SOSの猿

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

SOSの猿の評価:

3.10/5点 レビュー 112件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全49件 21〜40 2/3ページ
No.29
(3pt)

西遊記やオカルト好きな人向け

常識や科学では理解できない超自然的な神秘現象を取り扱った小説です。

孫悟空の分身の術で生まれた分身が、自分の意志をもって動きだす。
本来なら一定時間で術の効果は消えるが、2匹の分身は消えずに実体をもつ。
2匹はそれぞれ、海と山に向かって進みながら成長する。
2匹の顛末はいかに。

西遊記やオカルト好きの人には楽しめる小説だと思います。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.28
(3pt)

もやもや

おもしろかったです。
ありがとう、伊坂幸太郎。
ただ、もっと、おもしろく出来たやろぉ〜!

 すっきりする話ではありません。
全体を もやもや が覆っています。

わざとかな。
すっきりしたらよかったのにね!
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.27
(3pt)

もやもや

おもしろかったです。
ありがとう、伊坂幸太郎。
ただ、もっと、おもしろく出来たやろぉ〜!

 すっきりする話ではありません。
全体を もやもや が覆っています。

わざとかな。
すっきりしたらよかったのにね!
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.26
(3pt)

消化不良、だけど・・・

対になっているマンガ(SARU 上 (IKKI COMIX)、SARU 下 (IKKI COMIX))と一緒に読んだほうがよかったのかな?
(未読なのでわかりません。そっちは、もしかして「もう1匹の森の中の大きなサル」の話で、
この話にも少し出てくるヨーロッパの電磁波障害のことが書かれているのかな?)

一気に読みましたが、他の方が書かれているように、伊坂ファンの期待している作品とは違うような気がします。
じゃあキライか?というと、そうでもないのですが・・・

「孫悟空」が憑依したと思しき少年の「予言」と、実際の事件との違いの意味がわからない。
少年が予言したマンションの部屋の死体と、実際の犯人像の違いなど、
結局、少年が本当に憑依されたものか、そうでないのかをあやふやに描くためなのか?

それらは、当然と言えば当然なのかもしれませんが、解明されないまま終わります。

消化不良です。

また少年が自分が「予言」する事件で、自分の叔父に儲けさせるというくだりも、
あまり好きな展開ではありませんでした。

まぁ伊坂作品の多くは、謎を残し、読者にその後を想像させる余地を残してあるものも多いですが。

しかし、主人公のひとりである二郎と、彼の母とのやりとりがとても好きです。
大人として、自立していても、
子どもの頃の母の言葉や言動を思い出すシーンが何度も出てきて、
彼の人生に大いなる影響を与えているとわかります。
実際、彼は実家に帰った際も、母に見送られながら「ひととき子どもに戻る」とあるのですが、
それは私が母だからかもしれませんが、
とても好ましく、ほっこりさせられます。
子どもの頃の、そういった母とのやりとりが原因なのか?彼は他人のSOSを敏感に察知してしまう、
その「特殊能力」について、中で「ウォッチャー」と孫悟空に言われるくだりがありますが、
それも結局、特殊能力として、何かの指名を持って二郎が存在するのかどうか、謎のまま。

二郎や少年以外の登場人物すべてキャラが立っています(笑)
とてつもなく個性的な人が、(相変わらず)登場するところは、さすが伊坂作品です。

「悪と善」
「暴力は絶対に悪か?」
といった、普遍的な問いについて、
伊坂氏なりの見解、または問いかけなのでしょうか?
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.25
(3pt)

消化不良、だけど・・・

対になっているマンガ(SARU 上 (IKKI COMIX)、SARU 下 (IKKI COMIX))と一緒に読んだほうがよかったのかな?
(未読なのでわかりません。そっちは、もしかして「もう1匹の森の中の大きなサル」の話で、
この話にも少し出てくるヨーロッパの電磁波障害のことが書かれているのかな?)

一気に読みましたが、他の方が書かれているように、伊坂ファンの期待している作品とは違うような気がします。
じゃあキライか?というと、そうでもないのですが・・・

「孫悟空」が憑依したと思しき少年の「予言」と、実際の事件との違いの意味がわからない。
少年が予言したマンションの部屋の死体と、実際の犯人像の違いなど、
結局、少年が本当に憑依されたものか、そうでないのかをあやふやに描くためなのか?

