマス・イブの夜のことだった。午(ひる)過ぎから厚く空を覆っていた鈍色(にびいろ)の雲が、自分自身の重さに耐えかね、次第次第に低くたれこめてきて、とうとう我慢しきれなくなったかのように小雪がちらつき始めた。』
この一節の情景描写で、引き込まれるように購入してしまいました。
現実味がないかもしれない大筋を、現実の如く表現する描写で、目の前にある映像を見ているかのような錯覚に囚われながら読みました。
ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第I部 事件 上巻 (新潮文庫)より
4101369356
No.202
(5pt)

純粋におもしろかった

自分は高校2年なんですが、やはり『中学生賢すぎるやろ』て思いはありましたね笑 どうして高校生として書かなかったんでしょうか?中学生ならではの心情とかも特に思い出せませんし…、でもまあそこは『賢い中学生もいるもんだな』と考えて流すことに徹底したので、それを批判に繋がらせるのには自分はやめました。ミステリーとしては自分は好きな類だったので。

疑問なところは他にも思い出せます。でもそれ以上に作者の創造性には感動するんですよね。そして読者を巧みに騙したと思います。柏木卓也は大出と揉めたことで世の中に踏ん切りをつけ全てを否定したから自殺した、と最後まで自分は思ってました。それまでの兄の柏木宏之の卓也像は己の嫉妬によって変わってしまっていたのではないか、と。そういう風に感じた読者さんもいると思うんですよね。しかしそれは違っていた。柏木卓也は小さい仙人どころか、悪魔だった。これにはやられました。神原が抱えてた思いや三宅が抱えてた思いも想像以上に果てしなく負のものだった。この作品はまた1から読み直したいと思います。違った感情を読み解けるはずです。あと、映画でどう描かれるのかも楽しみですね。

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ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.201
(5pt)

自分自身と周りの人たちに常に誠実であるようにしようと再認識しました。

現代の中学三年生がこのように学校裁判を実行、継続、そして結審まで遂行できるだけの理想の精神年齢をもっているのかは不明ですが、小説としては非常に読み応えがありました。お正月休暇の9日間で全巻を読破しました。読み出したら止まらなかったです。久々に話に引きずり込まれました。
学校の厄介者、超問題児の不良少年が無実の罪を着せられたのですが、生徒のだれもが彼の犯行だと思う。決めつけている。彼の犯行では無いかもしれない。と考えてくれる生徒がいない。これは少年自身の常日頃の行為が原因であり、どんなに自分は無実だと叫んでも、常日頃から周りの人々をいじめ、彼らを人間扱いせずに貶めていた彼自身が本当に窮地に陥り助けを必要としても、だれも見向きもしない。それどころか、周りはこれ幸いと、嗤っているわけです。まさしく日頃の恨みをこれで晴らす。
周りの人たちに”いい子ちゃん”でいる必要は無いが、自分自身と周りの人たちに誠実であることがどれだけ大切なのか、再認識しました。
不良少年が結審を受けた後、どのようになったのかは書かれていませんが、この事件は少年にとってまさしく人生のターニングポイントです。これをきっかてに自分自身を省みるのか、それともさらにふてくされて、今度は社会の厄介者になってしまうのか。。。
だれにでも起こりうる話であると痛感しました。ぜひ中学生、高校生に読んでほしいです。わたくしは自分の甥が高校受験が終わったらぜひ、読むように勧めるつもりです。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)より
4101369402
No.200
(4pt)

2100ページという大長編

物語のクライマックス。そして時は2010年へ。未来の話はほとんどないが、最後まで集中して読めた。2100ページという大長編を考えるとそれなりに面白い内容と言える。
ソロモンの偽証 第III部 法廷 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.199
(4pt)

中だるみせず

物語の中盤。3巻の裁判に向けた準備期間を描く。ストーリーの先が読めるが中だるみせずに読めた。
ソロモンの偽証 第II部 決意 Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.198
(5pt)

面白かった。

最近はすぐにテレビでドラマになってしまうので、焦ってしまいます。自分が読むより早くドラマ化されてしまうと本を読む気が失せてしまいます。
ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)より
4101369402