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妖怪アパートの幽雅な日常
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妖怪アパートの幽雅な日常の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全61件 21~40 2/4ページ
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キンドル購入後 再度読み返したくて 最初から買うのならいつでも携帯できるなーと思い電子書籍で購入しました 生き方について 考えさせられる内容なので いつでも読み返す事が出来るようになったので 便利になりました | ||||
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タイトルの「幽雅」という当て字とカバーのイラストが妙に気になっていた本だ。 読み始めて解説などを読むと、単行本やコミック版もあるらしく、10巻で完結するようなのだが、今のところ文庫版は8巻までしか発刊されていない。この先ちゃんと文庫化されるのかやや不安だったのだが、11月15日に9巻妖怪アパートの幽雅な日常9 (講談社文庫 こ 73-12)が出版されるらしい。 最初の1〜2巻は背景説明などの要素が強く少し物足りなさを感じたが、徐々におもしろくなってきた。幽霊や妖怪が出てくるのだが、話にはいたってまともな若者向けのメッセージが散りばめられている。 例えば、「君の人生は長く、世界は果てしなく広い。肩の力を抜いていこう」「今は悪くても、いい時代は必ず来る。すべての歴史はその繰り返しだ」などなど。 主人公の稲葉夕士は、中学生の時に交通事故で両親を亡くし伯父の家で過ごしたが、高校進学を機に下宿住まいを始めた。その下宿が”妖怪アパート”だったのだが、夕士自身にも霊能力があることに気づき、ブックマスター(魔法書を操る魔道士)として修業の日々を送ることになる。その能力を使って身の回りで起こる事件を解決していくというような話だ。 また別冊が出ているようだが、ルリ子さんの作るご馳走が美味しそうしそうでたまらない。なお、夕士達の「ウッス」という返事や「るッス」という言葉遣いが気になった。これは自分が歳だということなのだろうかとも思ってしまう。同時に、全体的に若干物足りなさを感じないこともないが、それはそれで割り切って楽しく読み進めるシリーズだと思う。 | ||||
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この本で読書の楽しみが再燃しました。 サクサク短時間で読めてたし。途中目頭が熱くなるなんてこともありました。 クリとシロが早く◯◯しますように。でも、あのアパートならじっくりでも良いのかな。 | ||||
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子供に文庫本を買って意外に好評だったためKindleストアで購入。面白いです。 | ||||
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学校での読書タイムに読む為の本を探して、いろいろ検索してこの本にたどり着きました。 授業の一つとして読書タイムがあり、どうせ読むならハマって読めるような楽しめる本を探してあげたかったのです。 あまり本を読む習慣がなかった息子ですが、これ面白かったから読んでみなよ!と渡したところ、『面白かった。(登場人物の)なんとかがどうのこうの(ネタばれになるかもしれないので端折ります)・・こんなアパートなら住んでみたい』などと、楽しんで読んでくれてるようです。私自身は読書好きで、学生の時は図書室の本を借りてまで読んでましたが、今の子供たちは本以外にも遊び道具があり、借りてまで読むのはめんどくさいみたいですが、こうやって少し手助けしてやって、本を読む機会が増えてくれればいいなと思いました。 | ||||
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ファンタジー+学園物って感じですね。かわいいキャラクター、素敵なキャラクター、粋な大人、 残念な大人、色々出てきて 主人公が自分が望まない環境に放り込まれた時、 悩んだり、疑問に思ったり、周りの人たちが、良い栄養になって成長していくといった ストーリーです。 我が家の学生に薦めたら、気に入って読んでいました | ||||
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いきなり殴り合いのシーンから始まり、なにやら昭和の青春ドラマ的な雰囲気に驚きつつも、ちょっと懐かしいと思わせるこの雰囲気が良いのだ。 舞台となるアパートも大正ロマン風の味のある建物だし、まかない付きというのも、今風ではなくてまたいい。 そして、このアパート『寿荘』には妖怪が住みついている。 それも、一匹、二匹の話ではなく、数え切れないほど無数にいるのだ。 いやいや、こんなところ住めないよと思ってしまうけど、主人公の夕士をはじめ、何人もの人間が、ここで妖怪たちと寝食を共にしているというから驚いてしまうんですよね。 でも、この物語を読んでいると、いつのまにか妖怪アパートなら住んでみたい…そんな気持ちになってしまうアパートなんですよね。 香月さんの作品ははじめて読んだのですが、このシリーズは大好きな物語になりそうです。 | ||||
