武士道シックスティーン

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評判

武士道シックスティーンの評価:

4.55/5点 レビュー 107件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.55pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全215件 161〜180 9/11ページ
No.55
(5pt)

熱いっっっ青春!!

剣道のことには全く知識がないが、とにかく気持ちよく読み終えました!。
「セブンティーン」では、お互い別の場所でどこまで成長するのか、早く読みたい。

誉田さんの小説は、警察小説もそうですが、ベタな感じがとても面白いです!

武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.54
(5pt)

爽やかな読後感

剣道を高校の体育の授業でかじっただけの私にも面白く読めました。まさに一気読みです。主人公の二人(映画では成海璃子さん、北乃きいさん)の魅力の為せる技でしょう。未完成の人格。理屈抜きのエネルギーの奔流。迷い、そして自信喪失。誰もが通り過ぎてきた青春。それを50歳を迎えた私も思い出し、共感し、知らず知らず主人公にエールを送っていました。
武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.53
(5pt)

爽やかな読後感

剣道を高校の体育の授業でかじっただけの私にも面白く読めました。まさに一気読みです。主人公の二人(映画では成海璃子さん、北乃きいさん)の魅力の為せる技でしょう。未完成の人格。理屈抜きのエネルギーの奔流。迷い、そして自信喪失。誰もが通り過ぎてきた青春。それを50歳を迎えた私も思い出し、共感し、知らず知らず主人公にエールを送っていました。
武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.52
(3pt)

16歳の武士道。

タイトルが秀逸。

アフタヌーンの漫画を読んでこちらを読み、マーガレットの漫画を読みました。

剣道は部活であり競技でありますが、それ以前に柔道や剣道って単純に競技なのかしらという部分があるためにこの作品をスポーツや部活小説というのは躊躇われます。

そしてこの2人、まさにそれぞれにとっての「剣の道」です。

作中の会話や表現に特徴があるな、と思ったら元々違う系統の作品を書かれていた方だと知り納得。
生き様も戦い方が違いながらも共通するのは底辺に「家長としての」父親がいるところ。香織と早苗の言動。あとは脇の顧問が本来なら美味しい展開が期待できる岡や香織の兄より生き生き描かれているところが男性作家だなと思わせます。

こだわる磯山、こだわりたくない西荻。事情は違えど勝負にこだわるのは磯山と西荻もおんなじ。
2人がそのこだわりに気づいたときから成長が始まります。それでも悩んだり学んだりであろう続編「セブンティーン」「エイティーン」文庫落ちするのを待ちです。

気になります。

武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.51
(3pt)

16歳の武士道。

タイトルが秀逸。

アフタヌーンの漫画を読んでこちらを読み、マーガレットの漫画を読みました。

剣道は部活であり競技でありますが、それ以前に柔道や剣道って単純に競技なのかしらという部分があるためにこの作品をスポーツや部活小説というのは躊躇われます。

そしてこの2人、まさにそれぞれにとっての「剣の道」です。

作中の会話や表現に特徴があるな、と思ったら元々違う系統の作品を書かれていた方だと知り納得。
生き様も戦い方が違いながらも共通するのは底辺に「家長としての」父親がいるところ。香織と早苗の言動。あとは脇の顧問が本来なら美味しい展開が期待できる岡や香織の兄より生き生き描かれているところが男性作家だなと思わせます。

こだわる磯山、こだわりたくない西荻。事情は違えど勝負にこだわるのは磯山と西荻もおんなじ。
2人がそのこだわりに気づいたときから成長が始まります。それでも悩んだり学んだりであろう続編「セブンティーン」「エイティーン」文庫落ちするのを待ちです。

気になります。

武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.50
(4pt)

とにかく読みやすい!そして爽快!

幼いころから剣道一筋、昼休みには片手に鉄アレイ、逆の手には「五輪書」という剣道一筋の香織。一方、元は日舞をやっており中学から剣道に転向したマイペースな早苗。二人は中学最後の大会で対決し、何と早苗が勝利を収める。そんな相反する二人が同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たす、という青春グラフィティ。

漫画のような読みやすさと読後の爽快感が何とも言えない1冊。
武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.49
(4pt)

とにかく読みやすい!そして爽快!

