私と悪魔の100の問答

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評判

私と悪魔の100の問答の評価:

4.59/5点 レビュー 17件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.59pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(4pt)

少し実験性が高い作品

講談社創業100周年記念出版 書き下ろし100冊 のひとつ

ハズレ君と自称するものと主人公の女子高生が問答を行う
といった展開で話は進みます

少し実験的な作品で、
その分、物語性は少し薄いように感じました

世の中は曖昧模糊で、灰色である
状況や立場が変れば、答えも変る

なぜ、こんな世界になってしまったのか
問答を繰り返すことにより、その答えを探求する

いつもの著者の作品どおり、
他の作品ともリンクしている模様です
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス)より
4061828924
No.11
(4pt)

少し実験性が高い作品

講談社創業100周年記念出版 書き下ろし100冊 のひとつ

ハズレ君と自称するものと主人公の女子高生が問答を行う
といった展開で話は進みます

少し実験的な作品で、
その分、物語性は少し薄いように感じました

世の中は曖昧模糊で、灰色である
状況や立場が変れば、答えも変る

なぜ、こんな世界になってしまったのか
問答を繰り返すことにより、その答えを探求する

いつもの著者の作品どおり、
他の作品ともリンクしている模様です
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし)より
4062165481
No.10
(5pt)

純粋な感想です

この作品の著者さんが書いた「他作品」等に一切触れた事が無い私ですが、感想は素直に「楽しかった」、です。話の最初と最後に少しストーリー的な物もありますがこの作品の中心は「現実的かつ常識的な」考え方ができる「人間の女子高生」が、「非現実的かつ非常識的な」考え方を持つ「あくま」に話題を振られ、その話題について「常識的な視点から」考え、答えるが相手は「あくま」なので「常識的な」答えは帰ってこない、当然「女子高生」側はイラつきながらも相手は「あくま」だから口八丁でどんどん会話を続けていく…。という物、だけど物語の構成と作家さんの文章力で物語にぐいぐい引き込まれていきました。ライトノベル感覚で読めるので楽に読めて行きますし、題名にあるように100の質問はありますが、この質問も深く考える事もできますが、多分、深く考えているとそれこそ物語中の「あくま」に「そんなに答えが欲しいのか」と笑われます(笑)。深く考えるのは「女子高生」に任せて私達読み手はなにも考えず、サラッと読んでいくのがこの本の楽しみ方と思いました。好き嫌いが明確に分かれると思いますが、私的にはお勧め出来る一冊です。追記…「常識的な考え」と「非常識的な考え」を持つ両者の会話や立場を見ていて「表裏一体」と感じたのは私だけかな。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス)より
4061828924
No.9
(5pt)

純粋な感想です

この作品の著者さんが書いた「他作品」等に一切触れた事が無い私ですが、感想は素直に「楽しかった」、です。話の最初と最後に少しストーリー的な物もありますがこの作品の中心は「現実的かつ常識的な」考え方ができる「人間の女子高生」が、「非現実的かつ非常識的な」考え方を持つ「あくま」に話題を振られ、その話題について「常識的な視点から」考え、答えるが相手は「あくま」なので「常識的な」答えは帰ってこない、当然「女子高生」側はイラつきながらも相手は「あくま」だから口八丁でどんどん会話を続けていく…。という物、だけど物語の構成と作家さんの文章力で物語にぐいぐい引き込まれていきました。ライトノベル感覚で読めるので楽に読めて行きますし、題名にあるように100の質問はありますが、この質問も深く考える事もできますが、多分、深く考えているとそれこそ物語中の「あくま」に「そんなに答えが欲しいのか」と笑われます(笑)。深く考えるのは「女子高生」に任せて私達読み手はなにも考えず、サラッと読んでいくのがこの本の楽しみ方と思いました。好き嫌いが明確に分かれると思いますが、私的にはお勧め出来る一冊です。追記…「常識的な考え」と「非常識的な考え」を持つ両者の会話や立場を見ていて「表裏一体」と感じたのは私だけかな。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし)より
4062165481
No.8
(5pt)

ノンストップで読むのがお勧めです

タイトルが気に入って、購入してみました。
この作者さんの作品は初めて読みました。
ライトノベルっぽいというか、なんだか勢いで読ませる感じ。

でも、面白かった。読み終わってみると、
意味があったのか無かったのか分からないような
曖昧模糊な会話が生きてくる。

他の方のレビューを拝見すると、この本はスピンオフ?のようですが、
このお話だけで読んでも十分楽しめました。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス)より
4061828924
No.7
(5pt)

