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ヒストリアン
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ヒストリアンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 41~58 3/3ページ
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吸血鬼のお話だとは知らずに読み始めたのですが、 ホラ−は苦手な自分でも充分楽しめました。 ダ・ヴィンチコードのような話かなと思っていましたが、 全然違っていて、ホラーかファンタジーな感じでした。 吸血鬼に対する基礎知識みたいなものも不足しているので、 この話の持っている怖さが充分理解できたかどうか 自分でも心許ないのですが、読み終えてからの後を引く怖さ (本を読みながら、つい周りを振り返ってみたり)は 味わえました。 | ||||
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この本は書店で‘全米ベストセラー映画化決定’という大きなPOPで思わず購入。なんだか最初はわからなくて本当に「マークスの山」状態で途中で挫折した友人を何人も知っています。でも、読み進めていくとドラキュラの吸血鬼としての苦悩と悲しみ、なんともいえない不気味さに魅了されてしまうのです。竜の挿絵の本の謎がきっと下巻で解き明かされるのか??ドキドキです。 | ||||
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私には日本語がこなれていないように感じられ、スラスラ読めず、途中で挫折しました。ダヴィンチ・コードのように冒頭でいきなり殺人事件が起こるわけでもなく、じわじわ謎が深まっていくタイプなので、文章の流れの悪さが余計に気になったのかもしれません。ドラキュラ伝説という興味をそそらられる内容なだけに残念。 | ||||
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書店で山積みであり、ヒストリアンとの題名、書評で購入しましたが、 中途半端はホラー小説でがっかり。ぐいぐい引き込む物語性はなく、 斬新な視点・思想もなく、知的興味をひくわけでもありません。 どれも中途半端で、そのためにこの長編というページ数になっているのではと思わせます。三分の一にまとまっていれば,よかった. | ||||
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I,II 2冊を纏めて扱う.これはミステリーではない.Bram Stoker: Dracula (1897) を完全にふまえて,アメリカからイギリスは Oxford の Trinity College, 更に Istanbul まで舞台を拡げ,Dracula に関する最新の研究結果をたっぷり盛り込んだ上で,現代文学作法に則って緻密に語り直された新しいドラキュラ物語.本質的に無科学的なので,犠牲は数知れず,大団円と言えるような仕合せな場面は遂にやって来ない.始めから終りまで怖い.エピローグまで怖い.一面,雑学の豊かさも徹底的で,かの琴欧州関の出身地 Veliko Tarnovo のブルガリア史上の意義まで分かる. しかし,理科系の人間として,これ程手放しの怪談が果たしてあって良いのか大いに疑問に思えてしまう.なお,Oxford の Magdalen Collegeは,モウドリンと読む.マグダレンではない. | ||||
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ヒストリアンとは「歴史家」のことを指す。 最初ぼくは「ダ・ヴィンチ・コード」のような歴史の謎+聖書ミステリー+オカルトみたいなものを期待していた。読みはじめた感触では、大いに期待をそそる雰囲気だった。 しかし、50ページくらいから壮大な歴史ミステリーは壮大な歴史ファンタジーホラーへと変貌してしまったのである。そうなのか、こういう話だったのか。当初の期待から外れてしまったことにより、軌道修正もおぼつかずとにかく読み進めていったのだが、内容的には、かなり読ませると思った。馴染みの薄い東欧を舞台にしているところも新鮮でいい。 話の中心である歴史の謎も、かの人物に焦点をあわせることでこちらの興をついではなさない。 スタートラインさえ間違わなければ、おおいに興奮させてくれること間違いなしなのである。 そう、本書は歴史ミステリーではない。ダン・ブラウンやセオドア・ローッザックを期待してはいけないのである。どちらかといえば、スティーブン・キングやピーター・ストラウヴ寄りの話なのだ。 未読の方も多いかと思われるので、多くは語らないでおこう。 好きか嫌いかと言われれば、ぼくは好きである。大いに堪能した。ルーマニア、ブルガリア、トルコという魔法に彩られた異郷の地を身近に感じた。不思議とこれらの国を舞台にした物語を読んだことがなかったので、それだけでもかなりの収穫だった。 最後にもう一度言おう。本書は、歴史ミステリーの意匠を借りたホラーである。未読の方は、それを踏まえてお読みください。 | ||||
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歴史という、バックグラウンドもありゃしない、軽薄なアメリカ人が、陳腐な、古代〜中世世界への好奇心と、オカルト趣味の気の向くまま、書き綴った駄作。 ダヴィンチ・コードと比較されていたから、購入したのですが、ダヴィンチ・コードと比較する書評を書いた人に文句をつけたい。 実在する史跡を、史跡の細かいディテールを説明し、線でつないでいくダヴィンチ・コードとは比較にならない。フィラデルフィアの資料館と、ガイドブックに目を通しただけで、書いたんじゃないかと思うほど、各都市の史跡への説明も薄っぺらい。 思わせぶりな「読者へ」を読んで、期待すると、後悔しますよ。 | ||||