幼いころから剣道一筋、昼休みには片手に鉄アレイ、逆の手には「五輪書」という剣道一筋の香織。一方、元は日舞をやっており中学から剣道に転向したマイペースな早苗。二人は中学最後の大会で対決し、何と早苗が勝利を収める。そんな相反する二人が同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たす、という青春グラフィティ。

漫画のような読みやすさと読後の爽快感が何とも言えない1冊。
武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.48
(5pt)

とても面白い本です

とても面白い本です。
『五輪書』を愛読し、全てを剣道に捧げる香織。にもかかわらず、全くの無名の早苗に負けてしまう。同じ高校に進学した二人・・・。
表紙に惹かれて読んでみたけれど、想像以上に面白かったです。
「武士道?」「シックスティーン?」この全く別次元の言葉が、この本の面白さを上手く表現している。
相反する性格の二人、その反面、同じように父親との関わりに悩み、成長して行く。
実はこの本はすでに続編のセブンティーンが出版されている。
早く読みたい。
武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.47
(5pt)

とても面白い本です

とても面白い本です。
『五輪書』を愛読し、全てを剣道に捧げる香織。にもかかわらず、全くの無名の早苗に負けてしまう。同じ高校に進学した二人・・・。
表紙に惹かれて読んでみたけれど、想像以上に面白かったです。
「武士道?」「シックスティーン?」この全く別次元の言葉が、この本の面白さを上手く表現している。
相反する性格の二人、その反面、同じように父親との関わりに悩み、成長して行く。
実はこの本はすでに続編のセブンティーンが出版されている。
早く読みたい。
武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.46
(5pt)

またまた誉田哲也を見直す作品

「春を嫌いになった理由」のレビューにも書いたとおり、
私は、誉田哲也をキワモノとしてみてきた。
ただ、作家としては「ストロベリーナイト」を読んで感じた「こだわり」を認めたために、
彼の作品を結構読んでいる。
評判の悪い「月光」も読んだ。
決して女性や中高生におすすめできる作品ではないが、
あの作品にさえ、
私は『「愛」にはいろんな形があっていいんですよね』という誉田哲也のメッセージを見た。
そこへ本書である。
これはまた、ど真ん中のストレート。
どなたかも書いてらっしゃたように「人が死なない」青春小説。
人物造形もきちんと出来ているし、二人の主人公の対比も見事。
万人におすすめできる青春小説に仕上がっている。
早く続編を文庫化してくれと叫びたい。

ただ一点、この二人の主人公はやがてジウに登場する彼女達の原型なのかなというところだけが気になった。ま、別にいいんだけど。

映画化されるようであるが、確かに映画化しやすいストーリーなのだろう。
その相乗効果として、最近フランスに押され気味の剣道の人気に火がつくことを願う。
(剣道の世界大会ではフランスに世界一を奪われかけ、
韓国には、「剣道は韓国が母国」であるとさえ言われている)
相撲なんていう脱税者ばかりがうごめく競技が国技ではなく
(幻想でしかない「綱の品格」をあげつらう文化人に問いたいのだが、
憲法に定められた「納税」という国民の義務を一点の曇りもなく果たした横綱は戦後いますか)、
剣道こそが国技であると思っている私は、
これを気に剣道が見直され、競技人口が増えることを切に願う。
武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.45
(5pt)

またまた誉田哲也を見直す作品

「春を嫌いになった理由」のレビューにも書いたとおり、
私は、誉田哲也をキワモノとしてみてきた。
ただ、作家としては「ストロベリーナイト」を読んで感じた「こだわり」を認めたために、
彼の作品を結構読んでいる。
評判の悪い「月光」も読んだ。
決して女性や中高生におすすめできる作品ではないが、
あの作品にさえ、
私は『「愛」にはいろんな形があっていいんですよね』という誉田哲也のメッセージを見た。
そこへ本書である。
これはまた、ど真ん中のストレート。
どなたかも書いてらっしゃたように「人が死なない」青春小説。
人物造形もきちんと出来ているし、二人の主人公の対比も見事。
万人におすすめできる青春小説に仕上がっている。
早く続編を文庫化してくれと叫びたい。

ただ一点、この二人の主人公はやがてジウに登場する彼女達の原型なのかなというところだけが気になった。ま、別にいいんだけど。

映画化されるようであるが、確かに映画化しやすいストーリーなのだろう。
その相乗効果として、最近フランスに押され気味の剣道の人気に火がつくことを願う。
(剣道の世界大会ではフランスに世界一を奪われかけ、
韓国には、「剣道は韓国が母国」であるとさえ言われている)
相撲なんていう脱税者ばかりがうごめく競技が国技ではなく
(幻想でしかない「綱の品格」をあげつらう文化人に問いたいのだが、
憲法に定められた「納税」という国民の義務を一点の曇りもなく果たした横綱は戦後いますか)、
剣道こそが国技であると思っている私は、
これを気に剣道が見直され、競技人口が増えることを切に願う。
武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.44
(5pt)

