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(短編集)

カミサマはそういない



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【この小説が収録されている参考書籍】
カミサマはそういない (集英社文芸単行本)

カミサマはそういないの評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

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(8pt)

カミサマはそういないの感想

皆が”神頼み”をしに行くお正月に読了。
タイトルを念頭に読んでいくと、どの短編も「神様は試練は与えるだろうけど、本当に幸せにしてくれるんだろうか?」という感想をもたらしてくれる。
中でも「伊藤が消えた」「朔日晦日」では特に感じる。
「新しい音楽、海賊ラジオ」では音楽好きの私にはさわやかな音楽が聴こえてくる半面、厳しい状況に置かれている彼らの感情が苦しいほどに伝わってきた。彼らは意外に気楽そうに見えるが実はそうでもないんだなぁと...
野分には「戦場のコックたち」「ベルリンは晴れているか」という戦争ミステリの名作があるが、やはり「見張り塔」は読みごたえというか、戦地に置かれた兵士たちの哀しさがよく出ていた。野分さんの戦争ミステリは一級品!

本好き!
ZQI5NTBU

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