ノンストップで読むのがお勧めです

タイトルが気に入って、購入してみました。
この作者さんの作品は初めて読みました。
ライトノベルっぽいというか、なんだか勢いで読ませる感じ。

でも、面白かった。読み終わってみると、
意味があったのか無かったのか分からないような
曖昧模糊な会話が生きてくる。

他の方のレビューを拝見すると、この本はスピンオフ?のようですが、
このお話だけで読んでも十分楽しめました。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし)より
4062165481
No.6
(4pt)

新規の方にもおすすめ

上遠野先生の作品というと、独特の文章や思考、他作品との関連の深さから、新規の方には受け入れにくい作品も多いと思う。 しかし、今回は他作品との繋がりが全く分からなくても問題なく読めるし、作中で用意されている100の問いかけも実に上遠野先生らしい問題提起なので、初めての方にもおすすめです。 問答の中身としては、私達が普段、当たり前の事として当然のように受け入れてしまっている事に対する疑問が多いです。 なぜ、それを当たり前のものとして、何の疑問もなく、根拠も知らず、考えずに受け入れているのか。 根拠も基準もわからないのに、人を見下したり、自分は普通だと信じ込んでいたりしているけれど、それはとても曖昧で、矛盾にみちているものだと教えてくれます。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス)より
4061828924
No.5
(4pt)

答えがない問いを考え続けること

17歳の少女である葛羽紅葉は、実業家の母親の会社が起こした事件のせいで、マスコミから追い回される存在になってしまう。そんな状態の時に、でびる屋なる裏家業を営む謎の存在、シャーマン・シンプルハートと呼ばれる男と、その男が操っている不思議な人形ハズレ君が、母親の苦境を救う交換条件として紅葉との接触を希望してきた。
 ハズレ君が対価として要求してきたことは、ただ紅葉が彼の質問に答えること。そこから紅葉を巡る状況がさらに変化し、でびる屋が関わる出来事に巻き込まれていく。

 目次を見ると100の質問が明確に書かれているが、本文中ではハズレ君と紅葉の会話の中でマシンガンの様に放たれるので、個別の質問に答えるという感じではない。そして、全ての問いに対して答えが返されるわけでもない。

 幼年期には世界の出来事全てに対して疑問を抱く。なぜ空は青いのか?夜はどうして暗いのか?鳥はなぜ飛べるのか?風はどうして吹くのか?数限りないなぜがその口から放たれたとしても、大人はそれを曖昧にごまかし、子ども自身もいつしか忘れてしまうことも多いだろう。
 これは成長するに従って、世界の常識を自然に受け入れていくからだと思う。ではこの世界の常識は何によって作られたのか。これは、人類の幼年期を生きた先人達が、疑問を疑問のままにせず、考え続け、調べ検証し、理論化してきた結果だろう。問いに答えがないことに納得せず、世界に答えを問い続けてきた結果だ。そして過去には疑問を抱いて当然だったことが、いずれは当たり前として処理される時代が来る。
 しかし、常識を常識として受け入れ疑問を抱かないことは、思考する存在として異常だとも言える。自分の周囲の状況を受け入れることが常態化してしまえば、どんな理不尽な状況が訪れたとしても、それを仕方のないことと無意識に受け入れるようになってしまう気がする。

 本書でハズレ君が紅葉にする質問も、紅葉からすれば当たり前として受け入れてしまっている事柄が多い。そしてそれは、深く知ったところで自分にはどうしようもないという、諦めの表明でもある。だが、ハズレ君の問いに対して考えることを強要されていく内に、彼女の行動にも変化が訪れていくのだ。受動から能動へと。ただ受け入れるのではなく求め続けることへと。

 作者の他の作品と同様に、既存作品と部分的にリンクした内容となっています。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス)より
4061828924
No.4
(4pt)