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小学校の頃少し読んで以来だったこちらの本。 高校に上がると同時に気になってまとめ買いしてみました。 この本は私にとって文句無しで面白い作品。 まず妖怪アパートの住人の一人ひとりのキャラの立ち方、これ、スゴイです。 普通はここまで色々な(ぶっとんだ)キャラの人がいると逆にキャラが薄くなっていってしまうもののように思えますが、 ぜんぜんそんな事はない。 むしろ一人ひとりの個性がこの物語を引き立たせていると思います。 そしてぶっ飛んでいながらも、人情というのかなんというのか 今の人たちに足りない考え方を持っている。 人間の本質的な所を知っているうえで温かく、けれど時には厳しさも兼ね備えた人(とか妖怪とか幽霊)たち。 読んでいて考えさせられる作品だと思います。 そんな人(とか妖怪とか幽霊)達に囲まれてこの妖怪アパートで暮らし始める夕士。 両親を交通事故で亡くしてしまった夕士は、ここで沢山の事を学びます。 人と人のつながり、考え方の違い、物事を知らないという事の怖さなど・・・。 決して正しいことばかりじゃないし、時にはどうしようもないこともある。 すべてを完璧にとはできないけれど、それでも世の中悲しいことばかりではない。辛いことばかりではない。 そうやって足掻いて生きていくことは素晴らしいことだと教えてくれる。 そうして成長していく夕士を見ながら自分自身も成長できる、そんな作品です。 | ||||
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この漫画の原作を本屋さんで見つけたとき、タイトルに惹かれて文庫本大人買いしてしまいました。なんと6冊・・・面白くて一気に読んでしまい続きが出るのが待てず残りの4巻は新書で読みました。漫画は原作をさらにわかりやすく絵にしてあるので読みやすいですね。主人公の夕士や周りの人たち(幽霊や妖怪たち)が楽しく描かれています。大人たちの言葉ひとつひとつにとても意味があるので、迷っている若い子たちにはぜひ読んで(見て)欲しいな。ケータイばっかり見てないでたまにはこんなものもいいよー。他に「僕とおじいちゃんと魔法の塔」シリーズもお薦めです。こちらも文庫と漫画があります。 | ||||
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主人公の夕士の内面的な成長が印象的でした。こうあらねばならないと考えていた主人公が妖怪アパートの面々に会い、今までの自分の価値観を壊され、もう一度自分を見つめ直していく様はとても読みごたえがありました。私自身、価値観とは?他人とは?家族とは?といろいろと考えさせられました。 | ||||
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元々、異世界系の話が好きで、日常の中に不思議があるのがとても好きだったので、ドンピシャな作品でした。 先に同作者の「下町不思議町物語」を読んで、この作者の魅力に惹かれました。 時事的なネタ的な所で、自分より若い人が書いているのかな?とは思いましたが、そんな思いをも凌ぐほど、世界観が出来上がっておりドンドン読みたい!という気持ちにさせてくれる作品です。 不思議な世界観に小旅行に行ってみたい方にはすごくお勧めな作品です。 あとは、現在の中高生が読むとためになる事がたくさん散らばった作品だと思います。 んー・・・大人だからこそ分かる理屈が書いてあるという事もあるかもしれません。 驕れる者久しからず。そんな言葉の意味を多角的に書き込んである気がします。 | ||||
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児童書だけど、大人が読むべし!と思えるほど内容の作品。 さらりとしたタッチで言葉が綴られてるけれど、綴られてる言葉を紐解くと とても大切な、昔どこかに置き忘れられた物を拾い上げられるような、そんな ほんわりとした心持ちにさせられる。 時代の移り変わりとともに多くのものを得て多くのものを失ってきた人間の 現在を、現在であるからこそ見える高校生の主人公が、古き良き時代を反映してる アパートに住み、そこに存在する人間、妖怪、お化けと種を超えた環境の中で 自分の在り方を、不器用に、でも懸命に模索する姿が本当に愛しく思える。 | ||||
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知人に教えてもらい、文庫で6巻までを一気読み。児童書という事ですが、大人が読んでも読みごたえがあります。年代によってうける印象が違うのはありますが、学生時代を思い胸がキュンキュンしました。ライトノベルを読んでいるようですが、1冊の分量が薄いので、細切れ時間とかに、何度も読み返したくなります。私は、いつも、1巻を余分に持ち歩き、ここぞという時に『おもしろいから読んでみて!』と、遅らばせながら、普及活動してます。活字が苦手な方にも、薦めやすい1冊です。 | ||||
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大変失礼な事とで申し訳ないのですが、小説の方は拝見した事が有りませんでした、コミックを購入したのも偶然でしたが読んで見ての感想は人間の深い業を改めて思い知ります、私自身が幼き頃祖父や祖母達から言い聞かされた、夜の闇に有る不思議で恐ろしい者、人としてやっていけない事や、人としてやらなければならない事、又人が生きて行く限り必ず因果応報は有る事を、言い聞かされた事を思いだしました、最近の世の中の風潮の自分達に都合の良い、出来ちゃった婚なる物はそれこそ一番してはいけない事と言われた事を思いだしました。 | ||||
