黄昏と境界の街、幽落町に夏がやってきた。

東京の有楽町と間違えて、おばけの町―幽落町に引っ越した僕・御城彼方。

元イケメン俳優で料理人見習いの海里が働く定食屋「ばんめし屋」に、海里の兄の友人で刑事の涼彦がやってきた。

小説家の端くれ・緒方司貴のもとに遠野から謎の宅配便が届いた。

藍の卒業を祝し、オカ研の面々は温泉に出かけることに。

冬の気配が色濃くなってきた11月の京都。

京都の寺町三条商店街にポツリとたたずむ、骨董品店『蔵』。

北海道・旭川の冬。僕・正太郎は、櫻子さんと親しい薔子さんに頼まれて、旭岳にある別荘に行くことに。

高校二年生になった正太郎。

櫻子と捜査中に怪我を負った正太郎。櫻子はこれ以上正太郎を危険にさらすまいと、距離を置くことにする。

喫茶店エメラルドに、金髪碧眼の美少年・ダニエルがやってきた。

このたび晴れて大学生となり、独り暮らしを始めることになった僕―御城彼方が紹介された物件は、東京都狭間区幽落町の古いアパートだった。

平凡な高校生の正太郎と、鋭い観察眼を持つ骨フェチ美女の櫻子。

「顰衆」との一件で、『妖怪学』への意識が変わった絶対城。

あの世とこの世の狭間にある黄昏のまち・幽落町にも冬がやってきた。

郵便配達中に、花木瞳子は不思議な封書に気付く。宛先も差出人も不明。

京都の寺町三条商店街の骨董品店『蔵』でアルバイトを始めた女子高生の真城葵。

キャンパスの中心にそびえ立つ時計塔。その最上部の小部屋にある鏡に祈りを捧げると、死者と再会できるという伝説がある。

幽霊が視えるようになったぼくは地縛霊の館川小梅さんと出会う。

今日も今日とて、ゆるり営業中の『花月香房』だけど今日は…雪弥さんが、ちょっとおかしい。

京都の一角に佇む「桃枝骨董店」。

京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。

小児科病棟で相次いで起こった急変。同じ病室の男子三名が、原因不明の嘔吐、喘息発作、不整脈を起こした。

完全警護の東京拘置所で殺傷事件被告人の連続死亡事件が勃発。監視カメラが捉えたのは、紗崎玲奈にとって唯一無二の存在だった。

京都、下鴨―。高校生の鹿乃は、旧華族である野々宮家の娘だ。

ところは福岡・太宰府市。参道でオルゴール店を営む32歳イケメン独身貴族、伊東秀。

涙も笑いもすべて受け止めて。人をつなぐ和菓子の物語、完結 浅草に夏がやってきた。

あなたは絶対に騙される!! どんでん返しの真骨頂! 顔を変えるのは罪ですか? 渾身の医療サスペンス最新版! 美を創り出す芸術家のように、依頼者の顔を変える天才美容外科医・柊貴之。

天久鷹央。天医会総合病院、 統括診断部の部長を務める彼女は、 明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。

北海道は旭川。僕、正太郎は、骨を偏愛する美女、櫻子さんと、担任の磯崎先生と共に、森へフィールドワークへ出かける。

普通の高校生だった「ぼく」、須玉明が得た力は、この世に留まる霊の姿が視えるというものだった。

東京に住む16歳の小春は、ある理由から中学の終わりに不登校になってしまっていた。

妖怪の集まるところに笑顔あり！　笑って泣ける、平成あやかし譚―― 作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘」。

黒毛艶やかな猫として、死神クロは地上に降り立った。町に漂う地縛霊らを救うのだ。

「『鬼』の正体は探るな」クラウス教授にそう忠告された絶対城。

正太郎のもとに届いた衝撃的な写真。それは、心を通わせた愛犬の無残な写真だった。

「悠貴君、デートしよう!」突然、禁断の告白をした美久。

鷹央と小鳥遊。 二人の医師、運命の出会い。

骨が大好きなお嬢様、櫻子さんが、僕、正太郎の高校の文化祭にやってきた! けれど理科室でなんと人間の骨をみつけて……。

泣いて笑って喜んで、妖怪と心でつながる家族の輪 迷家荘に新たな珍客現る!? 司貴&童子コンビの過去を知る"女の子の座敷童子"、迷える可愛いさとり少女、好々爺のぬらりひょん。

犬の姿を借り、地上のホスピスに左遷…もとい派遣された死神のレオ。戦時中の悲恋。

十歳で突然死んだ幼なじみの真広は、臨時の養護教諭になった二十五歳の紗絵の前に、いまも姿を現す。

年の瀬も押し迫ったある日、オカルト研究会に奇妙な依頼が。絵画愛好会主催の、卒業生のための展示会。

「この夏が、永遠に続けばいいのに」。

日本一の歴史をもつミステリーファンクラブ「SRの会」にて国内1位に選ばれた『ボランティアバスで行こう! 』著者の最新刊は、美味しくて心温まるスープ屋ミステリーです! 東京のとある一角。

谷中のレトロな街並みの中で、三代続くカメラ屋「今宮写真機店」。

フリーライターの寺坂真以が仕事場代わりにしているファミリーレストランには、名探偵がいた。

「自分が食べるためにこそ、おいしいものを作らなきゃ」菜の花食堂の料理教室は今日も大盛況。

新たな年を迎え、賑わいを見せる京都。

バカがつくほどケーキが大好きな女子高生・未羽。

“妻が自分の夢を応援してくれません。

文部科学省に就職した澤田翔馬は、派遣された東日本大震災の仮設村で、一般職の水鏡瑞希と出会う。

インターネットを舞台にした人気のサイコパス・サスペンス『公開処刑人 森のくまさん』第2弾! あの 「森くま」事件から三年。

一人寂しく迎えた二十五歳の誕生日も終わろうとしている二十三時半。八木沼真知の部屋を、見知らぬ男が訪ねてきた。

鷹央先生、 これまで本当に……。

小春が祇園で祖母・吉乃の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて四か月。