SOSの猿

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評判

SOSの猿の評価:

3.10/5点 レビュー 112件。 D ランク

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平均点3.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全98件 21〜40 2/5ページ
No.78
(4pt)

いくつかのストーリーが

いくつかのストーリーが最後につながる。

作者の撒いた種が、次々と実になるのを楽しみに

読み進めたが、中々晩生なのか、読むのに(実になるのに)

時間がかかりました・・・。

果実も晩生の方が美味しいのと同じように、

「SOSの猿」も後半から一気に美味しくなりました。

作者の持つ、伏線がしっかり拾われる作風が

やっぱり好きです。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.77
(4pt)

いくつかのストーリーが

いくつかのストーリーが最後につながる。

作者の撒いた種が、次々と実になるのを楽しみに

読み進めたが、中々晩生なのか、読むのに(実になるのに)

時間がかかりました・・・。

果実も晩生の方が美味しいのと同じように、

「SOSの猿」も後半から一気に美味しくなりました。

作者の持つ、伏線がしっかり拾われる作風が

やっぱり好きです。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.76
(4pt)

奇想天外

タイトルからして気にならざるをえない著作ですが。。。読んでみてください
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.75
(4pt)

奇想天外

タイトルからして気にならざるをえない著作ですが。。。読んでみてください
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.74
(5pt)

やられた、さらに!

最初は著者も村○春○のようなワンダーランドの世界に陥ったのかといぶかしげに読み進みました。ところがどっこい、トランプの札がひとつひとつ表にひっくり返されるように、語り口の違う2つのストーリーが未蛾とに一致していきます。
これまでも著者の本には「やられた」という感想を記してきましたが、今回はいつもより「さらにやられた」という気分です。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.73
(5pt)

やられた、さらに!

最初は著者も村○春○のようなワンダーランドの世界に陥ったのかといぶかしげに読み進みました。ところがどっこい、トランプの札がひとつひとつ表にひっくり返されるように、語り口の違う2つのストーリーが未蛾とに一致していきます。
これまでも著者の本には「やられた」という感想を記してきましたが、今回はいつもより「さらにやられた」という気分です。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.72
(5pt)

素直におもしろい

読みやすいし、話の展開も引き込まれる感じで面白い。
奇想天外なファンタジーと現実が重なってるのも作者らしい。
作者のメッセージがとても共感できます。
彼の価値観がきちんと入ってる作品だと思います。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.71
(5pt)

素直におもしろい

読みやすいし、話の展開も引き込まれる感じで面白い。
奇想天外なファンタジーと現実が重なってるのも作者らしい。
作者のメッセージがとても共感できます。
彼の価値観がきちんと入ってる作品だと思います。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.70
(4pt)

「SARU」と併せてどうぞ。加筆修正されている文庫版をお薦めします。

ちょっと前置き。
本作は五十嵐大介著「SARU」との競作だそうです。
五十嵐サイドから伊坂側へ申し入れがあり、競作は実現したらしい。
私は「SARU」というコミック作品から読みました。
この「SOSの猿」とはあらすじ上まったく関係のない作品だけど、非常におもしろかったです。

「SARU」も「SOSの猿」も「2つの概念のせめぎ合い」を強く意識させられるお話でした。
陰陽思想の道教のマークがフッと頭の片隅に浮かびます。
2作に出てくる共通のキーワード:
・エクソシスト
・孫悟空
このキーワードは五十嵐大介からの提案であったそうで、そう聞くと、「SARU」→「SOSの猿」という流れで読めて良かったようにも思います。
というのも、この「SOSの猿」は物語やエピソード、誰かの言った言葉などが無数に散りばめられた空間そのもの、といった様相を呈していて、一本の物語としてあらすじを書くことすら難しいような作品でした。
その「散りばめられた」点のいくつかに「SARU」に登場する人物や出来ごとが混ざっていました。
しかもそれらが互いに関係があるようには書かれていないので、「SARU」を読むまでは何の事だか分からぬまま終幕となります。

