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ヒストリアン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ヒストリアン・I
ヒストリアン・II

ヒストリアンの評価: 2.93/5点 レビュー 58件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全58件 21~40 2/3ページ
No.38:
(2pt)

最後だけ読まなければ・・・

すっごく面白かったですよ、クライマックス直前までは。

時間を忘れて夢中で読み進めました。

でもね…ラストが……。

がっくりきました、ほんとに。

あまりにあっけなくて、しかも宣伝文句の「竜の謎」もたいした謎じゃなかった。

全体の8割は良かったけど、ラストがあれでは時間と体力を使って読む意味がありません。

唯一の救いは、買ったのではなく図書館で借りたことです。お金だけは無駄にしなくてすんだ。
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.37:
(5pt)

おもしろい。

作者は歴史家か?と思わせるほどの緻密さ、学校では教わらないオスマン・トルコなどの歴史が詳しく載ってて、物語に引き込まれながら、歴史も知ることができる本だ。そして現実の歴史と作者の考えた空想がしっくりしていて、現実っぽさがある。

実際ヴラドの墓はカラなのだ。だから、もしかしたら・・・

最後が少し急ぎすぎた終わり方のように感じた。

愛読家だったのはしっている。しかし、そこまで?あのヴラドが?こだわっちゃうの?という感じがした。

ヴラドがこの道を選んだ理由は?どこ行ったの?とも思った。
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.36:
(3pt)

歴史が気になってくる

とっても引き込まれるおもしろい本でした。現実味もあり、ブラド3世の墓は本当にカラだから本当にドラキュラとして、生きてそうで面白かったです。でも、最後がちょっと、納得できず。あっけなかった感じです。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.35:
(4pt)

かなりお気に入り

思うに皆さんダビンチコードやらその他のストーリーがわかりやすくて起承転結がはっきりしている翻訳物に慣れ過ぎてしまっているのじゃないかなー?上下刊1000ページ近い大作で文章の密度も濃く、更に時間と場所が錯綜する。確かになれてないと面食らうかもしれないけど、ドラキュラを信じてその追跡に係わる人たち「ヒストリアン」の物語だから、ミステリーだとか何とかジャンル分けするのはナンセンス。フィクションながら書物や歴史を研究する人たちのエネルギーを感じてGood。
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.34:
(3pt)

尻すぼみの結末が残念

原書に挑戦した。途中までは結構面白く読めたが、話の展開がご都合主義的で無理がある点と、結末が尻すぼみのため、読み終わってみると冴えない印象になった。

悪い点を先に言うと、まず何故、娘の一人称で話を進める必要があるのかがわからない。主人公は明らかに父親のPaulと母親のHelen、そして行方不明になったRossi教授なのに、無理に娘の視点から話を進めるため、父親、母親、教授からの手紙やら手記が次から次に出てきて、いくら小説とはいえ、違和感を覚えてしまう。

また、ドラキュラが現在でも生きており、これと対決するという設定にも関わらず、肝心の敵役のご本体のワラキア公ヴラド・ツェペシュ(ドラキュラ)や手下(?)の吸血鬼の図書館員は、物語の展開に合わせて都合よくたまに登場するだけで、存在感が乏しい点も残念。

余談ですが、実は吸血鬼ものには基本的に興味がないにも関わらず、本書の前に、こちらも吸血鬼もののGeorge R. R. Martin著のFever Dreamを読んだのだが、こちらは吸血鬼のイメージを変える斬新かつ断然面白い傑作ですので興味のある方には是非お勧めしたいです(邦訳もあり)。

随分けなしてしまいましたが、最初に書いたように途中までは相当面白かったのも事実。特に若き日の父親がRossi教授を求めて、出合ったばかりの母親とイスタンブール、ルーマニア、ブルガリアを訪ねる部分は、余り馴染みのない地域の歴史、文化、風景、社会主義が健在であったころの当時の雰囲気を背景に、謎解きと2人のロマンスがスピーディに展開していき読み応えがあり、これらの地(特にイスタンブール)に行きたくなりました。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.33:
(1pt)

