(短編集)

謎解きはディナーのあとで

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評判

謎解きはディナーのあとでの評価:

2.32/5点 レビュー 576件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点2.32pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全119件 81〜100 5/6ページ
No.39
(3pt)

本格ミステリではなくパターン化されたクイズ形式の短編作品

2011年本屋大賞を受賞し、140万部発行(2011年9月時点)で、テレビドラマ化もされるということで読みました。ということで、世間の評判が先行して読んだ本ですが、アマゾンの書評で酷評(平均点数2点台)ということもあり、どうしてそうした評価になったのかも気にしつつ読みました。

 基本的な展開は単純です。

'(1)殺人事件が起こります。
   刑事が事件の様子を描写し、容疑者や目撃者による情報が集まります。

''(2)執事が「お嬢様の目は節穴ですか」などという暴言をします。

''(3)執事により事件の全貌の説明がされます。

 毎回このパターン化された展開で、古畑任三郎シリーズのようなわかりやすい展開です。
 内容を考えると、ミステリーというよりはクイズ本だと思うと納得できます。読者は執事による解説の前に犯人がわかるかどうか、というところに楽しみは感じられるかも知れません。

 そこには社会派ミステリーのような社会のひずみを訴えるとか、本格ミステリーのように伏線が深く掘り下げていたり、意外な展開がある作品ではないです。展開がパターン化しているため安心して読めるのと、そんなに複雑な展開ではないので読みやすい、という軽く読めるということが、この本の評価を高めているのかも知れません。

 読んでみると、アマゾンで書評で「本屋大賞だから期待して購入したけどがっかり」とか「本格ミステリではない」というようなコメントだらけなのも納得できます。まず、大金持ちと執事という設定は何の意味も持ちません。刑事と美容院という設定で事件後に美容院で髪を切りながら、美容師から「お客様の目は節穴ですね」と悪態つかれた展開でもまったく問題ないようにも思いますので、主人公の設定についても疑問がたくさんあるというのも納得できます。

 ただ、たまにはこのような気楽に読める休み時間ような作品はあってもいいかな、と思います。
 この本は購入して本棚に大切にとっておくというよりは、図書館や誰かから借りて軽く読み流す程度が適当だと思います。

 お勧めできるか、と言われると、「買ってまで読む本ではないし、他の本をお勧めします。ただ、ダメな作品ではないので軽い気分で読みたい時はどうぞ」という回答になるように思います。
謎解きはディナーのあとで Amazon書評・レビュー: 謎解きはディナーのあとでより
409386280X
No.38
(3pt)

サクサク読める

登場人物は多くなくテンポよく読める。コーヒー飲みながら、ちょっと読書 のようなときに良いのでは!推理物としては、僕はそんなに読書家ではないので、このくらいがちょうど分かりやすかったです。
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409386280X
No.37
(3pt)

良くも悪くも子供向けミステリー

登場人物の配役や人格設定はおもしろい。それがすべてと言える。
現場を見ず、関係者に直接ヒアリングもせずに伝聞だけで事件の真相を暴くというのは話に無理がある。
同一配役でシリーズが上梓されるであろうが、それに期待したい。
推理物としては私にとっては物足りなかったが、小学生の息子には大うけだった。
小中学生のミステリー好きにはぴったりの一冊。性的描写も残酷なシーンもなく安心して子供に読ませることができる。
そういう観点ではかなり評価できる。
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409386280X
No.36
(3pt)

良くも悪くも子供向けミステリー

登場人物の配役や人格設定はおもしろい。それがすべてと言える。
現場を見ず、関係者に直接ヒアリングもせずに伝聞だけで事件の真相を暴くというのは話に無理がある。
同一配役でシリーズが上梓されるであろうが、それに期待したい。
推理物としては私にとっては物足りなかったが、小学生の息子には大うけだった。
小中学生のミステリー好きにはぴったりの一冊。性的描写も残酷なシーンもなく安心して子供に読ませることができる。
そういう観点ではかなり評価できる。
謎解きはディナーのあとで (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)より
4094087575
No.35
(3pt)