「SARU」は単行本描きおろし、「SOSの猿」は新聞の連載小説として発表されたものでしたので、条件としては伊坂幸太郎の方が分が悪い…と私は思ってしまいました。しかも「SARU」上下巻が揃ったのは、「SOSの猿」が終わってずいぶん経ってからでした。
競作相手の作品の全容が分からぬまま(打合せは何度かしていたようですが)キーワードをからめていくのですから、なかなかのご苦労があったのではないかと思います。

そういう事情を了解していたというのもあるかもしれませんが、とても面白く読めました。
とある青年がファミレスでひと回り年上の女性と向かい合って話している。
そんな情景から始まります。
二人は互いの母を通じて昔からの知り合いなので、互いの母の話がちょくちょく出て来ます。
この母二人がとってもイイ。
「孔子 孟子」というコンビ名で漫才を試みてみたり、息子が呆れるくらいのんきなおばさん達なのですが。
そんな母の若い頃を、とてもナイーブで美しい残像として息子は記憶の中に留めています。
ふっくらした輪郭をそなえた現在の彼女たちを見ながら、なんでこんなに変わってしまったんだ?昔の彼女たちを返してよ。とこれまたナイーブな青年である息子は肚の中でぼやいたり。
ちょっと残酷な言い草にも聞こえるけれど、ちょっとセンチメンタルで、息子のかわいげとも思える言い草が、私はとっても心地よかった。

とある青年はその女性から、長らくひきこもっている息子について相談されます。
家電量販店で働く青年の非公開の副業はエクソシストだったのです。
「悪魔はいるのか?」「ひきこもりと悪魔憑きの比較」など興味深いワードが次々出て来て引き込まれます。

とある青年の話と並行で語られる、企業の品質管理部で働く男性の話でも「なぜミスが起こるのか」をとことん追求していく過程で、「ミスをすると恥ずかしいと思うのはなぜか」とか「うっかりミスを引き起こした要因は何か」など気になるワードが次々披露されて行きます。

この「事例集」のような構成を読んで、先日読んだオルダス・ハクスリー著「ルーダンの悪魔」を思い出しました。
17世紀に起きた実在の悪魔憑き事件を取材した、ルポルタージュ小説というようなもので、数多くの文献から事件に関する事実をあぶりだし、当事者たちの心情にまで迫る力作でした。その文献は事件には直接関わりのない資料も採用されていました。
当事者男性の倫理観に迫る為に、同時代の科学者が残した手記をたよりに、その時代や階級の常識を探り当て、その行動の意図を推し量ってゆきます。

この「SOSの猿」でも「ミス」や「ひきこもり」という事件や状態の、見えない要因をその周辺の事例や研究結果から推し量り核心に迫ろうとする試みのように見えました。
小説の構成としては枝葉末節が多くて読みづらいですが、細部から大局へ少しずつ迫ってゆく過程はなかなかにエキサイティングで、本当に面白かったです。
「ミス」はもちろん「ひきこもり」も自分にとってひとごとの遠い存在ではないと思いますし。

この小説を読んで、モヤッとした感じが残った方、競作のかたわれ五十嵐大介の「SARU」も読まれることをお薦めします。
また単行本で「SOSの猿」を読まれてモヤッとされた方は、「SARU」とのリンクが分かり易くなるよう加筆修正されたこの文庫版「SOSの猿」を読まれることをお薦めします。
色々な事情で時差が生じてしまった2つの作品のつながりを、伊坂氏、修正してくれたようです。お疲れさまでした。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.69
(4pt)

「SARU」と併せてどうぞ。加筆修正されている文庫版をお薦めします。

ちょっと前置き。
本作は五十嵐大介著「SARU」との競作だそうです。
五十嵐サイドから伊坂側へ申し入れがあり、競作は実現したらしい。
私は「SARU」というコミック作品から読みました。
この「SOSの猿」とはあらすじ上まったく関係のない作品だけど、非常におもしろかったです。

