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回廊の陰翳



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【この小説が収録されている参考書籍】
回廊の陰翳
回廊の陰翳 (文春文庫)

回廊の陰翳の評価: 3.00/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

巨大宗教と金

設定テーマや舞台となった寺院などまさに陰翳の如く暗さが付きまとうが、主人公とそれをサポートする友人のキャラクターが放つ明るさが救いとなっている。巨大な集金マシーンと化した宗教法人は何故人を救うのではなく誤ちの方向に導いてしまうのか。現代の宗教法人を舞台にした変わり種推理小説として面白く読んだ。
回廊の陰翳Amazon書評・レビュー:回廊の陰翳より
4163287906
No.4:
(1pt)

面白くない

京都市内を流れる琵琶湖疏水に浮かんだ、男の溺死体。親友の死に疑念を抱いた若き僧侶・蜷川賢了(にながわ・けんりょう)は、遺体から違法ドラッグが検出されたことを知り、調査に乗り出す。一方警察には、国宝級の仏像の不正売却を告発する怪文書が届いていた──。京都に君臨する巨大宗派の欺瞞を抉り出す、新・社会派ミステリー。
回廊の陰翳Amazon書評・レビュー:回廊の陰翳より
4163287906
No.3:
(4pt)

お寺さんの世界を、御見せ致します

京都府のお寺さんの世界を舞台にした、あまり、前例のないミステリー。読んでみると,人間の持っている、本性はあまり職には関係ないのが、良くわかります。この世界ならではの仕来たりが、詳しく書かれていて勉強になります。推理性は強くありませんが、それなりに楽しめる佳作です。
回廊の陰翳Amazon書評・レビュー:回廊の陰翳より
4163287906
No.2:
(3pt)

京都に総本山を置く巨大宗派の蔭翳

京都の市中を流れる疎水で若い僧侶の溺死体が発見されます。
続けて国の重要文化財に指定されている秘仏が不正に
売却されているという告発文が警察署に投げ込まれます。

死因に疑問を抱いた親友の僧侶、片や告発文の内偵を進める警察。
やがて京都に君臨する巨大宗派の闇が炙り出されます。

お寺さんが抱えている問題、巨大宗派の組織運営の実態
(国政同様の宗政をしき、運営されている)が、
捜査の進展と共に描かれていくのも読みどころでしょうか。

僧侶の世界で使われている隠語も文中に散りばめられていて
興味をそそります。
如来=女性
瑠璃光如来=美人
檀徒=馴染みの女
般若=酒
泡般若=ビール

まったりとした京都弁の世界がなぜかしら新鮮に感じられた作品でした。

回廊の陰翳Amazon書評・レビュー:回廊の陰翳より
4163287906
No.1:
(3pt)

京都に総本山を置く巨大宗派の蔭翳

京都の市中を流れる疎水で若い僧侶の溺死体が発見されます。
続けて国の重要文化財に指定されている秘仏が不正に
売却されているという告発文が警察署に投げ込まれます。

死因に疑問を抱いた親友の僧侶、片や告発文の内偵を進める警察。
やがて京都に君臨する巨大宗派の闇が炙り出されます。

お寺さんが抱えている問題、巨大宗派の組織運営の実態
(国政同様の宗政をしき、運営されている)が、
捜査の進展と共に描かれていくのも読みどころでしょうか。

僧侶の世界で使われている隠語も文中に散りばめられていて
興味をそそります。
如来=女性
瑠璃光如来=美人
檀徒=馴染みの女
般若=酒
泡般若=ビール

まったりとした京都弁の世界がなぜかしら新鮮に感じられた作品でした。
回廊の陰翳 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:回廊の陰翳 (文春文庫)より
4167838281

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