久々に途中で投げました

Iを読みおえたとき、迷った。これほどつまらない小説も久しぶりだ。読みつづけるべきか否か。

ここまで来たのだ。IIでは展開するだろうと期待して、読み進めたが、途中でやめた。

小説を途中で投げだしたのは何十年ぶりだろうか。

しかし、大急ぎで断っておきたい。これは読者としてぼくのほうに欠陥がある。

この本はかなり売れているし、なにしろ書いている最中になんとかという賞ももらっているくらいなのだ(書きおえていないのに賞をもらえるなんて、著者はいい国にお住まいだ)。
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.32:
(2pt)

毎晩3ページくらいで眠りにつけました。

寝る前に、睡眠導入剤として読むのに最適?普段活字はほとんど読まないのですが、歴史ミステリーへの期待からかろうじて読破できました。でもダヴィンチコードのような「え、どこまで本当?事実?」というものはなく、もろにフィクションなのでがっかりしました。ヨーロッパ中旅するため、その土地土地の自然や建築物の描写がこれでもかと続き、それが眠くなりました。唯一楽しめたのは、あの男にいつのまにか何気なく近づかれていてじわじわ怖かった点でしょうか。何ヶ月もかかっても読破できたのは、フィクションとはいえあの男がいなくなるのを確かめないと安心できなかったから、かもしれません。
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.31:
(1pt)

訳者が…

前評判がよかったらしいのですが,皆さんが書かれているように,たいへん読みづらいです。私的なことになりますが,自分の中の文章表現感覚がまったく合わず,読むスピードが上がらず,内容が頭に入っていないことがしばしばありました。この訳者の高瀬さんの訳し方に難があるのではないかとも思われますが。できることなら原文での読破の方がいいのかもと思います。【ポストダヴィンチコード】は全く当てはまりません。おこがましいかと…。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.30:
(5pt)

「物語」が好きな人に

久しぶりに厚くてどきどきしながらページをめくった、読み応えのある本でした。これがデビュー作だなんて驚きです。

 レビューを見てると「ダ・ヴィンチ コード」と比較されている方が多いですね。評価が低いコメントが多くて正直、びっくりしたのですが、逆に私は「ダ・ヴィンチ コード」がものすごくつまらなかったので、好き・嫌いの別れるタイプのお話かもしれません。

 恩田陸や京極夏彦が好きな方にはおすすめだと思います。


ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.29:
(1pt)

膝カックン

東西冷戦下の中欧やイスタンブールを舞台に、中世の古文書・文献・民謡をアカデミックに解読しながらドラキュラ埋葬地の謎へ迫るプロセスはある程度読みごたえがあるが、その一方で、肝心のドラキュラ/吸血鬼に関する描写は情けないほど凡庸かつ稚拙である。文献考証の場面の緻密な展開とは対照的に、実際の吸血鬼に絡む展開では、臆面のない御都合主義と紙幅の節約が発揮されていて、時空を超えて唐突に神出鬼没させられる吸血鬼たちも可愛そう(笑)。思いっきり「膝カックン」させられた本だ。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.28:
(1pt)

忍耐力を試されました。

吸血鬼ものということで、スティーヴン・キングの名著『呪われた町』をイメージして読み始めました。いやあ、読み終わるまで本当につらかったです。こんなにつまらないエンタテイメント小説をいままで読んだことがありません。いずれカタルシスを味わえるだろうと思い、我慢して読み続けていたら、とうとう最後まで感動もドキドキ感もなにもないままに終わってしまいました。
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.27:
(3pt)