「SARU」も「SOSの猿」も「2つの概念のせめぎ合い」を強く意識させられるお話でした。
陰陽思想の道教のマークがフッと頭の片隅に浮かびます。
2作に出てくる共通のキーワード:
・エクソシスト
・孫悟空
このキーワードは五十嵐大介からの提案であったそうで、そう聞くと、「SARU」→「SOSの猿」という流れで読めて良かったようにも思います。
というのも、この「SOSの猿」は物語やエピソード、誰かの言った言葉などが無数に散りばめられた空間そのもの、といった様相を呈していて、一本の物語としてあらすじを書くことすら難しいような作品でした。
その「散りばめられた」点のいくつかに「SARU」に登場する人物や出来ごとが混ざっていました。
しかもそれらが互いに関係があるようには書かれていないので、「SARU」を読むまでは何の事だか分からぬまま終幕となります。

「SARU」は単行本描きおろし、「SOSの猿」は新聞の連載小説として発表されたものでしたので、条件としては伊坂幸太郎の方が分が悪い…と私は思ってしまいました。しかも「SARU」上下巻が揃ったのは、「SOSの猿」が終わってずいぶん経ってからでした。
競作相手の作品の全容が分からぬまま(打合せは何度かしていたようですが)キーワードをからめていくのですから、なかなかのご苦労があったのではないかと思います。

そういう事情を了解していたというのもあるかもしれませんが、とても面白く読めました。
とある青年がファミレスでひと回り年上の女性と向かい合って話している。
そんな情景から始まります。
二人は互いの母を通じて昔からの知り合いなので、互いの母の話がちょくちょく出て来ます。
この母二人がとってもイイ。
「孔子 孟子」というコンビ名で漫才を試みてみたり、息子が呆れるくらいのんきなおばさん達なのですが。
そんな母の若い頃を、とてもナイーブで美しい残像として息子は記憶の中に留めています。
ふっくらした輪郭をそなえた現在の彼女たちを見ながら、なんでこんなに変わってしまったんだ?昔の彼女たちを返してよ。とこれまたナイーブな青年である息子は肚の中でぼやいたり。
ちょっと残酷な言い草にも聞こえるけれど、ちょっとセンチメンタルで、息子のかわいげとも思える言い草が、私はとっても心地よかった。

とある青年はその女性から、長らくひきこもっている息子について相談されます。
家電量販店で働く青年の非公開の副業はエクソシストだったのです。
「悪魔はいるのか?」「ひきこもりと悪魔憑きの比較」など興味深いワードが次々出て来て引き込まれます。

とある青年の話と並行で語られる、企業の品質管理部で働く男性の話でも「なぜミスが起こるのか」をとことん追求していく過程で、「ミスをすると恥ずかしいと思うのはなぜか」とか「うっかりミスを引き起こした要因は何か」など気になるワードが次々披露されて行きます。

この「事例集」のような構成を読んで、先日読んだオルダス・ハクスリー著「ルーダンの悪魔」を思い出しました。
17世紀に起きた実在の悪魔憑き事件を取材した、ルポルタージュ小説というようなもので、数多くの文献から事件に関する事実をあぶりだし、当事者たちの心情にまで迫る力作でした。その文献は事件には直接関わりのない資料も採用されていました。
当事者男性の倫理観に迫る為に、同時代の科学者が残した手記をたよりに、その時代や階級の常識を探り当て、その行動の意図を推し量ってゆきます。

この「SOSの猿」でも「ミス」や「ひきこもり」という事件や状態の、見えない要因をその周辺の事例や研究結果から推し量り核心に迫ろうとする試みのように見えました。
小説の構成としては枝葉末節が多くて読みづらいですが、細部から大局へ少しずつ迫ってゆく過程はなかなかにエキサイティングで、本当に面白かったです。
「ミス」はもちろん「ひきこもり」も自分にとってひとごとの遠い存在ではないと思いますし。

この小説を読んで、モヤッとした感じが残った方、競作のかたわれ五十嵐大介の「SARU」も読まれることをお薦めします。
また単行本で「SOSの猿」を読まれてモヤッとされた方は、「SARU」とのリンクが分かり易くなるよう加筆修正されたこの文庫版「SOSの猿」を読まれることをお薦めします。
色々な事情で時差が生じてしまった2つの作品のつながりを、伊坂氏、修正してくれたようです。お疲れさまでした。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.68
(5pt)

