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GEQ 大地震
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GEQ 大地震の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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『下山事件』『暗殺』そしてこの作品。 凄い取材してるこの作者。フィクションではあるけどれも作品の中は連れて行ってくれるほど生々しい。 次、何読もう、、、 | ||||
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当時、芦屋に住んでいた友達の妹も空が光ったと言っていた。記憶が混乱したんだの思ったけど、違ったんだ。 これは凄い | ||||
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この本の著者、柴田哲孝さんの本は初めてでしたが、大地震の背景が描かれています。陰謀論では済まされない内容だと思います。読む人によりますが、一度読んでも損はないと思います。 | ||||
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いっきに読んでしまいました。 超怖い内容です。 | ||||
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1995年1月17日、兵庫県南部を襲ったM7.3のGEQ(大地震)。阪神淡路大震災と呼ばれた震災から13年―日系ジャーナリストのジョージ松永は、行方不明の友人のメールに導かれ神戸に降り立った。待っていたのは謎の女CHISATO。震災に関わる重要人物たちに取材を始めた松永は、やがて恐るべき真実に直面する…。9.11に連なる世界のテロ、大災害の裏に潜む巨大な陰謀とは? | ||||
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この作者の作品は総じて面白く、退屈せずに読めるのだがこの作品はいただけない。あまりに話を大きくすると、ましてやそれが現実にあった天災となると、どうしても話に無理が生じ壮大なストーリーと言うよりは荒唐無稽で安っぽいストーリーとなる。この小説が正にそれであり数々の納得いかない部分がある。ネタバレになるので詳しくは書けないが、まずは偶然の重なりは偶然ではなく人為的なものが疑われるというのがこの話ではキーポイントとなっているが、偶然というもののとらえ方に疑問がある。そもそも地球の存在、人類の存在そのものが奇跡的な偶然の重なりの結果であることを忘れてはいけない。勿論そんな偶然有るかというような偶然は確かに世の中にはあるが、何でもかんでもそのように捉えることは出来ずかなりのこじつけ感がある。次に最後の方に出てくる地震発生の仕組みの科学的説明にどう考えてもおかしな点がある。物理をまるで理解していないかのような記述がある。又、真相解明までは主人公は相手方の行動パターンを読みながら賢く行動していたのに、真相解明してからは理解出来ない行動をしている。当然相手方がするであろう事も予測出来ておらず、真相解明してからはまるで別人の様な愚かな行動をしている。ストーリー展開のために無理矢理話をこじつけて行った感がある。 | ||||
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非常に良かったのに、残り数十ページでトーンダウン、ジャーナリストが主人公で真相を暴こうとする筋なら この終わり方はないよね。それからPTSDの恋人の描き方も今ひとつ。しかしながら、人工地震という視点はとても斬新であった。 巨大地震の前の発光現象は神戸でも、311でも熊本でも起こっている。放射線量も急激に上昇している。 | ||||