期待してたほどは…

話題になっていたので、先日気になって買ってみました。キャラクターの個性が強く、心情や言動が手に取るように分かる点は良かったです。ただその分、話の内容があまり印象に残りませんでした。過剰な期待をしていたので評価は3ですが、執事とお嬢様(成人)の組み合わせが面白い作品でした^^
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409386280X
No.34
(3pt)

内容的にはそこそこかと

お手軽、お気楽、キャラクター重視のミステリーとしてはそこそこではないかと思います。こじんまりとまとまった小粒な作品という感じです。
ただ、そこに本屋大賞だとか100万部だとかいうものが絡んでくると、やはり、この内容にこの値段では満足できなくなります。
微苦笑を誘うユーモアや必要最小限のドラマは短編には向いているのでしょうが、如何せん深みがない。かなり限定的条件下での推理であり、昔あったクイズ本「頭の体操」に出てくる設定を思い出しました。これが現実ならその推理が通じるのかどうなのか、と思わず読みながらツッコミを入れてしまいます。
しかも、この作者は基本一人称を得意とされているようで、三人称で描かれているこの作品では三人称と一人称が混ざり込んでいるという、近年ラノベで当然の如く多用されている、昔なら作家の風上にもおけない文体がちらほらと見られ、そのたびに読み心地の悪さを感じてしまいます。そういう意味では、この作者の別作品(一人称もの)を呼んでいただければもう少し、この作者のよさが感じられるのではないかと思います。

気軽にミステリーを楽しみたい方向きかな。
謎解きはディナーのあとで Amazon書評・レビュー: 謎解きはディナーのあとでより
409386280X
No.33
(3pt)

出来は普通。周りが過剰評価&大騒ぎしているだけ。それを無視して読めば良い。

2011年の本屋大賞受賞作品。

前年の大賞受賞作が冲方丁の『天地明察』ということもあり、また、金持ちのお嬢様と執事、というベタながらも割合好みの設定であるので、結構期待して読み始めたが、正直期待はずれな出来だった。

勿論、ミステリとしては解決編の前に一通りのヒントは提示しているし、この種のお決まりな展開も短編という制約を考えれば、出来はそう悪くはないと思う。そういう意味では、可もなく不可もなくといった、出来だろう。しかし、大賞受賞とか、何万部売れたとか、そういった情報のせいで期待値が大分高くなっていただけに、落差とはいわないまでも、純粋に評価されない分、マイナスに働いたように思う。

あるいは、ミステリが好きな人間にとっては物足りないが、普段本を読まない人にとっては、このくらいの軽いものの方が読み易いのかもしれない(面白いと感じるかどうかは知らないが)。そう考えると、結構売れているのもわからないでもないし、そういった作品を書店が評価するのもわからないでもない。ただ、実際、作品に対して適切でない評価を周囲がして大騒ぎするという状況が、果たしていことなのかは疑問に思う。
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409386280X
No.32
(3pt)

短編ラノベ

255ページで6話を収録。
1話約40ページです。
1話毎に
・事件発生
・調査
・答え合わせ
という分かりやすい流れで進んでいきます。

凝ったトリックや謎よりも
読みやすさを重視した内容で
難しい言葉も使わず、短くまとめられていてすっきりとした印象を受けました。
ミステリというよりむしろラノベを読んでいる感覚です。

本をあまり読まない人にも読みやすく
短時間で読みきることができ
程々にミステリな部分も味わえるという点を考えれば
幅広い層が手を出しやすい作品であることは間違い無く
売れるのももっともだと感じました。


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No.31
(3pt)

もう本屋大賞は信用しない

本屋大賞じたい、過去の受賞歴やノミネート作品を見ても、選ぶのが全国の書店員という触れ込みにも関わらず、たった300〜400人程度でバイトもOKということからも、あまり信用はしていなかったのですが、読売新聞の記事で「文章にユーモアがあり、ミステリとしても出来がいい」というようなことが書かれて絶賛されていたので期待して読んでみましたが・・・。