ネタバレ注意。

SOSの猿(以下、SOS)だけの評価ならば、★三つという評価はある意味妥当と言える。
しかしこの作品は五十嵐大介のSARUとの競作なのである。

両方の作品を読んだものにしか味わえない感動がこの二つの作品にはある。

SOSの評価が凡作の評価を受けているのは、眞人君のひきこもりが消化されなかったからかもしれない。
SOSだけではそういう評価になってしまうのは仕方がないことなのだ。
SARUを読むことで、眞人君は立ち直れたのだと私は考えている。

その理由はこうだ。

SOS終盤──五十嵐が、二郎に眞人君の心象風景を、親戚の漫画家に漫画のネタを提供することを提案する。
そこで生まれた漫画が、SARUだ。

眞人君の心象風景をただ漫画にしたのではなく、二郎が原作者、というところが、この二つの物語のポイントである。

SARUは奈々という女性の存在が世界を救ったとして扱われている。
奈々はどうして、世界を救うきっかけとなりえたのか、SOSに答えは隠されている。

終盤の二郎と辺見のお姉さんが語る場面がある。
辺見のお姉さんの名前が、「奈々」であることが判明する。これは名前がただリンクしているだけではなく、SARUの奈々と密接な関係性をもっているのだ。
辺見のお姉さんは、眞人君に対しての思いを、二郎に語っている。

「あのね、母親ってのは、夢の中で息子が困ってるなら、その夢の中にも飛び込んでいきたいものなのよ」

この発言を聞いた二郎は、SARU(眞人君の夢)の中で、奈々を登場させ、世界を救うきっかけにした。

SARUは、眞人君がまだひきこもっているという「SOS」の声に向けた、二郎の救いの手なのである。

きっとSARUを読むことで、眞人君の心は、救われたはずだ。

漫画で人の心が救われることなんてあるのだろうか――ある、のだ。

雁子さん、曰く。
「それこそが作り話の効力よ。物語は、時々、人を救うんだから」
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.67
(5pt)

ネタバレ注意。

SOSの猿(以下、SOS)だけの評価ならば、★三つという評価はある意味妥当と言える。
しかしこの作品は五十嵐大介のSARUとの競作なのである。

両方の作品を読んだものにしか味わえない感動がこの二つの作品にはある。

SOSの評価が凡作の評価を受けているのは、眞人君のひきこもりが消化されなかったからかもしれない。
SOSだけではそういう評価になってしまうのは仕方がないことなのだ。
SARUを読むことで、眞人君は立ち直れたのだと私は考えている。

その理由はこうだ。

SOS終盤──五十嵐が、二郎に眞人君の心象風景を、親戚の漫画家に漫画のネタを提供することを提案する。
そこで生まれた漫画が、SARUだ。

眞人君の心象風景をただ漫画にしたのではなく、二郎が原作者、というところが、この二つの物語のポイントである。

SARUは奈々という女性の存在が世界を救ったとして扱われている。
奈々はどうして、世界を救うきっかけとなりえたのか、SOSに答えは隠されている。

終盤の二郎と辺見のお姉さんが語る場面がある。
辺見のお姉さんの名前が、「奈々」であることが判明する。これは名前がただリンクしているだけではなく、SARUの奈々と密接な関係性をもっているのだ。
辺見のお姉さんは、眞人君に対しての思いを、二郎に語っている。

「あのね、母親ってのは、夢の中で息子が困ってるなら、その夢の中にも飛び込んでいきたいものなのよ」

この発言を聞いた二郎は、SARU(眞人君の夢)の中で、奈々を登場させ、世界を救うきっかけにした。

SARUは、眞人君がまだひきこもっているという「SOS」の声に向けた、二郎の救いの手なのである。

きっとSARUを読むことで、眞人君の心は、救われたはずだ。

漫画で人の心が救われることなんてあるのだろうか――ある、のだ。

雁子さん、曰く。
「それこそが作り話の効力よ。物語は、時々、人を救うんだから」
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.66
(5pt)

思わず西遊記を読み直しそうになりました

西遊記の内容をおさらいしたくなりますが、
伊坂さんの話は犯人やカラクリがわかってきた後のオチまで、楽しいです。
てゆうか、犯人がわかっても、オチを予想できないオリジナリティが、私にとってとってもたまらなくクセになっています。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.65
(5pt)

思わず西遊記を読み直しそうになりました

西遊記の内容をおさらいしたくなりますが、
伊坂さんの話は犯人やカラクリがわかってきた後のオチまで、楽しいです。
てゆうか、犯人がわかっても、オチを予想できないオリジナリティが、私にとってとってもたまらなくクセになっています。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.64
(4pt)

猿の正体

引きこもりの相談にのった悪魔払いの青年と,株取引の誤入力を調査する品質管理担当のサラリーマン.
たくさんの伏線を散りばめながら,2つのストーリーが収束する真相は?

