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葬神記 考古探偵一法師全の慧眼
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葬神記 考古探偵一法師全の慧眼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点1.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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クールで男前で毒舌家な探偵と脇を支える人柄のよい人たちセットに、巻き込まれ体質の主人公という構成。 舞台は奈良の遺跡発掘現場。 毒舌大好きなんですけど、探偵さんセットがほとんど出てこないので愛着もてませんでした。 探偵さんも頭使え、くらいしか言わないし、犯人を毒舌で一刀両断!みたいなカタルシスもなく。 脇を支える方たちを含めて、もうちょっと頑張っていただきたい。 お話のテンポが遅い上に時系列もたまに逆行したりして話に乗りにくいんですが...遺跡発掘のように、丁寧に丁寧に事件を掘りだしていく手法だと思えば、それはまぁ新しいのかも、と思います。 でもテンポ悪い。 途中で、え。まだ続いてるの?と思ったくらい(笑) 推理小説ではありえないような気がします。 巻込まれ体質主人公も事件が終わって、ほんとにすっきりした?って感じだし、ヒロインのお嬢さんはムダに惚れっぽいし、クールな探偵はいきなりぐらぐらするしで突っ込みどころ満載なんですが、そんなことより。 ≪ここからちょっとネタばれあります。≫ いきなりクトゥール神話らしきものが出てきてネットユーザーが暴徒化するんですけど、それはナイでしょー。 ネットの性格上、無責任な噂が拡散しやすいとか、集団ヒステリーに近い状態が起こりやすいというのは、まぁ有るかもしれませんが噂が浸透していく描写もなく、いきなり「邪神にささげる生贄を殺す」というのを信じた人たちが押し寄せるという状況を展開するのはいかがなものか.。 ネットを誇大解釈した20年くらい前の小説かと思いましたよ。 余談ですが、邪神に生贄をささげたら それは復活になるのでは..?と思ったのは私だけでしょうか(笑 余談ついでに、クトゥールを題材にした菊池秀行氏の「妖神グルメ」 これ、今でいうラノベなんですよね。 同じラノベでこうも違うかー、と思ったんですがよく考えたら、当時もジュブナイル小説は玉石混在だったから今と同じですね。 | ||||
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ここの感想を読んでおけばよかった。 他の人の感想そのまま、薀蓄がウザく、本当に必要と思われない。 登場人物がだれも魅力が無い。 主人公探偵は傲慢ではなくモラハラ自己愛障害がありそう。 過去の事件のトラウマや事件を匂わせずぎるが正直どうでもよい。 シリースになってるのがむしろ凄い。 途中で結末がどうでも良くなる話展開とトリックもしょぼいので放り出した。 | ||||
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面白くなかった 考古学の説明は要領を得ずに書き連ねてあって資料の方が面白い 探偵役がとにかく人を罵る、罵りキャラなのはわかるけど罵り方がワンパターンだし純粋に不愉快になる罵り方で読んでて気分悪くなる。 罵るにしても言葉一つ一つにユーモアがあって面白いとか、仲のいい友人同士の軽いやりとりとか、とんでもない悪人をやりこめるとか、そんな気持ちのいいものなら読んでて面白いのに、弱者を虐げる罵り。 助手?の主人公は役に立たない巻き込まれ設定、罵られてやだなーって思うけど本の最初から最後までずっと罵られてる、謎の能力者 ヒロイン?は恋愛脳、やたら男を値踏みしてる。信頼してるんだと言われたら私のこと好きなのね!今のは告白ね!でもタイプじゃないわ!って超展開、何この人。 推理には不思議能力的なものを若干絡めてくる、特殊能力×推理小説は好きだけど絡めるならもっとガッツリきっちりはっきり絡めて、とにかく中途半端、頭のおかしい人みたいになる、能力をネタとして使うならそういうものとして確立してほしい。 使いたかったおもしろそうなネタ詰め込んだんだろうけどまとめきれなかったせいか面白みもなくて展開も無理がある。 | ||||