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小説は未読です。 今までは地獄堂の方しか読んでなかったのですが今回購入して読んでみて、やっぱり自分は香月先生の世界観が好きなんだ、と思いました。 背景といい登場人物といい、絵全体に整ってる感があって個人的には好きです。 妖怪たちも可愛かったり恐ろしかったりリアルだったり色々で面白いと思います。 何よりご飯が高クオリティでどれも美味しそうでたまりません! 買ってみて損は無かったなと安心しました。 | ||||
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タイトルに惹かれてはいたのですが、10巻にもなるシリーズだったのでなかなか手を出せませんでした。 最近漫画化されたものを読み、続きが気になってしまい全巻読破致しました。 まずこの作品、文章としてはあまり上手くはありません。 主人公・夕士の一人称で書かれる小説なのもあるかもしれませんが、ライトノベルに近く、純文学や上手な小説に慣れた方には読みにくい作品だと思います。 ですが、小説に慣れていない方や、固い文体の物が苦手な方にはとても読みやすい物だと思います。 内容は簡単に言うのなら、共同住宅での日常を描いたヒューマンドラマと言った感じです。 ただ、その相手が人間ではなく幽霊や妖怪だったり、時々起こるハプニングが霊的なものだったりするわけです。 ほのぼのしたり笑わしてくれるような会話の中に含まれる社会風刺には考えさられることも多くとても良い作品だと思います。 クリとシロのエピソードには泣けてきてしまいました。 どの年齢の方でも読める作品だと思いますが、まだ自分の将来に悩んでいる、不安に思っている、そんな年頃の方(中高生等)が一番考えさせられ感情移入できるのではと思います。 | ||||
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中1の息子に買ってきた本ですが、親が読んでも面白かったです。 夢が突然閉ざされ、それでも夢を叶えている「手」や、虐待されたけれど、でも愛を求める幼児など。。 じーんとくる妖怪たちが、にぎやかに人間たちと生活しています。 本嫌いな男の子に、お勧めです。 | ||||
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なんとなく、お化けか妖怪モノを読みたくなって、衝動買いした。 読み始めて思ったのは、高校生の一人称ということもあり、表現が少々雑だな。ということ。 文体も簡便なので簡単に読めるのだけど、単純に子供っぽく、大人はちょっとウザく感じるかもしれない。 出てくる親友も人間味のないいいやつで、妙な感じ。冒頭のケンカ部分は狙ったのだろうけどただのギャグに感じた。 しかし中盤からへんな人(妖怪含む)がいっぱいでてきて、より人間くさいやり取りが始まる。 ここからがこの本の真骨頂といっていい。 テーマ的には不幸を耐え忍ぶ高校生の青春だけど、妖怪との生活という非現実に巻き込まれていく過程は、よく書けていると思う。妖怪アパートという特殊環境の中で、主人公が変わっていく様はうれしくなった。変わった感じがイマイチ伝わってこないのは残念だけども、他人からのセリフで十分想像できるから、悪くはない。 妖怪の描写もなかなかよく書けており、怪しいんだけど、妖怪というよりは人そのものという感じ。対比を出すためにわざと人間を薄くしたのでは? とも感じた。 ワンコインですむしさくっと読めるし、感動もある。普通に面白いと思うので、なんとなく読むにはもってこいといえる。 で、この本の一番残念なところを最後に書いてしまう。賄いさんが作ってくれる料理が大量に出てくるのはいいけど、ぜんぜん話に貢献できていない。おそらく料理の本を見ながら名前だけ書いたのではないかと思うぐらい事務的。おそらく作者は食べることに興味がない人なのだろう。料理って人間味を出させるのに重要なファクターだから、もう少しがんばってほしかった。 でもまあ、薄味ながら、それなりにオススメです。 | ||||
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香月さんのファンになり、こちらのシリーズも一気に読んでしまいました。 ただ個人的には『大江戸〜』シリーズのほうが好きでした。 それでも! 妖怪アパートでるり子さんの作る食事の描写が『大江戸〜』よりもきめ細かく、食べることは生きること、というダイレクトなメッセージが伝わってきます。 云々言いたくなるのですが、文庫版がすべて出る時点でイソイソ買い揃えてしまうんだろうなぁ…。 | ||||
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どちらかというと子供向けでしょうか? 少し物足りないと感じる方も居るかもしれませんね。 文章は軽くて読みやすいです。 内容は重いテーマも含まれていますが、文章が軽い感じなので読後感はさわやかです。 子供から大人まで幅広く楽しめる作品です。 登場人物(特に妖怪アパートの)がとても魅力があります。 るり子さんの料理は美味しそうで、食べてみたいと思いながら読んでました。 | ||||
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