16歳

『武士道シックスティーン』です。巻末解説は金原瑞人。
『武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利にこだわらず「お気楽不動心」の早苗。相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが…。青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント。』
警察小説の書き手として著名な作者が青春スポーツもの、ですが、警察→剣道、なので、実はそれほど大きなシフトではないのかもしれません。

全25章構成で、二人のヒロイン香織と早苗の視点で交互に描かれます。それぞれ語り口に個性があるのが良いです。
香織のキャラが……いわゆる中二病そのものです。とにかく最高最強が大好きというか、武蔵にかぶれて勝ちに異様にこだわります。その部分で「ウザい」と感じた読者は作品世界に入り込みにくいかもしれません。
スポーツに必ずといっていいほどつきまとう、「勝負と楽しむことのジレンマ」を、香織と早苗というキャラを通して描いているので、分かりやすく、共感しやすい内容です。
二人とも父親コンプレックスを持っているという設定はご都合主義っぽいですが、その父親がそれぞれいいキャラだったので楽しめます。
典型的スポ根とは違って、主人公たちは弱小ではありません。それどころか全国でも有数の強豪高校が舞台です。だから「弱小が努力して、多少ご都合主義的な展開を経て最後に強豪を倒す」というテンプレ的展開ではありません。あくまでもヒロイン二人の関係が中心に描かれた作品です。
試合シーンなどは淡々と結果を書いているのですが、それもあって剣道知識の無い素人が読んでも、ヒロイン二人の関係と香織の成長を中心に充分に楽しめる内容です。
爽快で面白いので★5。続編も出ていますが、評価はあくまでも本書単体のものです。

武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.43
(5pt)

16歳

『武士道シックスティーン』です。巻末解説は金原瑞人。
『武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利にこだわらず「お気楽不動心」の早苗。相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが…。青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント。』
警察小説の書き手として著名な作者が青春スポーツもの、ですが、警察→剣道、なので、実はそれほど大きなシフトではないのかもしれません。

全25章構成で、二人のヒロイン香織と早苗の視点で交互に描かれます。それぞれ語り口に個性があるのが良いです。
香織のキャラが……いわゆる中二病そのものです。とにかく最高最強が大好きというか、武蔵にかぶれて勝ちに異様にこだわります。その部分で「ウザい」と感じた読者は作品世界に入り込みにくいかもしれません。
スポーツに必ずといっていいほどつきまとう、「勝負と楽しむことのジレンマ」を、香織と早苗というキャラを通して描いているので、分かりやすく、共感しやすい内容です。
二人とも父親コンプレックスを持っているという設定はご都合主義っぽいですが、その父親がそれぞれいいキャラだったので楽しめます。
典型的スポ根とは違って、主人公たちは弱小ではありません。それどころか全国でも有数の強豪高校が舞台です。だから「弱小が努力して、多少ご都合主義的な展開を経て最後に強豪を倒す」というテンプレ的展開ではありません。あくまでもヒロイン二人の関係が中心に描かれた作品です。
試合シーンなどは淡々と結果を書いているのですが、それもあって剣道知識の無い素人が読んでも、ヒロイン二人の関係と香織の成長を中心に充分に楽しめる内容です。
爽快で面白いので★5。続編も出ていますが、評価はあくまでも本書単体のものです。

武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.42
(5pt)

誉田哲也は警察小説より青春小説かも?

代表作のストロベリーナイトに辟易した人もいるかもしてませんが、この作品は同じ著者が書いたとは思えないほど、カラっとした青春
小説に仕上がっていて、一気読みしてしまいます。警察小説ではちょっと違和感のある軽妙な言い回しも、この年代の少女達に当て嵌め
ると素晴らしいテンポとスピード感となり、剣道という表現しにくいスポーツを鮮やかに描ききってます。
内容も決してきれい事ばかりの青春小説とは違い、それぞれの個性をしっかり伸ばしながら成長していく過程を楽しめる作品です。
セブンティーン、エイティーンと続きますが、恐らく本作を読めば全て読まずにいられなくなります。
書店店頭ではメジャーな警察小説で名前を売り、本当は青春小説を売りたかったのでは?と思いたくなるほど、名作だと思います。
武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.41
(5pt)

誉田哲也は警察小説より青春小説かも?

