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【今野敏】
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隠蔽捜査の評価:
7.71/10点 レビュー 14件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点7.71pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
隠蔽捜査の感想
東大卒のエリート中のエリートの官僚警察官。その上常に人を見下した上から目線のため感情移入ができないどころか、むしろ嫌悪感すら抱かせる主人公竜崎の設定。見事なトリックがあるわけでもなく、派手なアクションがあるわけでもありません。登場人物の心理描写の描き方が秀逸なため臨場感が半端なく、リアルな緊張感がひしひしと伝わってきます。それだけでも充分読む価値があるのですが、序盤は嫌悪感すら抱かせる竜崎の性格が、読み終わる頃にはブレない姿勢が好感度の高いヒーローへと変貌している不思議。更に清涼感抜群の読後感。見事すぎます。続編も是非読みたいと思います。
警察官僚が主人公というのも新鮮。前半はなんだコイツは、という人物像が読後にはここまで自分の信念を貫ける人って、現実ではお目にかかったことがないので、純粋にすごい!こんな人と仕事がしてみたいと思える。爽快です。読んだその足で続編を買いに行きました。
すがすがしい気分となった。悪いことを隠そうとすると、自分だけでなく、周りも騙す必要がある。しかし、罪をきちんと受け止めれば、周りにもその影響を与え、変えることができる。ごまかすだけの人生よりも、正々堂々と生きる大切さを教えてくれた作品でした。
キャリア官僚の視点で描かれた見事な警察小説
現場の刑事達ではなくキャリア官僚の上層部視点で描かれた警察小説というのが興味を惹きました。登場する人物も、参事官や刑事部長、刑事局長など。現場の刑事さんは殆ど出てきません。あまり見なれない舞台がとても新鮮でした。主人公の竜崎もキャリア官僚の1人。ページの初頭から、「俺は東大で、東大以外は脱落者」「国を守るのが俺の仕事だ。」と、主人公竜崎のエリート思考を突きつけられます。人を突き放したような性格の主人公ですが、読み進めると、信念の通った思考と行動がいくつも見られ、いつの間にかこの主人公に魅了されてしまいました。ミステリーでお馴染みの興味を惹かせる謎やトリックは皆無ですが、複雑な組織関係や上層部達の心理模様で最後まで一気に読まされます。誘惑などの雑念に負けず、自分の信念を貫き、正しい事を実行していく竜崎がとても格好よかったです。シリーズ展開されているので続編も楽しみです。
東大卒のエリート中のエリートの官僚警察官。
その上常に人を見下した上から目線のため感情移入ができないどころか、むしろ嫌悪感すら抱かせる主人公竜崎の設定。
見事なトリックがあるわけでもなく、派手なアクションがあるわけでもありません。
登場人物の心理描写の描き方が秀逸なため臨場感が半端なく、リアルな緊張感がひしひしと伝わってきます。
それだけでも充分読む価値があるのですが、
序盤は嫌悪感すら抱かせる竜崎の性格が、読み終わる頃にはブレない姿勢が好感度の高いヒーローへと変貌している不思議。
更に清涼感抜群の読後感。
見事すぎます。
続編も是非読みたいと思います。