肩の凝らない読み物として、軽く読み飛ばすにはいいでしょう。
確かにユーモアのある文章で、ところどころ声をあげて笑わせてもらいました。
マンガをそのまま小説にしたような感じですね。

でも、これくらいのユーモアならマンガの方がレベルが高いし、ネットで見かける素人の文章でももっと面白いことを書ける人がいます。
それに、文章がはっきり言ってヘタです。言い回しは陳腐だし、一つの文の中に同じ主語が2回出てくることが多く、思わず添削したくなりました。

小説として否定はしませんし、大いに売れてもいい本だと思います。
ただ、本屋大賞として、書店員が一番売りたい本と言われると、これしかないのか!? と、書店員のレベルの低さに唖然とします。

本屋大賞に選ばれた本はあまり期待しない方がいい。
改めてそういう教訓を与えてくれました。
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No.30
(3pt)

ミステリーでなく娯楽小説

新幹線での移動中に読める薄い本を探してたら山積みされていたので買いました。
私はミステリー小説は一切読まないのですが、設定や会話のやりとりはそれなりに面白かったです。
ただ、他の方の評価にあるように肝心の話はさっぱりでミステリー要素はほとんどありません。
安っぽいテレビドラマにしてくださいといわんばかりの世界観は好きではありませんが、キャラは立っていると思います。
仮にドラマになっても見ませんが・・・
執事の影山とお嬢様刑事麗子のやりとりは面白いがそれ以外の部分は期待しないほうがいいでしょう。
月に1,2冊しか本を読まない私でも、これが本屋大賞というのは納得いかない。
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No.29
(3pt)

思ったほど悪くはない気が・・・

酷評レビューが圧倒的に多いですが、私は読んで損した気はしませんでした(値段は高いけど)。

全部短編なので毎回の事件そのものは底が浅く、主人公以外の登場人物の掘り下げもないですが、謎時に必要な情報はちゃんと読者に提供され、細かいセリフなどもきちんと伏線になっているので、手軽なミステリーを読みたい人なら満足できるのではないでしょうか?

読みどころはやはり無能なお嬢様刑事をバカにする執事のセリフですね。毎回毎回チクチクと毒を吐く執事とお嬢様とのやりとりが面白いです。

登場人物の設定は現実離れというか、荒唐無稽ではありますが、まぁこれを受け入れられるのであれば読んでみてもいいのではないでしょうか。

個人的には値段が高すぎるのと、地の文が小説っぽくない箇所が散見されたので★2つ減らした評価です。
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No.28
(3pt)

それなり、だと思います

初めに書いておきますが、『本屋大賞』という響きに特別な期待感を初めから持つものではないと思います。
出来レースではないですがこれもビジネス・売り込み方なんでしょう。
表紙のデザインテイストやそのへんを踏まえた上で、
自分はなるたけフラットな気持ちのまま読み進めてみました。

印象はそれなりには面白い、でした。

6つの短編で構成されていて
どの話も人名を覚えて情景が頭に浮かんできたと思ったら事件が解決するような
駆け足スタイルのもので、一つ一つのストーリーの厚みは薄い。
間違いなく本格ミステリと呼べるような内容ではないですが、
でもライトノベル感覚で読むとそれなりには面白いと思えます。
至るところにちりばめられたユニークさは「ぷぷっ」「ふふっ」レベルで話の流れやノリは軽快、
小難しい話が苦手な方や中高生あたりなら楽しく読めるのではないでしょうか。
トリックはこじつけ感は多少強いものの、ファンタジックなものではなくそれなりに現実的で
読者の想像が届く範囲(こんなの分かるか!というのも中にはあるけど)。
サクサク読めてライトな感覚のミステリ、酷評されている印象よりは面白かったという印象で終えました。

個人的には悪くはなかったですが、本格ミステリ・唸るような面白さを期待されている方は
まずその払拭に専念した方がよいかと思われます。
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No.27
(3pt)

40点以上70点未満

ごくごく一般人の感想として。読んでみてつまらなくはないが、特別、面白くもない。

ちょっと頭出たミステリー好きの高校生でも十分書ける内容。大富豪のお嬢様と頭の切れる執事、そしてキザな警部。設定は悪くないけど、やっぱり才能ある女子高生が書いたくらいしにか思えない。