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「人工地震」という言葉はいろいろなところで聞かれるようになったが、今なお、真相はわからないし、おそらく今後も闇の中だろう。 彼の小説は、小説という形をとっているが、その内容は「物語」ではなく、限りなくノンフィクションに近い。それだけに恐ろしさがいつもセットになってついてくる。 「確かにそういうこともあるだろうな」と思って読むのだが、時々、あまりにリアルなので戦慄が走ることがある。この作品もその一つ。 阪神淡路大震災&津波、パキスタン大震災、ジャワスマトラ大震災、四川大震災、、これらの大震災が人工地震だったかどうかは、わからない。しかし、その後、それらの震災地域や国で何がおきたかを考えると、どうしても自然災害だけでは片付けられないものが見えてくる。 ちなみに、阪神淡路大震災のときの政権は社会党との連立政権だった。社会党出身の村山首相の無能ぶりが今でも記憶に残るが、その後社会党は消えてなくなった。自衛隊法も変わった。このような大惨事がない限り変える事ができなかったであろう事を変えてきた。破壊の後に新しく建設が始まり、そこに莫大なカネが動いた。 ジャワスマトラ大震災&津波の跡地がどうなったか、パキスタン大震災の場所とその後の変化(基地建設)、四川大震災が起きた事で北京五輪が無事に開催できた、、、。 ところで、東日本大震災がおきたのはこの作品よりも後の事だが、その前後で何が変わったかを見ると、何か透けて見えるものがありはしないか?東日本大震災当時の政権は民主党だった。この政権はどういう政党だったか。この災害の直前に日本で何がおきていたか。その後、政治の世界はどう変わっていったか。 柴田さんには、ぜひ東日本大震災についても書いてほしい。 最後の部分で、今後自身が起きてもおかしくない地域のひとつにとしてハイチの名前が挙がっている。 なんと現実に「ハイチ大地震」は作品発表後におきている。 ハイチ大震災前後で、ハイチがどう変わったかを見ることは、東日本大震災前後の日本を取り巻く環境や政治の変化と同様、興味深いものがある。 | ||||
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柴田先生の本は、本当に、読んでると怖いですよ.真実なんで! 太平洋戦記も、怖いぐらい戦争はなんだと言う!事が見えます.読んでみて下さい! | ||||
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阪神淡路大震災が人工地震だったということを、具体的立証によって小説形式で伝えています。また、中国四川、ジャワ、パキスタンの地震も同様の疑いがある、と。 ちなみに、この本が書かれたのは2009年、東北大震災より前です。 | ||||
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少し古い話だが、阪神淡路大震災とは何だったのか、実際に多くの人への取材を通じて、小説の形を取って真実に迫るものである。 地震の前に神戸の空が光った、という話は聞いていた。また、9.11がアメリカ政府の自作自演であること、3.11はアメリカによる攻撃である可能性についても知っているが、阪神淡路大震災は古いこともあってノーマークだった。そして、この本を読んで愕然とした。これほどまでに「怪しい」地震だったとは。 まずは「怪光」。地震の直前に地面から立ち上る強烈な光。色から考えると核、テルミット、プラズマのどれかと思われる、との元自衛隊員の証言。 次に異常な揺れ。いきなり下から突き上げるような強烈な揺れ。 そして震源。わずかな時間差で2カ所の震源があった。5つの地震が連続した3,11と同様だ。 その震源地付近を海底掘削船で調査していたケニングス・ボーリング・インコーポレーション。これは実際にはベクテルのことだろう。 自衛隊の出動が意図的に遅らされた疑いがあり、これはハイジャック機がペンタゴンに向かっているのを知りながら撃墜命令を下さなかったチェイニーを思い起こさせる。 阪神淡路大震災の8カ月前に京阪神地区で大規模な地震が起きたときの被害シミュレーションを行っていたのも9.11と類似だ。 人工地震の可能性のあるものとしてアルメニア地震、パキスタン地震、スマトラ沖地震にも触れた上で、最後に話は中国四川大地震にも及ぶ。北京オリンピック直前に、チベット自治区での暴動から話題を逸らすかのように起こり、少数民族弾圧に抗議して開会式のボイコットを考えていた各国を黙らせる効果があった。これは当初から余りにも中国政府に都合の良い地震と言われており、それを著者は明確に中国政府による人工地震と断定して書いている。 最後に人工地震の可能性の最も高いところとしてハイチの大地震を予告しているところには驚いた。実際には著者は起きたことを知っていて、小説の中で主人公に予測させただけかもしれないが。 推理小説のように謎解きを楽しみながら、確実な証拠を列挙して闇の権力者たちの陰謀に迫る、痛快にして画期的なほぼノンフィクションの素晴らしい小説である。 | ||||
