K・Nの悲劇

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評判

K・Nの悲劇の評価:

3.55/5点 レビュー 55件。 C ランク

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平均点3.55pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全58件 21〜40 2/3ページ
No.38
(5pt)

重たいテーマですがスピード感あり

あっという間の一冊でした。堕胎という重たいテーマですが、展開にスピード感があり読み進めるうちにどんどん引き込まれました。女性心理、中絶の場面等リアルに描かれているので考えさせられました。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.37
(4pt)

好事魔多し?

好事魔多し、でしょうか?

出版した本がベストセラーになり、うらぶれた生活から抜け出した「修平」の新婚生活に異変が起きます。

経済的な理由で妻の「果波」に妊娠中絶を告げたことから異変が起こります。

精神病なのか霊がとりついたのか妻「果波」は奇妙な言動を開始します。

題材は非常に重いのですが、所謂悪人が登場しないこともありスムースに読み終える事が出来ます。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.36
(4pt)

私が誰だかわかる?

経済的な事情から妊娠中絶を決意した夫婦の妻に異変が起こるが、精神の病とはいいきれないやたら具体的で、不気味な行動・言動が続く。

 死霊の憑依なのか、精神の病なのかなんともいえないけれど、命をつくる、捨てるって、これくらい精神を追いつめらる出来事であり、自分の心以上の何かが作用する出来事なんだろうなって思いました。

 最後まで一気に読めました。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.35
(5pt)

時には意志の力も必要なんでしょう。

夏樹修平と果波夫婦は妊娠中絶を決意する。が、妻に憑依人格ができあがり、中絶を拒み始める。

 患者が自殺未遂をして、休職中だった精神科の磯貝医師が修平の依頼によって果波の治療にあたることとなる。

 あつかわれているものは不妊治療、妊娠中絶、出産、といった重いものです。

 にもかかわらず、話の展開が速く、登場人物がそれぞれ好ましい性格なので感情移入がしやすく、どんどん読み進むことが出来ます。

 面白い本でした。


K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.34
(4pt)

性描写にプロを感じた

高野和明といえば、さわやかな印象があったが、同時に素人くささも感じていた。

そこへ、本書である。こういう性描写ができるようになったということは作家として一皮向けたのかなという気がする。

話も先が見えないし、よくできた本だと思う。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.33
(4pt)

怖いけどよかった

表紙も題名も怖いし、読んでいてなんとなく悲惨な終わり方をするのかと思ったけど、違いました。読んでよかったと思った。

この世の中よく聞くことなのに堕胎がどんなに残酷なことかということを熱心に筆者が訴えているみたいに感じました。ただの恐怖ものじゃなかったです。母になる女は強くて恐ろしいものだと感じました。私も女だけど気持ち悪くなりました。あと、頼りになりそうな精神科の医師がどう考えても死霊なのにあらゆる病名をつけたりしているのが、鈍感すぎて、滑稽でした。面白かったです。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.32
(4pt)

何でも書ける高野和明

高野和明は本当に芸が広いですね。それにまず感心しました。
ホラーも決して下手ではなく、むしろ上手いと言えるでしょう。
とはいえ本作は、ホラーテイストなサスペンスミステリーという感じですけども。
多重人格もの、サイコものとしては本作を上回る作品はいくらでもありますが、
スリリングで映像的な作風はさすが。今後の作品にますます注目です。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.31
(4pt)

高野マジック?

13階段を読んで、高野和明と云うエンターテイナーに興味を持った。
TVなどの脚本家だけあって、読者を惹きつけるツボを心得ているなぁ...
最初から「どうだ、面白いだろ!」と云わんばかりの、一端の作家気取りの書いた昨今の小説と違って、高野氏の作品は、読み進むに従って、どんどんとのめり込んでしまう...と云うよりも、高野和明と云う名の蟻地獄に引き込まれるような、そんな作品だ。
これは、正に、ヒットするTVドラマに共通している作風だ。
最初のうちは、可もなく不可もなくといった感じで、台所仕事をしながら横目で見ていたのが、そのうち、TVの前に釘付けになって、1分のCMももどかしく感じる。
本当に、スゴイ作家が現れたものだ。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.30
(4pt)

何が1番大事ですか?

