第五番

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評判

第五番の評価:

4.36/5点 レビュー 22件。 B ランク

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平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

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全24件 21〜24 2/2ページ
No.4
(2pt)

せっかくの題材を…

購入した金額がもったいないと、
つまらないエンタメ長編を我慢して最後まで読んだ時の徒労感、何度味わっても嫌なものです。
作者は医者、WHO絡みのパンデミック陰謀論、お、面白そう! と思ったのですが…。
新聞広告に騙されました。
あの広告でこの本を絶賛していたお歴々は、
本当に読了してからコメントを寄せたのでしょうか?
本書のテーマだけ聞かされて書いた人もいたのでは? なんて勘ぐりたくなります。
(きっといたよ)

前作の登場人物が再び登場するのが、前作を読んでいない私にもわかりますが、
残虐犯罪を犯した異形の青年、もう、こういうのやめようよ、って感じです。
サイコパスまがいの日本画家の女など、漫画チックで、登場するたびに思わずため息。
読むに耐えなくてページを斜め読み。

現在の日本の医療制度批判、医師批判も、
市井のおばさん(私のことです)でも言えそうな、常識的なもの。
海堂氏のような、専門家ならではの具体的で鋭い医療批判ではない。

テーマがテーマだから、書きようによっては刺激的な物語が展開してもいいはずなのに、
もったいないなぁ。稚拙なエンターテイメントになっちゃった。作家としての力量でしょうか。
お医者さんて頭いいんだから(多分)、もうちょっと文学して欲しいなぁ。
第五番 Amazon書評・レビュー: 第五番より
4344021274
No.3
(2pt)

3流ハリウッド映画のノベライゼーションみたい

購入した金額がもったいないと、
つまらないエンタメ長編を我慢して最後まで読んだ時の徒労感、何度味わっても嫌ですねぇ。
作者は医者、WHO絡みのパンデミック陰謀論、お、面白そうと思ったのですが。
大きな新聞広告で、この本を絶賛していたお歴々は、
本当に読了してからコメントを寄せたのでしょうか?
本書のテーマだけ聞かされて書いた人もいたのでは? なんて勘ぐりたくなります。

前作の登場人物が再び登場するのが、読んでいてわかりますが、
残虐犯罪を犯した異形の青年、もう、こういうのやめてよ、って感じです。
サイコパスまがいの日本画家の女など、漫画チックで、登場するたびに読むに耐えなくてページを斜め読み。

現在の日本の医療制度批判、医師批判も、
市井のおばさん(私のことです)でも言えそうな、常識的なもの。
海堂氏のような、専門家ならではの具体的で鋭い医療批判ではない。

テーマがテーマだから、書きようによっては刺激的な物語が展開してもいいはずなのに、
もったいないなぁ。作家としての力量でしょうか。
お医者さんて頭いいんだから(多分)、もうちょっと文学して欲しいなぁ。
第五番 Amazon書評・レビュー: 第五番より
4344021274
No.2
(5pt)

今迄になかったミステリー

第五番目の疫病である「新型カポジ肉腫」が突如発生し騒然とする中、どこかしら覚えのある人物や事件が現れてくる。
「新型カポジ肉腫」のウィルスは誰かの陰謀によって作られたものであることが分かり、ウイーンと日本を舞台に、無関係と思えた人物が絶妙に絡む信じられない展開に引き込まれていく。ウィルスとの戦いに勝てるのか、陰謀者は誰なのか。それを暴いていくキーマンを窮地に立たせその後一気に謎解きが始まる。今迄になかったミステリーで最後まで緊張感を持って誘導された。
フィクションであると分かっていても、丁寧な描写に肉腫が立体感を伴い実在すると思えてくる。やんわり否定されている過分な治療やサプリメントも必要ないかも知れないと思えたりする。
覚えのある登場人物は「無痛」の登場人物のその後であることに読み終わってから気付いた。「続無痛」とせずにさりげなく続編を書くテクニックにこれからも目が離せない。
第五番 Amazon書評・レビュー: 第五番より
4344021274
No.1
(5pt)

異能・久坂部羊

久坂部氏の著作はダークな筆致ながらも鼻白むほどの虚飾は漂っていない。
それどころか扇情的な筆の走りを極力排した無機質さすら感じるシンプルな文体なのだが、
そこになぜこれほどの、言うなれば暗渠の底の濁りを垣間見たような黒面が発生するのだろうか。

それは恐らく、テーマとする医療が孕んだ根源的な疚しさを正確に、淡々と切り取るからだろう。

医療をテーマとしたとき、文学であれドラマであり、はたまたドキュメンタリーであれ、
虚飾から逃れられない。その虚飾を剥ぎ取ったとき、吹き出す業・人間そのものの獣性
の臭みに我慢できなくなるからだ。

著者が淡々と切り取る医療の一断面・人間の歯茎の臭さ、
誰もが目を瞑りたいと思うシーンは実は日常の中に潜んでいる。
そのことを気づかせてくれる異能の作家が久坂部羊だ。
第五番 Amazon書評・レビュー: 第五番より
4344021274