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書名が「大地震」であるのに、人工地震発生メカニズムの説得力に乏しい。 水素爆発と重水素核融合を区別出来ていないのではないかな? 小説としてもいまいち。 | ||||
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自然災害という、どうしようもないという災害が、実は、人工の計算されたものだとしたら。 こんな荒唐無稽なテーマだが、読み進めてくとノンフィクションなのかフィクションなのかの区別がつきにくくなっていくところに、この小説のきわどさ、スリルがある。 黙示録ではないが、偶然一致するいくつかの符号、関連性、そして事実。 これらが、作者による編集や語りによって、生々しくダイナミックなドラマに仕上がったとおもう。 しかし、県知事や首相の怠慢な動き、現場を見ているものの直観と、指揮権を持つ者のこの感度、熱さの違いはなんだろう。 本当に、本当なのか?! 奇異な思いは最後の最後まで薄れることはない。 またテクノロジーの進歩のなかにあって、人間社会、それを指揮する組織のこの緩みや鈍さが残る限り、 事件や事故の真因追求には必ず疑惑が根強く残る気がする。 それが悪意によるものであれ、愚かさによるものであれ、そこには多くの犠牲が伴う。 この社会は、そのたびに、つねにその存在の可否を問われなくてはならないだろう。 今年、わたしにとっては最大の驚きの小説でした。 | ||||
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先日、熊野を参拝したとき、平井和正の小説のモデルにもなった熊野の住人から、「熊野沖でビルのように巨大な船に乗船した外国人がボーリング調査で活動している」という情報を現地で得た。その活動の真意を知りたいと思っていたところ、某経済学者から、この書籍の紹介を受けた。熊野沖で活動する巨大な船を髣髴するボーリング調査船の描写と、「神戸震災は、地震兵器が原因」とするこの「事実にもどついたフイクション」に慄然とした。ぜひご一読を。 | ||||
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「下山事件 最後の証言」を読んではじめて柴田さんにめぐり合い衝撃を受けていました。以来ほとんどの本を読んでいます。GEQにも同様衝撃を受けました。「人工地震」などという概念が少しもなく、あわててグーグルで検索したら大量のデータがあり、実に多くの方が当問題について検討されていることを知りました。読後の感想は「ありそうにもない。とも言い切れない。」でしかありません。今後のご活躍を記念します。 | ||||
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1985年1月17日に阪神淡路大震災発生。 死者6,434名、負傷者43,792名、被害総額は10兆円を超えた。 震災から13年後、謎のメールによって日系人ジャーナリスト、松永は神戸に導かれる。 地震発生直前に淡路海峡で目撃された謎の船舶、 多くの人が見た真っ白な閃光、 観測された二か所の震源地、 震災のおきる数か月前の描かれていた京阪神における大地震時のシミュレーション、 震災直後に欧米人400人がまるで地震を予知していたかのように用意された大型チャーター船で関空のポートターミナルから脱出、 それらの事実を結びつけることで浮かび上がる国際的謀略の影。 その後も世界を震撼させるGreat Earth Quake(GEQ)は続く。 1994年1月17日 ロサンゼルス地震 2004年12月26日 スマトラ沖地震 2008年5月12日 四川大地震 2010年1月12日 ハイチ地震 まるで世界のsuper minorityにとって都合の良いように起こる大地震。 あれは、果たして本当に自然災害だったのか? 地震で、多くの生命が失われる代わりに、誰かが大きな利益を得た… 実際の国際政治は様々な思惑が混在し、あるトリガーを引くことで全てが思い通りの方向に行くわけではないのだろう。 当然、一方に大きな損害が生じれば、一方に大きな利益が発生する。 だが、本書を読んでいると誰かの思惑が「自然現象」に介在しているのではないか?という疑念すら出てくる。 もちろん、それはただの偶然にすぎないのだが… 物事の一面を集めるとこのような物語もできるのだ。 本書を購入したのは、東日本大震災の前。 なかなか読む機会がなく、本棚に眠っていた。 実際に読んだのは震災後である。 これが震災の前なら、単なるエンターテイメントとして読むことができただろう。 ジャーナリスト出身の著者の作品だけあって、国際事情の裏側をわかりやすく絡めた作りになっている。 本書一冊で「阪神淡路大震災の際の国の動き」や、「地震の規模とマグニチュード」、「郵政民営化」、「中国の人権問題」、「チベット独立運動と北京オリンピック」など様々な知見を得ることもできる。 文章も読みやすく、展開も飽きこさせない。 ハードボイルドの作風は好みの分かれるところだろうが、私にとってはややクドいかな?と感じた。 | ||||