それでも一般人に受け入れられるとしたら価格を下げるしかないかな。800円くらいなら買ってもいいかなと思うけど1500円は高い。

あと、書店屋さんのコメントは煽りすぎ。べた褒めするほどでもない。こういうことを安易にすると、プロとしての書店屋さん自身の評価を自ら下げていることにどうして気づかないのだろう?
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No.26
(3pt)

うーん…

深くない短編ばかりだなと思いました

普段ミステリー小説を読んでる人には物足りないです

表紙の絵が綺麗なので表紙の絵が気に入って購入された方がたくさんいると思いますが、表紙の絵の良し悪しは本の内容の良し悪しとは関係ないと思います
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No.25
(3pt)

読みやすいけど・・・

新幹線に乗車する前に暇つぶしに話題になっているからと買って読んでみました。  実にスラスラと読みやすい本ではあったけれど正直中古で買っても良かったかな?と思ってしまいました。 多分私の手元には長くは残らず売られていく本だろうと思ってしまいました。
読みながら「最近は原作ありのドラマや刑事ものドラマが多いから、いずれドラマ化されそうだなぁ〜」なんて思いながら読んでいたけれど。
全然面白くない!っていうわけではなく、読み始めたらなかなか面白いなぁと思えるからスラスラ一気に読み終えたんだろうとは思うけど、あまり印象に残らないかなって、私のようにちょっとした移動時間に暇つぶしに読むには最適だと思います。
そして、何より最終的な謎解きが終了したあと実際にその推理であっていて犯人もその人なのかというのが記されていない事が私の中でイマイチだったのかもしれないです。
執事が謎解きをして犯人を特定しているけれど、実際には逮捕されたりっていうシーンがなかったのでその部分が個人的にはモヤモヤしてしまいました。
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409386280X
No.24
(3pt)

ヒエラルキーの反転と三段落ちの作品で面白いが、ユーモアとミステリどっち付かずの面もあ

この作品の面白さのベースは、一言でいって、「ヒエラルキーの反転」と「三段落ち」にあると思う。 

この作品の主人公は、風祭警部、宝生麗子、影山の3人なのだが、お金持ちの御曹司である風祭警部とその部下の女性刑事・宝生麗子との間、宝生麗子とその執事・影山との間に、それぞれ絶対的な二つのヒエラルキーが存在している。ところが、実際には風祭警部より社会的地位も探偵能力も上回る宝生麗子は風祭警部をおちょくり、その宝生麗子は、自分よりもはるかに探偵能力が上回る影山におちょくられ、彼の鮮やかな名推理振りに歯ぎしりし、嫉妬しながらも、彼に頼らざるを得ないという関係にあるのだ。この三者の間のヒエラルキーの反転と、その果ての影山による鮮やかなトリックの解決が、筆者の軽妙な筆致によって、三段落ちでユーモラスに描かれているところに、この作品の面白さと痛快さがあるのだと思う。 

この本の帯には、「ユーモアたっぷりの本格ミステリ」とある。ただ、ミステリ小説ファンの立場から言わせてもらうと、もともと、こうした短編集に「本格」の期待をしているわけではないのだが、お世辞にも「本格」のレベルにはないと思う。この本の帯で、この作品を「本格」、「本格」と絶賛している書店員さんは、日頃、ミステリ小説を読んでいるのだろうかと思ってしまう。 

また、作者のユーモア・センス自体は抜群だとは思うのだが、ミステリ小説の体裁を取っている以上、ミステリの合間にユーモアをちりばめるといった感じにならざるを得ず、ユーモア全開とまでは行っていない。厳しいことを言えば、この作品には、純粋なミステリ小説ファンにとっても今一つ、純粋なユーモア小説ファンにとっても今一つの、どっち付かずの作品といった面もあるのだ。そういった意味で、この作品は、本屋大賞受賞作としては、内容的に、少し軽過ぎるのではないだろうか。私は、この作者のユーモア・センスなら、いっそ純粋なユーモア小説で、読者を徹底的に笑わせるくらいの作品を書いてほしいと思う。 