代表作のストロベリーナイトに辟易した人もいるかもしてませんが、この作品は同じ著者が書いたとは思えないほど、カラっとした青春
小説に仕上がっていて、一気読みしてしまいます。警察小説ではちょっと違和感のある軽妙な言い回しも、この年代の少女達に当て嵌め
ると素晴らしいテンポとスピード感となり、剣道という表現しにくいスポーツを鮮やかに描ききってます。
内容も決してきれい事ばかりの青春小説とは違い、それぞれの個性をしっかり伸ばしながら成長していく過程を楽しめる作品です。
セブンティーン、エイティーンと続きますが、恐らく本作を読めば全て読まずにいられなくなります。
書店店頭ではメジャーな警察小説で名前を売り、本当は青春小説を売りたかったのでは?と思いたくなるほど、名作だと思います。
武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.40
(5pt)

3部作一気読み

武士道シックスティーンからエイティーンまで一気に読んでしまった。
作者は刑事物が代表作のように、書店などで展開していることが多いが、
この作品や疾風ガールのような青春小説の方が好き。

剣道に勝つことだけを考えている「香織」と
なんとなく剣道始めちゃいましたという「早苗」の二人が
高校の剣道部で出会うこと(正しくは中学の市民大会)から物語ははじまる。
主人公の視点を交互に話が進むが、二人の語り口がまったく異なるので
飽きさせないし、スピード感もあり、どんどん引き込まれていく展開だった。
なにより、この作者の女性視点での語り口がうまい。
二人の迷いや剣道に対する思いがうまく表現されていて一気に読んでしまった。

推理物を書いている作者だけあって、伏線の張り方も好きです。

今度、映画化されるとのことで楽しみ。




武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.39
(5pt)

3部作一気読み

武士道シックスティーンからエイティーンまで一気に読んでしまった。
作者は刑事物が代表作のように、書店などで展開していることが多いが、
この作品や疾風ガールのような青春小説の方が好き。

剣道に勝つことだけを考えている「香織」と
なんとなく剣道始めちゃいましたという「早苗」の二人が
高校の剣道部で出会うこと(正しくは中学の市民大会)から物語ははじまる。
主人公の視点を交互に話が進むが、二人の語り口がまったく異なるので
飽きさせないし、スピード感もあり、どんどん引き込まれていく展開だった。
なにより、この作者の女性視点での語り口がうまい。
二人の迷いや剣道に対する思いがうまく表現されていて一気に読んでしまった。

推理物を書いている作者だけあって、伏線の張り方も好きです。

今度、映画化されるとのことで楽しみ。




武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.38
(5pt)

激しさと爽やかさの同居

16歳の二人の女性剣士西荻と磯山が主人公です。シーンごとに代わる代わるに二人の心理を描写しているため、同じ場面でも感じ方や考え方の違いがよくわかります。また「静と動」、「赤と白」ほど性格の異なる二人の考え方が、見た目は平行線でありながら、実はお互いにちょっとずつ近づいており、本人たちも気付かない内にいつの間にか交り合い、一本の太い線になっているような、自然な感じがすごく素敵な本です。登場人物もほとんどが女性ですが、数少ない登場人物の男性たちが実は大変大きな役割を果たしていたりします。男性が書いたとは思えないほど女性の心理を上手く表現していると思いますし、タッチも柔らかです。それでいながら押さえるところはしっかり押さえているので、何度も感動のあまり涙が出そうになりました。剣道というスポーツを通じてはぐくまれる家族愛と友情。とても面白く感動できる良本でした。
武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011
No.37
(5pt)

激しさと爽やかさの同居

16歳の二人の女性剣士西荻と磯山が主人公です。シーンごとに代わる代わるに二人の心理を描写しているため、同じ場面でも感じ方や考え方の違いがよくわかります。また「静と動」、「赤と白」ほど性格の異なる二人の考え方が、見た目は平行線でありながら、実はお互いにちょっとずつ近づいており、本人たちも気付かない内にいつの間にか交り合い、一本の太い線になっているような、自然な感じがすごく素敵な本です。登場人物もほとんどが女性ですが、数少ない登場人物の男性たちが実は大変大きな役割を果たしていたりします。男性が書いたとは思えないほど女性の心理を上手く表現していると思いますし、タッチも柔らかです。それでいながら押さえるところはしっかり押さえているので、何度も感動のあまり涙が出そうになりました。剣道というスポーツを通じてはぐくまれる家族愛と友情。とても面白く感動できる良本でした。
武士道シックスティーン Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーンより
4163261605
No.36
(5pt)

警察小説とは違うスピード感。

文庫で誉田氏の新しい小説が出たというので、何の気なしに読んでみました。
誉田氏の著書=警察小説というのを気持ちよく壊されました。
やはりスピード感のある文章が、休む間を与えてくれません。
終盤は若干走りすぎのような気もしましたが。

剣道を通して誰の中にもある「迷い」がうまく表現され、それを乗り越えていく道程が、
剣道という範疇を超えて、読む私自身の「迷い」すら解けていきました。
前向きになれる一冊です。
是非、ご一読を。


武士道シックスティーン (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 武士道シックスティーン (文春文庫)より
4167780011