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購入した自分を恨む。 物語世界が全くイメージとして立ち上がってこない。 登場人物をメモしていた自分がバカバカしい。 要らん人物多過ぎ。 短編で十分な内容。 買わなければ良かった。 | ||||
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登場人物のキャラクターが、誰をとっても鮮明でないのは、他のレヴューの通りだと思います。脇役キャラにいたっては、性格だけでなく、性別すら判然としないのがいます。「探偵」が登場する以上、おきまりの殺人事件がおきますが、それに関して「謎」があると思っているのは、考古学にうとい主人公(?)のバイト学生だけで、他の登場人物は、誰も謎が存在するとは思っていない様子。「探偵」を登場させる意義が不明。また、探偵役の人物は、主人公を絶えず罵っているだけで、推理らしい推理をみせず、謎解きの説明に至っては、論理的なのか、オカルト的なのか、訳のわからない理由付けしかしません。最後に、事件の黒幕は「意外な」人物ですが、これは「えっ、あの人が?」といった意外性ではなく、「そんな奴いたっけ?」といった意外性なので、ミステリー小説の基本的なルールを無視していると思います。 | ||||
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本屋にて手書きPOPでオススメされていた事もあり衝動買いしました。 別の方のレビューにもありましたがキャラがぶれ過ぎです。 キャラ同士の距離感も安定しませんし、 謎解きに関してもそもそも謎と言えるのか微妙です。 サスペンスや推理小説好きには不向きだと思います。 衝動買いは失敗するもんですね。 事前にレビューを見ておけばよかったです。 残念。 | ||||
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この作者のシリーズ、何点も書店に並んでいたので、シリーズ化されるくらい人気ならと、 「葬神記」というタイトルから高田崇史や京極夏彦あるいは北森鴻のような作品を期待して読んでみたのですが、まるでダメでした。 まぁ、そんな手練れと比べる私も悪いのですが・・・。それらとの比較は忘れたとしても、評価を上げる気にはなりません。 登場人物の人物造形が全くできておらず、キャラクターがぶれまくりです。 文体に魅力が乏しく、人物も場所も事件も全く活力が感じられません。 十分な説明もないまま話が進むので物語に入り込めないのです。 残念です。 | ||||
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「考古探偵」というタイトルを見て、私は「建築探偵」を連想した。 同じような連想をした人には、この本はおすすめできない。 発掘現場を舞台にしたミステリーだが、語り部役の古屋が、考古学や発掘に関する知識が無く、居眠りばかりしており、また気弱で引っ込み思案で周囲からいいように踊らされる人物であるため、話の展開から置き去りになりがちである。 しかし発掘や考古学に詳しくない読者は古屋に感情移入して読む必要があり、いきおい読者も一緒に置き去りにされてしまう。 発掘作業には建設側・行政側・研究側といろいろな立場の思惑が重なるため人間関係・立場の縦横のつながりは複雑なものとなるが、それに関する説明はおざなり。誰がどういう肩書でどの立場にあるのかといったことが断片的にしか伝わってこない(「誰それの派閥」の一言で済ませていいものではないだろう)。 ただでさえ説明不足なのに、描写の一部を古屋の夢で補完しようとしており、いよいよわけがわからない。 キャラクターも活かしきれていない。 毒舌をアピールされている探偵役の一法師だが、そもそも登場シーンが少なく、ほとんど推理を披露する時にしか姿を現さない。 しかも考古学に対してはストイックな姿勢のため、毒舌が混じることも少ない。結局毒舌シーンは大半が古屋を「考えが足りない」と腐すものになり、人を選んで悪口を使っているようで不快な印象を与える。 補佐役に人あたりのいい荻原という男が配されており、上手く使えば不快感を中和させることもできたろうに、物語が進むほど影が薄くなってしまっている。 数は多いがディテールの薄い登場人物、終盤の超展開ととってつけたような民俗学的考察(らしきもの)など、いろいろなものが空回りしている印象。 考古学の蘊蓄は脇に置いて、もっと説明すべきことを説明し、描写すべきことを描写してほしい。 | ||||
