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メロス・レヴェル
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メロス・レヴェルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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いわゆるサヴァイバル小説。 結構好きなジャンルなので色々読んできたが、これは酷い。 まず、文が稚拙。視点がころころ変わり、今誰の視点で書かれているのかがわかりにくい。 (何度戻って読み返したか…) キャラクターがたっていない。名前だけあっても印象がないので、「これ、誰だっけ」となる。 途中で主人公が変わる。何か仕掛けでもあるのかと期待したが、何もなし。 リアリティがない。(もっと大仕掛けでも成功している小説は多々ある。ジャンル的なものではなく、細かい設定やバックグラウンドのなさが致命的) 自分たちの振るサイコロの出目でペナルティが決められていくというアイディア自体は面白い。また、走れメロスを下敷きにするなどの設定も悪くはない。しかし、これだけで長編を支えられるかといえば、疑問が残るところ。文章能力のある作家さんが、短〜中篇くらいで書き上げていたら、傑作になったのではないだろうか。 素人さんの作品として読んだならば、まあ、面白いんじゃないの、で許せるレベルだが、プロとしてお金を取っている以上、これは酷いとしか言いようがない。これでゴーサインをだした出版社にも怒りを感じる。小品だがいい作品を読ませてくれる出版社なだけに残念でならない。 もしサヴァイバル小説が読みたくて探している方。他にもっと面白い作品がある。ライトノベルでもお金と時間を払うだけの価値があるサヴァイバル小説があった。こだわらずに探してみて欲しい。 | ||||
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設定はとてもよく出来ているのだが、各章、核心に着く前までがとてもまわりくどい書き方で途中で飽きてしまいます。また各章のクライマックスが終わった後、尻切れトンボ・・・。また、終盤でで主人公が変わってしまうのはなぜ?せっかく設定がいいのにもったいないです。私はこの書き方は好きにはなれません・・・。残念です・・・。 | ||||
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俗受け狙いの駄作『そして粛清の扉を』に継ぐ著者の二作目ですが、本作も進歩の「し」の字も見えない駄作です。一般的に言うと、物事の解決方法には「人を物理的に傷つける」ことしかないという著者の思考の低級さに問題があるのですが、文学的に言えば、「人を傷つける」ことの(道徳的ではなく文学的な)意味の追求を避けようとする著者の未熟な態度そのものに内容以前の問題があります。世の中には(例えば「スコットランドの処罰史」的な)アカデミックかつマニアックな内容を持つ学問書が多数出ているのですから、この著者にはそういう本を多く読みこなし十二分に勉強した上で著作を世に問うという商業作家としての基本中の基本を早く身につけて欲しいと思わずにはいられません。 | ||||
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