恋愛感情、精神の病気、夢、魂、霊・・・・
医学や科学で解明できない世界を人は怖がったり
楽しんだり遠ざけたり面白がったり、いろいろ想像します。でもそんな不可思議な出来事が身の回り、それも愛する人の身に
ふりかかり自分の生活を脅かす。
妊娠中の妻、胎児、贅沢な生活、自身の将来、どれも大事だが何かを
犠牲にしなければいけない。主人公修平が出した答えは?
そして、その結果は?
高野氏の無駄のない文章が読者の心をはなしません。
我が息子は6年前の今日1600グラムの未熟児で生まれました。
命の不思議さを改めて考えました。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.29
(4pt)

母親って。。。

精神病?心霊現象?
母親となったその日から、彼女を襲う恐怖の連続。
夜中にはちょっと読み進めるのが怖いです
主人公の妻の妊娠をベースに、いろいろな形の母親が見え隠れする。
母親の愛や思いはすごいな、と改めて感じます。
途中救われないようないたたまれない気持ちもありますが、悲劇だけでは終わらない、そんな一冊です
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.28
(4pt)

上品なスリラーサスペンス

フリーライターの夏樹修平が書いた本がベストセラーとなり、祝賀会の夜、新しく購入したマンションに妻と入居する。その夜妻は妊娠するが、マンションのローン、不安定な収入を危惧した修平は中絶を決断する、そして悲劇は始まった。憑依現象を用いたスリラーサスペンス、とても怖かったけどお上品でした、後味良し
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.27
(4pt)

こんな怖さもあり!

高野和明の3作目。
今回は「憑依」という現象について、精神医学と霊現象という2つの観点からのちょっと変わった切り口だが、これがミステリとしてうまく作られています。相変わらずのスピード感も健在でストーリーにぐんぐんと引き込ませる力量はさすが!男女のあり方や生命の尊さなんかについても考えさせられておすすめの1冊です。・・・それにしてもこわい!
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.26
(4pt)

この本、結構怖いです!

ノンストップ・ミステリーの新鋭、高野和明さんの新作ですね。路線は前作グレイヴディッガーとほぼ同様ですが、より現実味の近い(?)心霊ものとあって、一気に読めます。
中盤で明らかになる、タイトル「K・Nの悲劇」の意味、おおかた予想通りの展開の中、時折意表を突かれる展開など、十分に楽しめる作品と思います。一気に読めるからと言って、夜中に一人で読むのはオススメしません。結構怖いのでトイレに行けなくなってしまいますから。
K・Nの悲劇 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (文春文庫)より
416780199X
No.25
(4pt)

自分の世界で他人を縛り付けてはいけない

修平と果波が子供が受胎した時のシーンに嫌悪感を覚えたので、「これはあまり期待できないかな」と思いながら読み進めていった。
 しかし、物語が進行していくうちにそんなことは忘れ、どんどんのめりこんでいった。
 
 本作で作者が読者に訴えたいことは、いろいろあると思うが、私が感じたのは「自分の世界で他人を縛り付けてはいけない」、ということだ。

 人は誰でも自分の世界を持っている。
 そして、人は(人それぞれではあるが)それを他人に強要したり、縛りつけたがるものだ。
 今までは、そういったことは人間の真理のようなものだと思っていたが、今はそれは良くないことだと思っている。

 作中では、たくさんの人物が自分の世界を他人に強要している。
 修平、磯貝、戸田麻衣子の義母・夫、・・・などたくさんの人物がそれをしている。
 そしてその結果、多くの人が不幸に見舞われている。

 これは小説の話だが、誰でも、いつ起きてもおかしくないことだ。
 そのことを覚えていかなくてはいけない。

 高野和明の作品はどれも素晴らしいが、この『K・Nの悲劇』もご多分に漏れない。
 作者の作品が好きな人ならば読むべきだろう。
 そして、自己中心的な性格を自覚している人にもお勧めしたい。
 きっと少しは視野を広げることができると思う。
K・Nの悲劇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (講談社文庫)より
4062753235
No.24
(4pt)

自分の世界で他人を縛り付けてはいけない

修平と果波が子供が受胎した時のシーンに嫌悪感を覚えたので、「これはあまり期待できないかな」と思いながら読み進めていった。
 しかし、物語が進行していくうちにそんなことは忘れ、どんどんのめりこんでいった。
 
 本作で作者が読者に訴えたいことは、いろいろあると思うが、私が感じたのは「自分の世界で他人を縛り付けてはいけない」、ということだ。

 人は誰でも自分の世界を持っている。
 そして、人は(人それぞれではあるが)それを他人に強要したり、縛りつけたがるものだ。
 今までは、そういったことは人間の真理のようなものだと思っていたが、今はそれは良くないことだと思っている。