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一言でいえば、B級オカルト映画。 'T、'Uをまとめて購入して後悔。 バラで購入していたら、'Uは購入しなかったと思う。 著書に登場する東欧やトルコ、イタリア、フランスの史跡を旅したことのある読者であれば、いかに各都市の写実が、適当であるかがわかる。 この著者、ガイドブックを参考にしているだけで、取材旅行になど、行っていないのではないかな。 他国の歴史の重さすら感じる感性すらないアメリカ人が、素晴らしい史跡や、伝承されている民俗文化を、陳腐なオカルト話に貶めたという点で、腹立たしさを感じる。 古代〜中世という概念が、理解できないであろう、軽薄なアメリカ人が、いかに他国の歴史や民俗を軽んじているか、ヨーロッパのコンサバティブ、イスラム教徒を毛嫌いしているか、アメリカ人の単純な思考回路、ミーハー心を分析するには秀作。 | ||||
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ヒストリアンの後編である。ヒストリアンというタイトルの謎がわかった。謎が解けてしまうと、イマイチだったような気がする。 映画化されるらしいが、「ヴァン・ヘルシング」を超えるとは思わない。 龍の秘密・龍の秘密と宣伝して、引っ張っているようではあるが、別に大した秘密は無い。 流行の一冊なので読んで良かったが、数年先に本書は名作として再度世間をにぎわすような名作にはならないような気がする。 | ||||
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何時か面白くなるんだろう、と最後まで読みました。 面白くならないまま終わりました・・・。 2巻の半ばでは投げ出したくなりました。 (買ったからには仕様が無いので読みましたが) ま・・・広告をみて吸血鬼物か〜と妄想を膨らませた私が悪いのかもしれません。 でも、ワラキア公の事はもっと突っ込んで書いて欲しかった・・・。 吸血鬼好きには不満が残る作品だと思いますよ。 (歴史好きにも…) | ||||
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本書はドラキュラ伝説の新作である。前編は前置きであるので、真相には深く突っ込んではいない。だから評価は三ツ星。 映画化されるということだが、ドラキュラものの「ヴァン・ヘルシング」と比べると、どうなのであろうか? 後編の内容に期待している。 | ||||
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歴史ミステリーといってもDan Brownの2作品のようなプロットの展開の速さやひねり、薀蓄の数々を期待すると裏切られる。ハラハラよりもイライラの方が多かった原因は説明的でだらだらとした文章が多かったせいかもしれない。話の根本自体がフィクショナルであるため、あまりに現実離れしすぎており、感情移入しづらかったのも一因。 | ||||
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今では情報の共有は瞬時に出来ますが、10年前でさえ情報は伝達に力を要しました。ましてや世紀を超えたらどうなのか?過去からの情報は次第に整理されていきます。益々謎を深めながら進むストーリーは見事です。それにしてもこれを映画にすると、ロケだけでも時間がかかりそうです。 | ||||
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上下巻とも読破したが、「非常に疲れた」というのが読後の感想である。 「ダ・ヴィンチ・コード」と比較されることの多い本書だが、 私には「ダ・ヴィンチ・コード」の方が、スピード感があり数段面白かった。 この「ヒストリアン」はとにかく文学的に書こうと意識しすぎているのか、 どうも描写が行き過ぎていてまどろっこしく感じる。 そう、例えるならぬかるみに足を取られてなかなか前に進めないあの感じ。 ストーリー自体はそんなに重厚ではないと思うが、 描写に字数を割きすぎていてあんなに分厚くなってしまったのだろう。 コーヒー片手にじっくり腰をすえて読む時間のある人には 推薦とまではいかないが、星3つの価値で読んでみても良いだろう。 | ||||
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「読者へ」が2008年1月15日となっている。つまりこれは未来からの誘いなのだ。未来から過去への旅が始まり、ヨーロッパを股にかけた物語が展開していく。デビュー作でこの迫力。読み始めたら止まりません。 | ||||
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ドラキュラの話、、、って書くと 安っぽく聞こえるかもしれませんが、 これは面白い!はまりだしたら止まれないぐらい。 ヨーロッパ中を飛び回る紀行文でもあり、 中央ヨーロッパの歴史、文化を 忠実に書いた歴史書でもあって、 読んでいると、現実の世界でもある小説の世界を旅してる気になりました。 面白かったです♪ | ||||
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一人称小説です。 ふと京極夏彦の文体を思い出してしまいますが、訳書ですので原書がどうなっているかはわかりません。 京極氏の小説を楽しめる人なら、難なく読めるでしょう。 テーマの扱いも悪くありません。 王道の良さに、斬新な部分が入っています。 ホラーやサスペンスの味も含んでいます。 物凄い魅力を持っているわけではありませんが、そこはかとなく惹きつける力があります。 どの作品もそうですが、これもまた好きな人と嫌いな人で分かれそうです。 | ||||
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Salonの論評に触発されて読んだ。 リサーチは見劣りしないが、ちょいとチェンジオブペースが欲しかった。後半は私には食えない。 星を一つ減らした理由としては、タイトルの”The historian”を”ヒストリアン”としたところ。これでは意味不明だし、著者が納得しているとは思えない。(メタ小説的な試みを評価したいのに、これでは拍子抜けだろ?) | ||||
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