それらは、当然と言えば当然なのかもしれませんが、解明されないまま終わります。

消化不良です。

また少年が自分が「予言」する事件で、自分の叔父に儲けさせるというくだりも、
あまり好きな展開ではありませんでした。

まぁ伊坂作品の多くは、謎を残し、読者にその後を想像させる余地を残してあるものも多いですが。

しかし、主人公のひとりである二郎と、彼の母とのやりとりがとても好きです。
大人として、自立していても、
子どもの頃の母の言葉や言動を思い出すシーンが何度も出てきて、
彼の人生に大いなる影響を与えているとわかります。
実際、彼は実家に帰った際も、母に見送られながら「ひととき子どもに戻る」とあるのですが、
それは私が母だからかもしれませんが、
とても好ましく、ほっこりさせられます。
子どもの頃の、そういった母とのやりとりが原因なのか?彼は他人のSOSを敏感に察知してしまう、
その「特殊能力」について、中で「ウォッチャー」と孫悟空に言われるくだりがありますが、
それも結局、特殊能力として、何かの指名を持って二郎が存在するのかどうか、謎のまま。

二郎や少年以外の登場人物すべてキャラが立っています(笑)
とてつもなく個性的な人が、(相変わらず)登場するところは、さすが伊坂作品です。

「悪と善」
「暴力は絶対に悪か?」
といった、普遍的な問いについて、
伊坂氏なりの見解、または問いかけなのでしょうか?
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.24
(3pt)

孫悟空は必要だったのか?

伊坂幸太郎作品でもはずすことはあるのだな。

とりあえず「読み始めた小説は最後まで読む」主義なので、最後まで読んだものの、
伊坂作品を気乗りしないまま読み終えたのは初めてだ。(ちなみに「あるキング」は未読)

孫悟空はこの話に必要があったのかな?無くても書ける。もしくは無い方が面白く
仕上がったのではないかと思ってしまう。
漫画家との同じテーマでの競作という試みが、妙な制約になったのか、何ともノリの
悪い作品になってしまっている。

新しい試みをすることは悪いわけではない。いつまでも初期作品と同じものを書き続け
る必要もない。色々とやって構わないけれど、伊坂幸太郎ならもっと面白いモノを今後
も書けるはずだと信じている。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.23
(3pt)

孫悟空は必要だったのか?

伊坂幸太郎作品でもはずすことはあるのだな。

とりあえず「読み始めた小説は最後まで読む」主義なので、最後まで読んだものの、
伊坂作品を気乗りしないまま読み終えたのは初めてだ。(ちなみに「あるキング」は未読)

孫悟空はこの話に必要があったのかな?無くても書ける。もしくは無い方が面白く
仕上がったのではないかと思ってしまう。
漫画家との同じテーマでの競作という試みが、妙な制約になったのか、何ともノリの
悪い作品になってしまっている。

新しい試みをすることは悪いわけではない。いつまでも初期作品と同じものを書き続け
る必要もない。色々とやって構わないけれど、伊坂幸太郎ならもっと面白いモノを今後
も書けるはずだと信じている。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.22
(3pt)

SOSの猿レビュー

2つのストーリーが交互に展開していく、伊坂小説ならではのパターン。いつかは、2つのストーリが巧みに連鎖をみせるのだろうと期待しながら読み進めた。
一方のストーリは、悪魔祓いの主人公と引きこもりの少年を中心に、引きこもり少年の母親(主人公が昔あこがれてた女性)路地で歌うミュージシャングループ、あとは、孔子孟子の漫才グループ(笑)などそれぞれキャラを生かしてストーリが展開していく。
もう一方のストーリーは、1株を50万円で売却するのを1円で50万株を売却してしまったストーリーを中心に、品質管理の鬼、五十嵐真がなぜそのような事態が生じたのか、とことん因果関係を追及していく。登場人物は、西遊記のキャラと現実(?)の人物とリンクさせて話が転回する。
期待したほどの伊坂ワールドではなかったものの、本当の悪とはなんなのか、強いメッセージ性を感じさせる一冊でした。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.21
(3pt)

SOSの猿レビュー

2つのストーリーが交互に展開していく、伊坂小説ならではのパターン。いつかは、2つのストーリが巧みに連鎖をみせるのだろうと期待しながら読み進めた。
一方のストーリは、悪魔祓いの主人公と引きこもりの少年を中心に、引きこもり少年の母親(主人公が昔あこがれてた女性)路地で歌うミュージシャングループ、あとは、孔子孟子の漫才グループ(笑)などそれぞれキャラを生かしてストーリが展開していく。
もう一方のストーリーは、1株を50万円で売却するのを1円で50万株を売却してしまったストーリーを中心に、品質管理の鬼、五十嵐真がなぜそのような事態が生じたのか、とことん因果関係を追及していく。登場人物は、西遊記のキャラと現実(?)の人物とリンクさせて話が転回する。
期待したほどの伊坂ワールドではなかったものの、本当の悪とはなんなのか、強いメッセージ性を感じさせる一冊でした。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.20
(3pt)