2つのストーリーが交互に語られ,
悪魔払いや孫悟空といったファンタジー的な色付けでミスリードして,
終盤ではいきなりリアルな真相が明かされるという,
ある意味で新しい手法の叙述トリックと言える.

思わせぶりで明からさまな伏線やもったいぶったセリフ回しには好みも分かれるし,
何よりファンタジーからリアリティへの唐突な転換についていけないと
理解不能な作品になるかもしれないが,個人的にはけっこう好きな1冊.
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.63
(4pt)

猿の正体

引きこもりの相談にのった悪魔払いの青年と,株取引の誤入力を調査する品質管理担当のサラリーマン.
たくさんの伏線を散りばめながら,2つのストーリーが収束する真相は?

2つのストーリーが交互に語られ,
悪魔払いや孫悟空といったファンタジー的な色付けでミスリードして,
終盤ではいきなりリアルな真相が明かされるという,
ある意味で新しい手法の叙述トリックと言える.

思わせぶりで明からさまな伏線やもったいぶったセリフ回しには好みも分かれるし,
何よりファンタジーからリアリティへの唐突な転換についていけないと
理解不能な作品になるかもしれないが,個人的にはけっこう好きな1冊.
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.62
(4pt)

伊坂作品の中でもNo3に入る作品

伊坂作品はほぼ全て読破しています。
伊坂幸太郎の新境地が垣間見える作品だと個人的に思います。
なぜか評価がイマイチですが・・・。
「物語」を「物語」としてそのまま受け止めたらかなり面白く読めるのでは?
村上春樹作品もすべて読んでいますが、村上春樹が紡ぐ物語に近い感じもします。
伊坂幸太郎も村上春樹も好きな方にはお勧めです。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.61
(4pt)

伊坂作品の中でもNo3に入る作品

伊坂作品はほぼ全て読破しています。
伊坂幸太郎の新境地が垣間見える作品だと個人的に思います。
なぜか評価がイマイチですが・・・。
「物語」を「物語」としてそのまま受け止めたらかなり面白く読めるのでは?
村上春樹作品もすべて読んでいますが、村上春樹が紡ぐ物語に近い感じもします。
伊坂幸太郎も村上春樹も好きな方にはお勧めです。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.60
(5pt)

笑えないど爽快な後味

伊坂ファン必読の一冊でしょう。五十嵐大介氏のSARUと対作品ということですがそれぞれに 問題と答があるように感じました。まずはSARUを読んでからsosの猿を読むと幾重にも別れた複線も繋がりやすく大きな一つのお話として楽しめるのではないでしょ。SARUの中の身化身ナワンナムギャルは56億7千万年かけて成長するとありますがこれって弥勒菩薩のことなのかしら?気になります。両作品とも因果と縁起、何か仏教の教えが絡んでいるようで深いです。読み進んでいくと伊坂ワールドにどんどん引き込まれてしまうこと間違いなし!
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.59
(5pt)

笑えないど爽快な後味

伊坂ファン必読の一冊でしょう。五十嵐大介氏のSARUと対作品ということですがそれぞれに 問題と答があるように感じました。まずはSARUを読んでからsosの猿を読むと幾重にも別れた複線も繋がりやすく大きな一つのお話として楽しめるのではないでしょ。SARUの中の身化身ナワンナムギャルは56億7千万年かけて成長するとありますがこれって弥勒菩薩のことなのかしら?気になります。両作品とも因果と縁起、何か仏教の教えが絡んでいるようで深いです。読み進んでいくと伊坂ワールドにどんどん引き込まれてしまうこと間違いなし!
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801