新規の方にもおすすめ

上遠野先生の作品というと、独特の文章や思考、他作品との関連の深さから、新規の方には受け入れにくい作品も多いと思う。 しかし、今回は他作品との繋がりが全く分からなくても問題なく読めるし、作中で用意されている100の問いかけも実に上遠野先生らしい問題提起なので、初めての方にもおすすめです。 問答の中身としては、私達が普段、当たり前の事として当然のように受け入れてしまっている事に対する疑問が多いです。 なぜ、それを当たり前のものとして、何の疑問もなく、根拠も知らず、考えずに受け入れているのか。 根拠も基準もわからないのに、人を見下したり、自分は普通だと信じ込んでいたりしているけれど、それはとても曖昧で、矛盾にみちているものだと教えてくれます。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし)より
4062165481
No.3
(4pt)

答えがない問いを考え続けること

17歳の少女である葛羽紅葉は、実業家の母親の会社が起こした事件のせいで、マスコミから追い回される存在になってしまう。そんな状態の時に、でびる屋なる裏家業を営む謎の存在、シャーマン・シンプルハートと呼ばれる男と、その男が操っている不思議な人形ハズレ君が、母親の苦境を救う交換条件として紅葉との接触を希望してきた。
 ハズレ君が対価として要求してきたことは、ただ紅葉が彼の質問に答えること。そこから紅葉を巡る状況がさらに変化し、でびる屋が関わる出来事に巻き込まれていく。

 目次を見ると100の質問が明確に書かれているが、本文中ではハズレ君と紅葉の会話の中でマシンガンの様に放たれるので、個別の質問に答えるという感じではない。そして、全ての問いに対して答えが返されるわけでもない。

 幼年期には世界の出来事全てに対して疑問を抱く。なぜ空は青いのか?夜はどうして暗いのか?鳥はなぜ飛べるのか?風はどうして吹くのか?数限りないなぜがその口から放たれたとしても、大人はそれを曖昧にごまかし、子ども自身もいつしか忘れてしまうことも多いだろう。
 これは成長するに従って、世界の常識を自然に受け入れていくからだと思う。ではこの世界の常識は何によって作られたのか。これは、人類の幼年期を生きた先人達が、疑問を疑問のままにせず、考え続け、調べ検証し、理論化してきた結果だろう。問いに答えがないことに納得せず、世界に答えを問い続けてきた結果だ。そして過去には疑問を抱いて当然だったことが、いずれは当たり前として処理される時代が来る。
 しかし、常識を常識として受け入れ疑問を抱かないことは、思考する存在として異常だとも言える。自分の周囲の状況を受け入れることが常態化してしまえば、どんな理不尽な状況が訪れたとしても、それを仕方のないことと無意識に受け入れるようになってしまう気がする。

 本書でハズレ君が紅葉にする質問も、紅葉からすれば当たり前として受け入れてしまっている事柄が多い。そしてそれは、深く知ったところで自分にはどうしようもないという、諦めの表明でもある。だが、ハズレ君の問いに対して考えることを強要されていく内に、彼女の行動にも変化が訪れていくのだ。受動から能動へと。ただ受け入れるのではなく求め続けることへと。

 作者の他の作品と同様に、既存作品と部分的にリンクした内容となっています。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし)より
4062165481
No.2
(4pt)

上遠野ファンにはおすすめだが・・・

有名人を母親に持つ、女子高生の紅葉と、
人形のハズレ君(シンプルハート)との会話が中心に物語が進みます。

紅葉は母親の事業失敗を救うために、シンプルハートとある契約をします。
その結果、具体的な契約内容は不明で目的が何なのか、まったく不明なまま
シンプルハートと人形のハズレ君を介してさまざまな会話をします。

会話の内容はさまざまですが、なんとなく著者のあとがきに似ています。

他には、ファウストvol.5にでてきた久嵐舞惟や、フォルテッシモがちょこっとですが出てきます。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (講談社ノベルス)より
4061828924
No.1
(4pt)

上遠野ファンにはおすすめだが・・・

有名人を母親に持つ、女子高生の紅葉と、
人形のハズレ君(シンプルハート)との会話が中心に物語が進みます。

紅葉は母親の事業失敗を救うために、シンプルハートとある契約をします。
その結果、具体的な契約内容は不明で目的が何なのか、まったく不明なまま
シンプルハートと人形のハズレ君を介してさまざまな会話をします。

会話の内容はさまざまですが、なんとなく著者のあとがきに似ています。

他には、ファウストvol.5にでてきた久嵐舞惟や、フォルテッシモがちょこっとですが出てきます。
私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし) Amazon書評・レビュー: 私と悪魔の100の問答 Questions & Answers of Me & Devil in 100 (100周年書き下ろし)より
4062165481