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螺旋の手術室(ブラッドライン)



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【この小説が収録されている参考書籍】
ブラッドライン
螺旋の手術室

螺旋の手術室(ブラッドライン)の評価: 7.33/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

犯人、動機の意外性はインパクト大

医学ミステリー作家として人気の著者が「完全犯罪」と家族のドラマに挑んだ長編作品。犯行の動機、手順、解明に医学的知見が重要な役割を果たしている、典型的な医療ミステリーである。
大学の教授選に候補者として名乗りを挙げていた父親が手術中に死亡した。簡単なはずの手術なのに、なぜ事故が起きたのか。手術に立ち会っていた息子で医師の裕也は、医学的な視点から真相を探ろうとする。すると、教授選で父のライバルだった医師が通り魔に襲われて死亡していた。さらに、何者かが裕也自身と妹の身辺を探っていたことも分かってきた。この不可解な事態の背景には何があるのか? 裕也の調査は、隠されていた悲劇を暴き出すことになる…。
事件の真相はかなりのインパクトがあり、医療ミステリーとしては成功している。本作のもう一つのテーマである家族のドラマの部分は平板でパターン化されており、やや物足りない。
医学ミステリーのファンにオススメする。

iisan
927253Y1
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

螺旋の手術室(ブラッドライン)の感想

タイトルから「アレ」系の話なんだろうなという予想はついたが、まぁ意外な結末ではある。
読み手に意外性を与えるためには、やはり捻りが必要なわけで、この作品の場合それは「動機」だと思う。
納得できるかどうかで評価は変わってくると思いますね。
個人的には、「結果は何も変わっていない」 にもかかわらず、その代償が大き過ぎませんかねぇ、って感じがしないでもないですけど・・・
あと、医療ミステリにはありがちですが、専門知識がないと推理すら不可能ですね。
まぁ医療ミステリってそういうもんだろうって免疫出来てますからそれ程気になりませんけどね。
引き金は教授戦、な出だしだったんで、もう少しわかりやすいものを期待しておりました。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ブラッドラインの感想

術中死、通り魔事件、教授選候補者の連続死、主人公の家族関係、ちりばめられたキーワードが最後に1つの解答として示される。「ブラッドライン」というタイトルも最後に大きな意味をもってくる。医療ミステリとしても家族愛の物語としても面白かった。

水生
89I2I7TQ

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