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【永瀬隼介】
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帝の毒薬の評価:
3.67/5点 レビュー 3件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.67pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
フィクションだと割り切って読むと面白い
決して忘れていけない僕たちの本質
・帝銀事件の隠された真相に迫る、ノンフィクションに限りなく近いフィクション
・帝銀事件をベースにしてるけど、あくまでフィクションなミステリー
どちらの視点で読むかによって、評価が大きく別れると思います。
前者だと、735部隊(中国人捕虜を生物兵器の実験台にしていたとされる
旧日本軍の組織)を元にしているんであろう部隊が絡んでくるトンデモ真相
なんで、がっかりする人も多いんじゃないかと。
しかし後者の場合、かなり面白いです。
永瀬さんの作品で「実際の事件をベースにしたフィクション」と言うと
『閃光』(三億円事件がベース)がありますが、あれよりも重々しいと
いうか、ノンフィクションっぽい(事件の真相以外は)というか。
ずっしりとした読み応えでした(良い意味で)。
島田荘司さんの『奇想、天を動かす』に似た読後感&満足感ですね。
そもそも帝銀事件が、不特定多数の人に興味をもたれるような
事件じゃないと思いますし、加えてこのお値段。
私のような「もともとの永瀬さんファン」でなければなかなか
手に取りづらいと思いますが、ぜひ読んで欲しい。
「重々しい展開」「ヒリヒリする緊張感」、このキーワードにそそられる
人なら、絶対に楽しめると思います。