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考古学研究についての蘊蓄が盛り沢山、そのおかげでテンポが悪い。 登場人物についても何考えてんだか分かんなくて、共感できる人もいなければ、いまひとつ魅力に欠ける人ばかり。 作品のコンセプトも分かりずらく、推理小説にしたいのか怪奇小説にしたいのか判然としない。その割に考古学研究についての蘊蓄には余念が無い。同じプロットで別な人に欠かせたほうが売れそう。 何から何までブレまくってる。そんな印象。 どうやら続きも出ているらしいが、読む気はしない。 | ||||
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・まず、とても読みづらかったです。 考古学ライトミステリとありますが、ライトノベル調・ノベルゲーム調の文体が気になります。 幻想的な雰囲気に仕立て上げたいのか、格好をつけた、力の入りすぎた表現が続きます。 冒頭の言葉を各所で繰り返して印象付けたり、それ・あれを多用したり、比喩を連ねすぎていたり。 傍線も多いし、一文ごとに段落を変えるし、そのくせ考古学うんちくを語る部分だけ長文だったりと、文体の難が多すぎます。 誰の台詞なのか、場所はどこなのか把握し辛く、スピード感を損なっています。 主人公が夢の中で化け物を見るくだりなど、特に冗長と感じました。 ・ストーリーにも無理があると思います。 遺跡発掘現場で殺人事件、犯人は誰で理由は何なのか。この一点を軸に、ミステリとして体裁を整えるべきでした。 登場人物の紹介や個性立てが不十分で、犯人当てを楽しめるレベルに達しておらず、すっきりできません。 終章辺りの急なトンデモ展開には、世界観が崩れるような感覚を覚えました。 本当の黒幕が…という続編への含みの持たせ方もチープです。 ・キャラクターも弱いです。 探偵役は頭が切れるが口が悪い、などとキャラ付けは分かるのですが、過去のエピソードなど深みを出す工夫が全く無く、あまり愛着が湧きません。 タイトルに名を冠する様な人物だとは感じられない探偵役。ワトソン役の人物は「いよいよあいつが本気を出すぞ」と興奮するだけの存在です。 探偵役の同僚の女性に至っては存在理由が分かりません。人物模様はおそらく続編以降で描かれるのでしょうが…、掴みができていません。 作者のやりたい作品像は感じられるのですが、いかんせん実力不足の感が否めません。担当さんの責任もあると思います。 | ||||
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・まず、とても読みづらかったです。 考古学ライトミステリとありますが、ライトノベル調・ノベルゲーム調の文体が気になります。 幻想的な雰囲気に仕立て上げたいのか、格好をつけた、力の入りすぎた表現が続きます。 冒頭の言葉を各所で繰り返して印象付けたり、それ・あれを多用したり、比喩を連ねすぎていたり。 傍線も多いし、一文ごとに段落を変えるし、そのくせ考古学うんちくを語る部分だけ長文だったりと、文体の難が多すぎます。 誰の台詞なのか、場所はどこなのか把握し辛く、スピード感を損なっています。 主人公が夢の中で化け物を見るくだりなど、特に冗長と感じました。 ・ストーリーにも無理があると思います。 遺跡発掘現場で殺人事件、犯人は誰で理由は何なのか。この一点を軸に、ミステリとして体裁を整えるべきでした。 登場人物の紹介や個性立てが不十分で、犯人当てを楽しめるレベルに達しておらず、すっきりできません。 終章辺りの急なトンデモ展開には、世界観が崩れるような感覚を覚えました。 本当の黒幕が…という続編への含みの持たせ方もチープです。 ・キャラクターも弱いです。 探偵役は頭が切れるが口が悪い、などとキャラ付けは分かるのですが、過去のエピソードなど深みを出す工夫が全く無く、あまり愛着が湧きません。 タイトルに名を冠する様な人物だとは感じられない探偵役。ワトソン役の人物は「いよいよあいつが本気を出すぞ」と興奮するだけの存在です。 探偵役の同僚の女性に至っては存在理由が分かりません。人物模様はおそらく続編以降で描かれるのでしょうが…、掴みができていません。 作者のやりたい作品像は感じられるのですが、いかんせん実力不足の感が否めません。担当さんの責任もあると思います。 | ||||
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