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No.23
(3pt)

皮肉っぽい文体がツボにはまるかどうかがポイント

明白すぎて誰も言わないだけかもしれないが、麗子と風祭の基本設定は、例のご長寿漫画へのオマージュであろう。
国立署に某巡査長がいれば、風祭もあちらの人のように徐々に常識人になっていたかもしれないのに、残念なことである。

執事の影山のほうは、かの本場英国の名執事ジーヴスの影が見える。
原文のsirをいちいち「御主人様」としてある森村訳(国書刊行会)の口調に似ているし、雇い主を小馬鹿にした雰囲気や、心理学もどきアプローチを多用する傾向なども共通。ただし、あちらのシリーズに比べると、主従ともに教養が不足がちか。影山は毒舌という売り文句だが、悪口がストレートすぎるだけ(ただの暴言)という感じで、むしろ麗子のほうが毒舌家の素質が高そうである。

ここでは低評価が目立つが、本作は、地の文も含めて独特の皮肉な(見方によっては軽すぎる)調子が読者のツボにはまるかどうかが唯一のポイント。
「全体的にトリックはチャチだが、文章はところどころ笑えるので、そこそこ面白く読めた」(筆者のケース)という者はいても、その逆(文章は趣味に合わないが謎解きで楽しめた)はあまりいそうにない(というか、その場合、謎解き部分が同レベル以上で文章も趣味に合うミステリーはいくらでも見つかるだろうから、満足度が高くなりようがない)。
とりわけ最初の2話の謎解きはショボすぎる。単に探偵を賢く見せようとしただけ(それにも成功してないかも)になってしまっている。多数の評のとおり、少なくとも本格ミステリーという謳い文句は無理がありそうだ。
個人的には、文章は第4話、トリックは第5話(どこか既存作品にありそうなアイディアではあるが)が一番面白かった。

オシャレな装丁が魅力の一つではある。「夜は短し、恋せよ乙女」の表紙に似ていると思ったら、やはり同じ人だった。
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No.22
(3pt)

本格は言い過ぎだが、エンタメとしては合格点

「本格ミステリ」と帯に書いてしまうから、本格ミステリ好きにおこられてしまうのだと
思いますが、エンタメとしては合格だと思います。ドラマや映画にしやすい軽さですし。

あくまで執事とお嬢様のやりとりがこの作品の主体であり、その内容は肩肘はらずに
軽いものが読みたいときにはなかなか楽しめるものです。

ですが謎解きについては、タイトルよろしくまさに「ディナーの後で」というレベルの
おまけだと思います。(作者もそれをねらってこのタイトルにしたのだったら大したものです)。

ということでジュブナイルを読むような感覚で手に取るとよいと思います。
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409386280X
No.21
(3pt)

失礼ながら、本屋さんの目は節穴でございますか?

正直、がっかりでした。
ユーモアたっぷりの本格ミステリとうたっていますが…。
私には物足りませんでしたし、それほどユーモアも感じませんでした。
同じ時期に読んだビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)が面白かっただけに、尚更そう感じてしまいました。
星2つ半の評価ですが、オマケで3つにします。
謎解きはディナーのあとで Amazon書評・レビュー: 謎解きはディナーのあとでより
409386280X
No.20
(3pt)

読みやすいが、ボリュームに不満。

とても読みやすく、キャラクターのお嬢様と執事も良く書けており、続編も読みたいと思います。
その一方で、ミステリーとして見た場合、トリックがいまひとつで、ボリュームにも物足りなさを感じます。あまり本格として期待せず、ラノベ感覚で読むのがよいでしょう。
最大の難点は値段です。内容(分量)に対して高過ぎます。半額にするか、ボリュームを倍にして欲しいところです。いずれ文庫化されて安くなるかもしれませんが、話題の本なので早く読みたい・・・ジレンマですね。
謎解きはディナーのあとで Amazon書評・レビュー: 謎解きはディナーのあとでより
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