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夏の魔法
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夏の魔法の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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私は「いわゆる恋愛小説」は読みませんが、本書は「ミステリー仕立てで一味違う」と言う書評を信じて、読みました。しかし途中は完全な恋愛小説…なので途中は筋を追うだけで、退屈でした。しかし終盤からは思いがけない内容になって「何故そこまで…」と思っているうちに、とんでもない展開になっていました。これが「ミステリー仕立て」と言われる所以だと分かりましたが、途中で読むのを止めたくなったのでもう少しテンポが早くても良かったと思います。しかし出だしは人は知らず自分だけが知っている…みたいな完全なミステリータッチでした。大ドンデン返しは読んで確かめて欲しいので詳しくは書きませんが、追い詰められた人を救うのは優しさだけではない事を、改めて突きつけられた感じがしました。しかしこれ以外に何か良い方法があったのか?思い付きません。なんとも言えない哀しさが残る作品です。 | ||||
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哀しい、とても哀しい物語でした。 幸せをずっと願いながら読みました。途中で止められませんでした。 ミステリ・フロンティアということでしたので ミステリという要素もありましたけれど そこに重点はおかれていない感じ。 読み終える頃、「あぁそうだった」と思ったくらいです。 | ||||
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好きな人の中で生き続けている美しい自分。 そして早老症にかかり老婆として生きていくしかない、醜い現実。 この小説は激しい葛藤の物語です。 読み進めている間中、主人公・夏希には幸せになってもらいたいという願望で一杯でした。 夏希の一途なヒロへの想いは変わっていません。 ヒロの心の中でも夏希への想いは失せてません。 なぜこの二人が幸せになれないのでしょう。 その悔しさ、もどかしさがページを繰る手を止めさせてくれません。 読者は救いを信じて読み進めるしかないのです。 これだけ重いテーマをほぼ新人の作家が成し遂げたこと、これは驚きでした。 ひとつ苦言を。本格ミステリの要素を無理に差し込まなければ、満点評価だったと思います。 | ||||
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過去に戻りたい思いと、未来に進んでしまった世界との、双方のギャップがある設定は、たいへん新鮮だ。誰もがもつ、過去への悔恨を、まざまざと感じさせられる。しかしどうにもならない思いを、デフォルメすると、この作品のような設定になるのだろうか。悔恨の思いを、その極致の設定で画いた傑作のように思う。 | ||||
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