テーマに物語がついてくれば

本著の前後の作品から見る限り、
・全体的な、一般的な常識への懐疑
・正面きって問われると答えに窮する問いへのアプローチ
・現実とは異なるルールをもつ社会の想像と検証
あたりが主題としてあげられる。

本著のテーマは以下である。
・暴力はいかなるときも悪なのか
・因果関係と罪の重さ

重いテーマをライトに描き、
物語の構成も、得意の複線の収斂の見事さもあるが、
ただ、テーマに物語がついてこれていない印象。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.19
(3pt)

テーマに物語がついてくれば

本著の前後の作品から見る限り、
・全体的な、一般的な常識への懐疑
・正面きって問われると答えに窮する問いへのアプローチ
・現実とは異なるルールをもつ社会の想像と検証
あたりが主題としてあげられる。

本著のテーマは以下である。
・暴力はいかなるときも悪なのか
・因果関係と罪の重さ

重いテーマをライトに描き、
物語の構成も、得意の複線の収斂の見事さもあるが、
ただ、テーマに物語がついてこれていない印象。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.18
(3pt)

試験的な作品

これまでの伊坂作品とは少し違う作品。
他の作品に比べ、読み終わった後の伊坂作品ならではの爽快な感触は少ない。

本作のテーマに「物語を想像する」ことがある。
これはこの作品自体にも言える。
読み終わった後、こちらに想像させている。
読者の想像の中ではじめてこの作品は完結される。

これが伊坂ファンには賛否の分かれるところだろう。
彼の作品の醍醐味は全てがおもしろいくらいに結びつき完結されるからだ。

個人的には試験的な作品としておもしろい。
存在感のあるキャラ設定も健在であり、伊坂ワールドは感じられる。

独自の世界観を保ち、ちょっぴり遊んでみたような作品。
音楽性を変えてみたインディーズバンドの作品のようだ。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.17
(3pt)

試験的な作品

これまでの伊坂作品とは少し違う作品。
他の作品に比べ、読み終わった後の伊坂作品ならではの爽快な感触は少ない。

本作のテーマに「物語を想像する」ことがある。
これはこの作品自体にも言える。
読み終わった後、こちらに想像させている。
読者の想像の中ではじめてこの作品は完結される。

これが伊坂ファンには賛否の分かれるところだろう。
彼の作品の醍醐味は全てがおもしろいくらいに結びつき完結されるからだ。

個人的には試験的な作品としておもしろい。
存在感のあるキャラ設定も健在であり、伊坂ワールドは感じられる。

独自の世界観を保ち、ちょっぴり遊んでみたような作品。
音楽性を変えてみたインディーズバンドの作品のようだ。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.16
(3pt)

新聞の挿絵で見たかった

読売新聞に2008〜2009年に連載された作品に加筆などを施して出版された。
伊坂は以前、完成版と連載時の文章そのままとイラストとを収録した本の二種類を出したこともあったので、今回もその二種類を出して欲しかった。
漫画版も出るそうだけど、不思議な味わいのするあの挿絵全部と連載時のままの文章の本を出して欲しい。あの頃の新聞のほとんどを紛失してしまったので。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.15
(3pt)

新聞の挿絵で見たかった

読売新聞に2008〜2009年に連載された作品に加筆などを施して出版された。
伊坂は以前、完成版と連載時の文章そのままとイラストとを収録した本の二種類を出したこともあったので、今回もその二種類を出して欲しかった。
漫画版も出るそうだけど、不思議な味わいのするあの挿絵全部と連載時のままの文章の本を出して欲しい。あの頃の新聞のほとんどを紛失してしまったので。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.14
(3pt)

伊坂さんもっと!

もっとぶっとんでよいのでは・と思いましたが皆様如何に?
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.13
(3pt)

伊坂さんもっと!

