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ボヘミアの不思議キャビネット



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【この小説が収録されている参考書籍】
ボヘミアの不思議キャビネット (創元推理文庫)

ボヘミアの不思議キャビネットの評価: 4.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

ほどよい敷居の高さ

舞台は十六世紀末のチェコ。腕のいい時計職人ミカエルが夜中、プラハを支配するハプスブルク家の王子の元から、娘ペトラところに帰ってくる。彼の両目は王子によってくり抜かれていた。
 ペトラは父親が止めるのも聞かずに、目を取り戻し、真相を突き止めるために大都市プラハへと向かう。
 プラハで得た仲間は、盗むのが上手なロマの少年ニール。別にペトラのためじゃない。王子のお宝を奪うためだ。
 という魅力的な始まりをするこの物語、実在の舞台や歴史をある程度なぞらえながらも、魔法力が発現する人々が当たり前に登場したり、キーとなる不思議道具がタイトルとなったり(二作目は天球儀)、ライラの冒険を彷彿とさせる。
 登場人物の癖の強さはこちらの方が上。ただし、その分奥行きが浅い。これは悪口ではなく、物語への作者のスタンスの違い。
 ほどよい敷居の高さで、楽しませてくれるエンタメです。

ボヘミアの不思議キャビネット (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ボヘミアの不思議キャビネット (創元推理文庫)より
4488556027
No.1:
(4pt)

ほんわか残酷童話風ファンタジー

冒頭から父親が目をくりぬかれて帰ってくる。
舞台はプラハ。ハプスブルグなど中世ヨーロッパを異世界にアレンジ。

本当は怖い…童話風な主人公ベトラの成長物語。ちょっとコミカルw
シリーズなのでこれからどういう風にお話が展開していくのか楽しみ。

表紙の絵も橋賢亀さん◎。まさに雰囲気をよく伝えている。

ボヘミアの不思議キャビネット (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ボヘミアの不思議キャビネット (創元推理文庫)より
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