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WikipediaのGEQ(小説)のページには、「フィクションの体裁を取っているが、主幹となるエピソードは全て報道されたことや著者が神戸で被災者から聞いたことに基づいている」と書いてあったので、どれだけの事が書かれているのか関心を持ち、読んでみました。ストーリー展開はとても面白いです。後半部の04年のスマトラ沖地震、05年のパキスタン地震、08年の四川地震をなぜ人工地震と考えることができるかの国際政治経済の解説部分は、素人にもなるほどと納得させる部分があります。最後の上海オリンピックの「鳥の巣」の入場行進のシーンで締めくくっているのも、実際に上海オリンピックをTVで見た者にとってはとても写実的で、小説として素晴しい締めだと思いました。”華麗な嘘で世の中が動いていく”という躍動感を覚えました。 ですが、こと兵庫県南部地震に関する限り、何処までが真実で何処からが小説なのかは中々分かりませんでした。話の核心部分を成している元気象台職員の暗殺事件ですが、日付まで書いてあるので当時の新聞の大阪本社版を朝日・毎日・読売と調べましたが、載っていませんでした。肝心要の部分の確認ができなかったので、裏が取れずといった感じです。形の怪しい船を震災当日の朝に明石海峡で見たとの証言ですが、これは書籍や紙面を飾ることは無かった様なので、これも裏が取れません。ただそのような船が存在するということはネットでは確認することができました。震源が3つあったという話ですが、野島断層のそれがダミー用の1つ目で、明石海峡のそれが2つ目で、神戸空港付近が3つ目という話ですが、神戸市街の縦揺れの凄さから、そのような見方もできるのかなとは思いました。先2つの震源は既に横浜市大の先生が書かれていますが、3つ目の震源については公に書いてあるのはまだ見たことがないですね。しかし、そのような考え方も実際にありそうという意味で興味深いとは思いました。専門家は震災の帯という概念で説明していますが、神戸市直下の断層が動いた訳ではないのに重力加速度を超えるGを受けるのはおかしいと言われれば、そういう見方もあるのかなという感じです。自衛隊の出動が県知事の要請ではなく、担当者間の話し合いで決まったというくだりは他の書籍で確認が取れました。これについてはGEQについて調べていく中で一番びっくりしたことでした。長田区の話については、震災当時からうわさがあった様ですね。これについては流言兵庫という書籍で確認が取れました。 この書籍については、あくまで小説として読み進めるのが良いのではないかと思います。探偵でもない限り、核心部分の裏が取れませんから。 | ||||
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阪神大震災はその破壊の規模もさることながら、生きながら焼かれてゆくという地震後のむごたらしさが強く脳裏に残った大惨事だった。 都市と命の屍が累々と横たわるその情景はまさに地獄絵図だった。 さまざまな謀略説が流されたのも無理はない。 9・11のテロも同様で、衝撃の映像があったためにかえって真実が見えなくなってしまったのかもしれない。 日米のその二つの大惨事を軸に、まだ記憶に新しいアチェや四川の大地震まで盛り込んだ物語で、荒唐無稽と言われてしまえばそのとおりかもしれないストーリー展開が続いてゆく。 だが、今はファッションもクチコミも政治も事件もいったい何が真実なのか、正義なのか、しかけだらけですべてが操作されているといってもおかしくはない。 これが100パーセント真実でなければいいのだが…。 結構面白く読んだが、気になることがひとつ。 この手の物語にはラブロマンスは必要不可欠なのだろうか? 大震災の生き残りというキャラクター設定は必要であるかもしれないが、恋愛的な要素はかえって邪魔になった。 せっかくのラストが締まらないのは、そのあたりに一因がある。 | ||||
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