ブレイズメス1990
評判
ブレイズメス1990の評価:
4.06/5点 レビュー 48件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1〜6 1/1ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
ブレイズメス1990の評価:
4.06/5点 レビュー 48件。 B ランク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| | ||||
| ||||
|
小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
一言で言って、「お話」にすべて「詳細」が欠けている。
モナコ、モンテカルロで始まる「旅行者の体験談」的ストーリーには、まだ目をつぶろう。しかし大体、どんな国のどんな仕事であれ、欧州であればなおさらのこと契約に基づいて行われているはずだ。そういう仕事をある日、「じゃあ、俺は日本に帰ります」的に、気が向いたからと言ってその日のうちの飛行機に乗って帰ってきてしまえるほど、世の中、甘くないはずだ。第一、そんなに「世界的に有名な外科医」だったのであれば、先々まで手術スケジュールが入っていたに違いないのに、翌日以降の手術日程は一体どうしたのか? 「自分の財産の半分」を手術費として払う、それも「大金持ちばかりがやってくる」、という設定なのであるから、すでに何億円という金を払って彼に手術してもらう予定になっていた患者たちがいたはずなのに、そういう人たちはいったいどうなったのか?
他にも納得できないことが山積している。たとえば天才医師とされる「天城」の何が一体、天才なのか? 何が素晴らしいのかが十分に描かれていない。「バイパス」の代わりに直接、血管を繋ぐ手術が出来ると言うこと、そしてそれが「すばらしく早い」ということなのだが、それだけでは納得させてもらえない。「他人には出来ない!」「世界で一人!」と何度もそういう台詞が出てくるのであるが、それではなぜ他人に出来ない技を、「彼はできるのか?」が説明されていないのだ。
そして、日本での「公開手術」である。アメリカでは行われているが、日本では行われていない。周囲の反対を押し切って、天城はそれを強行する。しかし、これが一番、詳細と説明に欠ける。まず、どんな場で行われたのか? 手術室の構成がひとつも描かれていない。どうも聴取者が見られる状況で行われたと言うことらしい(だから、「公開」なのであるが)。しかし、いくら何でも一般人がいる場で手術など行なわれないであろう。そんな細菌・雑菌・埃だらけの場所で行うはずがない。何らかの形で、一般人と手術室は仕切ってあったはずだ。じゃあ、「何で?」「どうやって?」と思う。透明のボード(ガラスとか硬化プラスチックとか?)で仕切って、聴衆からは(ガラス等を通して)見えるが中は清浄な状態にするのか・・・?。いろいろ考えながら読んだのであるが、最後までそれには触れられていなかった。手術はまるで、コンサートか何かのようにオープンスペースで行われたような書き方だ。まあ、何かの形で手術スペースを周りから隔離したとしよう。しかしその場合、ライトはどうしたのか?(ガラスかプラスチックの透明ボードの強度が、手術用照明を支えるのに十分であったのか?) 手術機器をどうやって移送して設置したのか? 公開手術に反対だった大学が、そういう機器の供給だけには同意したのか? 設置したスタッフはどこから来たたのか? 公開手術の経験がない日本には、レンタルでそういう場にだけ貸し出す業者があるとは思えない。通常だったら、その辺から躓く。もし強行するのであれば、かなりの試行錯誤が必要なはずだ。
また、「ブラックペアン」で詳しく書かれていた「外科医の手術前の手洗い」の大事さを考えると、医師たちの着替えと手洗いの場はどこに設置したのか・・・? そういった疑問がさまざまに出てくる。
そうした詳細は一切かかれず、「手術が行われました!」「天才医師のXXはすばらしい技術で成功しました!」という「おとぎ話」的ストーリーだ。結局、最初から最後まで「あらすじ」だけ読んでいるような作品だった。