 作中では、たくさんの人物が自分の世界を他人に強要している。
 修平、磯貝、戸田麻衣子の義母・夫、・・・などたくさんの人物がそれをしている。
 そしてその結果、多くの人が不幸に見舞われている。

 これは小説の話だが、誰でも、いつ起きてもおかしくないことだ。
 そのことを覚えていかなくてはいけない。

 高野和明の作品はどれも素晴らしいが、この『K・Nの悲劇』もご多分に漏れない。
 作者の作品が好きな人ならば読むべきだろう。
 そして、自己中心的な性格を自覚している人にもお勧めしたい。
 きっと少しは視野を広げることができると思う。
K・Nの悲劇 Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇より
4062117134
No.23
(4pt)

生命

デビュー作から一貫して「生命」をテーマに作品を発表している作者。

今作は受胎後に別人格が憑依して中絶を拒み・・・という内容をホラータッチで
綴っている。
途中の展開は背筋がゾクゾクッとするほどの怖さを感じ、ジャンル分けすれば
ホラー小説なのかなと思ったが、最後まで読むとそういうことではないと分かる。
やはりテーマは「生命」だ。ここはぶれていない。

高野和明はデビュー作の『13階段』からストーリー展開の上手さには定評がある
が、作品を追うごとにその上手さのレベルが上がってきていると感じる。
今作も導入部からページをめくる手が止まらなかった。
惜しむらくは最後がお約束すぎる点だが、あまり後味が悪い作品も好きではない
ので、私自身はあれで良かったと感じる。
K・Nの悲劇 Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇より
4062117134
No.22
(4pt)

生命

デビュー作から一貫して「生命」をテーマに作品を発表している作者。

今作は受胎後に別人格が憑依して中絶を拒み・・・という内容をホラータッチで
綴っている。
途中の展開は背筋がゾクゾクッとするほどの怖さを感じ、ジャンル分けすれば
ホラー小説なのかなと思ったが、最後まで読むとそういうことではないと分かる。
やはりテーマは「生命」だ。ここはぶれていない。

高野和明はデビュー作の『13階段』からストーリー展開の上手さには定評がある
が、作品を追うごとにその上手さのレベルが上がってきていると感じる。
今作も導入部からページをめくる手が止まらなかった。
惜しむらくは最後がお約束すぎる点だが、あまり後味が悪い作品も好きではない
ので、私自身はあれで良かったと感じる。
K・Nの悲劇 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇 (講談社文庫)より
4062753235
No.21
(5pt)

男から見た女

うおー、怖かった。恐ろしかった。
一度読み始めると、本を閉じるのは許されない気がして一気に読んでしまった。
中絶の問題、男女の問題。
というよりこれは、「男から見た女」の物語だと思う。
物語は夫の修平の視点で描かれ、修平の心理描写を多くすることで感情移入を誘う。
そういった意味では、東野圭吾の「秘密」に似ているかな。
すごく物語に巻き込まれた。
ホラーだが、最後には明るい面が見られ、読後感も良い。
男性に特におすすめです。
K・Nの悲劇 Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇より
4062117134
No.20
(4pt)

問題提議の面が強い

愛する女性の妊娠を知って、中絶の選択をした夏樹修平と岡部和也。現実に良くありそうな二つのパターン。そして、愛する男性の子供を生みたいと願う女性二人。
男のエゴか女性の母性本能か。セックスという行為と妊娠・出産という結果についての認識の欠如。中絶という行為に対する考え方の相違。
中絶ということに対して、二人の女性をシンクロさせて、憑依現象として表現し、間に医者を入れることによって、話の展開としては面白く読めるものだと思う。
現在の日本における性の問題と、少子化の問題に何気なくスポットを当てていると読むこともできるのではないだろうか?若者の性交渉問題然り、結婚後の生活におけるマイホームの夢と住宅ローン問題。収入が増えない状況において、より良い生活を求めて高い住宅ローン(もしくは賃料)を選択するか、育児・子育てにウェイトをおいた人生設計を選ぶのか。
どちらが正解という問題ではないが、考えるきっかけになる可能性は秘めていると思う。
なお、中絶問題に関心をもたれた方は、「神の汚れた手」曽野綾子がおすすめ。
K・Nの悲劇 Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇より
4062117134
No.19
(5pt)

重たいテーマですがスピード感あり

あっという間の一冊でした。堕胎という重たいテーマですが、展開にスピード感があり読み進めるうちにどんどん引き込まれました。女性心理、中絶の場面等リアルに描かれているので考えさせられました。
K・Nの悲劇 Amazon書評・レビュー: K・Nの悲劇より
4062117134