「歴史家(ヒストリアン)の意味するものは」

吸血鬼ドラキュラ伝説を基に,不意に手に入った古書の謎を解き明かそうとする歴史家(ヒストリアン)が主人公のミステリーなのでしょう・・・。

 他のレビューで指摘されているように,語り部,時間が錯綜して物語が進行する文体であることから,ストーリーを追いかけるのが大変でした。さらに,原文が難解であるためでしょうが,翻訳が直訳で読点のない長文が続くことも読みにくさの原因です。

 吸血鬼ドラキュラのモデルとなった,ヴラド・ドラキュラの墓はどこにあるのかの謎を父娘,彼の恩師の三代にわたる追跡ですが,ヨーロッパ中の歴史家が関わってきます。しかし,表題の歴史家とはヴラド・ドラキュラ自身のことであることを作者は示唆しているのではないでしょうか。

 とにかく,舞台はオックスフォードからルーマニアなどの東欧まで,時代はオスマントルコから現代までとスケールの大きさは確かです。ヨーロッパの地理または歴史に興味を持っている人でなければ,この本を楽しむことはできません。ミステリーの面白さを期待すると外れます。
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.26:
(2pt)

3つの視点から

3人の時代の違う視点を元に書かれています。

話は面白いのですけど、誰が誰だか分からなくなってしまいます。

1巻の後半で息切れしますが、2巻の後半は面白くなるので

それまでは頑張って読み進むしかありません。

この本は榎木洋子のSTEP OUTと同じ形式で私にはいちばん合わない

タイプの文章でした。

内容は面白いのですが3人の視点が絶えず行き来するのでわかりにくい

感じがします。

もう少し内容が整理されたり、各人の描写の特徴があれば読みやすいのに

と思います。

前評判が良かっただけにちょっとがっかりしました。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.25:
(2pt)

ポスト・ダビンチコードと思いきや

歴史を扱ったベストセラー、というだけで読んだのですが、
いまいちテンポに乗れず、読みづらかったです。
いよいよ、っていう場面で必ず途切れたりして、
間延びした印象を受けました。
あと、風景描写が流暢じゃない。
原本を読んでみようか検討中です。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.24:
(3pt)

オマージュとも受け取れます

タイトルや前書き、冒頭の雰囲気から、つい、ジョゼフィン・テイ著『時の娘』のような、読み応えのある歴史ミステリーを期待していました。しかし、読み始めて間もなく、どうもそうではなさそうなことに気づきました。読み終えて、その印象は変わりません。

 謎解きが論理的なものではなく、史実としてのドラキュラ、ワラキア公ヴラド・ツェペシュ像の探求が深まることはなかったのです。その面においては、レイモンド・T・マクナリー、ラドゥ・フロレスク共著の『ドラキュラ伝説 吸血鬼のふるさとをたずねて』の内容を大きく出てはいません。この名著へのオマージュのつもりか? という程度です。

 では、サスペンスなのかといえば、どうも緊迫感とリアリティに欠け、『ダ・ヴィンチコード』のように一気に読ませる迫力がありません。

 結局、ファンタジーホラーとでもいうしかないのですが、それにしても、話の展開が散漫で、感情移入しづらいのです。三世代の事件が平行して語られるのですが、あまりにも頻繁に視点が変わるため、物語世界の流れになかなか入っていけません。題材は興味を引かれるものなのですから、主人公を決め、視点をしぼって、年代順に話が追えるように書かれていれば、もっと楽しんで読めたのではないでしょうか。

映画化が決定しているそうですが、うまく脚色すれば、原作を越えるでしょう。論理的ではないだけに、映像向きの題材であるだろうと、期待しています。

おもしろかった点は、本書では、実在したワラキア公ヴラド・ツェペシュについて、スターリン、ヒットラーと並ぶ悪の権化、という評価が一般的なものであるかのように書かれていることです。いかにもアメリカ的な評価、ではないでしょうか。日本では、ルーマニアのナショナリズムにそって、ルーマニアの民族的英雄とする位置づけが、ポピュラーであるように思います。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.23:
(2pt)

竜かドラキュラか・・・

すごく興味そそる内容とあの表紙・・・

買わずにはいられなかったこの本。

しかし、翻訳が私の相性とは合わなかったせいか

すごく読みづらく、小学生の作文を読んでるのか?