もっとぶっとんでよいのでは・と思いましたが皆様如何に?
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.12
(3pt)

大人向けかな

※2012/11/30 追記 文庫版 が改稿してるって聞いたのでw

伊坂さんの作品は一通り読んでいるファンの感想として、
”うん、おもしろい”ってかんじですかね。
作品としては、最近の作品「あるキング」よりも、エンターテイメント性強くした感じ。
”エクソシストや孫悟空、三蔵法師や妖怪”がでてくるのがちょっとワクワクしますw
(孫悟空がカッコイイ!)
ただ、初期のころのようなグイグイ引き込まれるような感じではないので、
あくまで最近の作品と比較してです。

伊坂さんの作品のエピソードは、
もやもやしたり、やりきれない気持ちが、「ストン」と落ち着くのが心地いいんですが、
この作品でも気持ちがスッキリしました。(これを味わいたくて、読んでるんですけどね)

「救急車をみるとどこかで、誰かが痛いイタイって泣いていると思う。」と述べる部分に、
ドキッとしました。
ボクも救急車を見ると同じような想いをしていたから・・・。(これでひきこまれたかも。。。)
だから、主人公に共感できて話を楽しめたのかもしれません。

作品自体は2つの話が平行して進んでいくので、わかりにくいと思う方もいるかもしれませんが、
(ボクはそこが、なぜ?どうなってるの?と興味がわくんですけど、)
途中から話のつながりよりも、それぞれの結末が気になってきます。
また、最後になればそれぞれの話の結末が「あぁなって、こうなる」んですけど、
「そういうことかー」と思えますよ。
************************************
追記
改稿されている箇所、正直わからなかったです。
ストーリー自体に大きな違いはなかったはずです。
(SOSの猿は、覚えてないから、自信ないですが、変化あってもその程度?)

よって、感想も同じです。
第2期の伊坂作品と言われるように、「モヤモヤ」します。
伏線をきっちり回収。「スッキリ!」ではないですよ。
人にオススメするなら、第1期の作品をオススメします。
ちょっと、不思議な雰囲気を楽しみたい方は、ご一読を。
しょっぱなから、楽しめなかったら、最後まで同じ調子なのでw
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.11
(3pt)

大人向けかな

伊坂さんの作品は一通り読んでいるファンの感想として、
”うん、おもしろい”ってかんじですかね。
作品としては、最近の作品「あるキング」よりも、エンターテイメント性強くした感じ。
”エクソシストや孫悟空、三蔵法師や妖怪”がでてくるのがちょっとワクワクしますw
(孫悟空がカッコイイ!)
ただ、初期のころのようなグイグイ引き込まれるような感じではないので、
あくまで最近の作品と比較してです。

伊坂さんの作品のエピソードは、
もやもやしたり、やりきれない気持ちが、「ストン」と落ち着くのが心地いいんですが、
この作品でも気持ちがスッキリしました。(これを味わいたくて、読んでるんですけどね)

「救急車をみるとどこかで、誰かが痛いイタイって泣いていると思う。」と述べる部分に、
ドキッとしました。
ボクも救急車を見ると同じような想いをしていたから・・・。(これでひきこまれたかも。。。)
だから、主人公に共感できて話を楽しめたのかもしれません。

作品自体は2つの話が平行して進んでいくので、わかりにくいと思う方もいるかもしれませんが、
(ボクはそこが、なぜ?どうなってるの?と興味がわくんですけど、)
途中から話のつながりよりも、それぞれの結末が気になってきます。
また、最後になればそれぞれの話の結末が「あぁなって、こうなる」んですけど、
「そういうことかー」と思えますよ。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.10
(3pt)

西遊記をよく知っていれば楽しめるのだろうか・・・

「あるキング」でちょっと肩透かしだったが、本書も購入。結果は2番続けて肩透かし、ってとこです。
著者独特の言い回しや会話の妙はあるし、テーマは「あるキング」よりも興味を引かれるものだったが・・・。
ちなみに、この小説は漫画家との競作企画で「猿」「孫悟空」「エクソシスト」が「お題」として与えられていて書かれた小説だそうだ。なんで猿と孫悟空でかぶってんだ!?って思わないですか??作品の中でも、その分、猿の出番が多くなってるのだろう。そして、個人的には猿が出てこない場面の方がずっと良いと感じるので、問題はこの「お題」設定に戻ってしまうのだ。
私は、「西遊記」については、少年小説レベルの知識(記憶)しかないので、作中に出てくる「西遊記」の一場面を模したであろうところも、たとえそれがパロディになっていたとしても、よくわからない。このお話に詳しい人にとっては面白いのかもしれない。でも孫悟空の本を買ってみようとまでには、そそられなかった。
後半のユングの引用も、わかったような、わからないような。これも「お題」にともなう無理な設定をまとめようとするためのように感じられる。
「猿」「孫悟空」抜きでリメイクされたものを読んでみたい、というのが正直な感想だ。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175