っという気になってしまうほどでした。

回転も遅く感じられ、長々といらない説明まであり。。。

苦痛すら感じる程読みづらいです。

題材としてはすごく面白いと思うが翻訳がまずいかも。

もしかすると原書の方が引き込まれたりするのかもしれません。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.22:
(1pt)

竜かドラキュラか・・・

ヒストリアン1の後編。

1と同時にこの2も買ってたのでしかたなく読んだといった感じです。

1は翻訳者との相性が悪いのかすごく読みづらくて

なかなか前に進むことすらできなかったのですが

2ではだんだん翻訳者に慣れてきたのか、それとも自分で

勝手に翻訳しなおして読んでたのか・・・

まぁ〜読みやすくはなっていた。

しかし、ホラーでもなく、サスペンスでもなく、ロマンスでもなく、

どこにも属せないような内容にがっかり。

なぞ解き(?)もあっさりしすぎでここまで読んだのに

これなのかと非常にがっかりした。

ちなみに、アメリカでこの本はみかけなかったです。

宣伝文句に踊らされた感じでいっぱい。

本当に映画化しちゃうんでしょうか。大丈夫かな?っと

そこも心配なるほど久しぶりにがっかりした作品。

帯とあの表紙に惹かれて読み出すとがっかりするかも。
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.21:
(5pt)

あぁよかった〜☆

私はすんなり楽しめました。

歴史の問題とかあまり深く考えてなく、いや知識がないせいかな?

「うわっどうなるんだろう?どこにいるんかなー?そんなの見てたら来る来る来る〜!この人ヤバイよ〜!」で最後まで。

読んでいる間は部屋がミシッてなるたんびにビクビクしてました。

読み終わったらもう平気になりましたが。

久々に「ハッ?!ここはどこ?今何時?」っちゅうくらい没頭する時間がもてました。感謝の気持ちをこめて☆5つ!
ヒストリアン・IIAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・IIより
4140054948
No.20:
(1pt)

荒唐無稽で、でも読ませる小説を期待したら。。。

例えばダヴィンチ・コードなんて、かなり荒唐無稽な小説ですが、でも、何だかありそうな話で、ぐいぐい読ませてしまう力を持っています。この小説は、そんなリアリティが全然感じられず、作者のご都合主義的に話が進んでいく不自然さを感じました。吸血鬼が出るから不自然と言うわけではなく、(だって、ハリーポッターなんて、「ありえない」の連続ですが、それでもリアリティがあって読み進めてしまいますから)吸血鬼のストーリーへのからませかたがこなれてなく、B級ホラー映画のように、ストーリー上の必然性もなくいきなり主人公たちの邪魔にくるのが、どうも説得力を欠きます。なんとかIは読破したものの、IIは読む気になれませんでした。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X
No.19:
(5pt)

オスマン・トルコと東ヨーロッパ

10年の準備期間を持って書き上げられた作品ということもあって、様々な歴史的な資料を織り交ぜて重厚に描かれた歴史ミステリーになっており、一気に読ませられた。

三つの時代を上手く構成して、徐々に謎に迫って行く迫力、緊張感が素晴らしい。単なる「吸血鬼もの」になっていないところがいい。

日本人が一番弱い東ヨーロッパの歴史というものを再認識した作品でもあった。オスマン・トルコと言う国が、東ヨーロッパを席巻したということは、歴史の時間で教えられているが、その結果東ヨーロッパに残されたものについては、知るべくもなかった。そういった意味でも、なかなか面白い作品だった。
ヒストリアン・IAmazon書評・レビュー:ヒストリアン・Iより
414005493X

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