元警察官僚の岬剣一郎は、更生保護委員を務めることになった。受刑者の仮出所を決める、いわば「出口の裁判官」だ。

急成長を遂げるファンドの総裁が急死。背後には警察と検察の対立があった。

都民の悩みに応える「都民相談室」に勤務する七曲風馬は、元劇団俳優の新米警察官。

息を呑むほどの美貌と気品をもつ模範囚・浅尾夏香は、なぜ仮出所を頑なに拒むのだろうか?更生保護委員の岬剣一郎は、事件の再調査を始める。

セレブ相手を謳って躍進するミナミの高級美容院の娘が、生徒会室で殺害される。

「昔ついた嘘のバチがあたった」という言葉を残し、建設作業員が転落死した。

“モサい”ながらも正義に燃える警察官僚・古今堂航平は、弱冠29歳で大阪府警中央署署長に着任した。

機動捜査隊浅草分駐所に班長として赴任した稲田小町は、元医院の「幽霊屋敷」で首吊り死体を発見する。

あくまで裏方的な活動を強いられているのが消息対応室。

税理士としての経験を買われ、京都府警に特別資格者枠で “中途採用”さ れた戻橋京一郎。

人生100年時代に贈る、まだまだ働く警察小説！ 雇用延長された再雇用警察官。

行方不明者届のグレーゾーン案件を扱う大阪府警消息対応室に再雇用警察官として勤める安治川信繁。

人生百年時代の警察小説。

一所懸命生きて、人生を重ねる。それは尊くも虚しいものなのか。

定年を迎えてもまだまだやれる。安治川信繁は大阪府警の雇用延長警察官として勤務を続けることとなった。

大友鉄の一人息子・優斗が行方不明に―― 父を訪ねて高速バスに乗った優斗は移動中に忽然と姿を消してしまう。

さいたま市で治安悪化に対応する夜間緊急警備班が発足。班長の若林警部は、部下の失態で出世街道を外れた男。

混乱する法廷、弁護側の朝日も検察側も判事も驚愕を隠せない。 美形母娘の狙いは何か。

警察官の不正を糾す監察官を、さらに監察する使命をもった刑事・戻橋京一郎。

深夜の警邏中、京都府警の警官二人は公園で格闘する二人の男を発見。「警察だ。

警視庁人事一課、通称ヒトイチの若手監察係長・榎本博史は、警視庁内部の不正に昼夜目を光らせていた。

大川で背広姿の水死体が浮かんだ。男は市内の外科医で借金苦による自殺と断定された。

義兄の伸太から父危篤の報せを受け、由佳は13年ぶりに大阪へ帰郷する。

ベテラン刑事の誤認逮捕問題を調査中の特任監察官・戻橋京一郎は、自殺した容疑者が先端技術研究で有名な博士と、繋がりをもっていたことに不審を抱く。

“鵺のような存在”とも称される検察庁副検事―。

東京都庁の地下に設置された“都民相談室”に勤務する七曲風馬は、元劇団俳優の新米警察官。

池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。

麻薬取締官が九州で内偵中の大麻密売情報を、厚労省の若手キャリアが警視庁捜査一課管理官にリークした。

クレジットカード偽造、麻薬取引、密入国手引きなど、活動を拡げるアジアマフィアを摘発する端緒を、若手刑事川喜多良一がつかんだ。

情報を制するものが権力を制す。それが官房長官・小山内和博の哲学だ。

丸の内のオフィス街で爆破事件が発生。現場の物流企業で事情聴取を行った一之瀬は、企業脅迫事件と直感する。

マンションの一室で若妻が絞殺体で発見された。

新しく庁舎が建てられた東京湾臨海署の刑事課に、新たな刑事が配属された。

都内の運河沿いで、帰宅途中のOLが強盗に襲われ、殺害される事件が連続して起きた。

五年前、渋谷で殺人を犯し、国際手配されていた船田透が突如帰国するとの情報が、追跡捜査係の西川大和の許に入った。

猛暑の八月、東京で謎の死体遺棄事件が露見した。連続強盗事件で逮捕された相澤直樹が、「桧原村に死体を埋めた」と突然告白。

赤坂の高級料亭近くで、二億円の闇献金が強奪された。

湾岸地域の巨大イベントに爆破予告があり、安積班と相楽班は、警戒警備にあたるが…。

東京お台場のビルの狭間で、アラブ系と思われる外国人男性が倒れているのが発見された。

東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。

捜査一課・追跡捜査係の沖田大輝とかつて強行犯係で同僚だった、刑事総務課・大友鉄が最大の危機に見舞われた。

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 後山の指令で、長く完全黙秘を続ける男を取り調べることになった大友。

「燃える氷」メタンハイドレートの研究施設で起きた密室殺人事件。

警察に届けられた一冊の日記。そこに記された内容から、二年前に起きた強盗致死事件の容疑者として、辰見という男が浮上する。

湾岸地域のクラブで毒殺事件が発生、そして漂流中のクルーザーからは他殺体が発見された。

白昼の新宿で起きた連続殺傷事件―無差別に通行人を切りつける犯人を体当たりで刺し、その行動を阻止した男がいた。

老スリに隠されていたアナザーフ

受刑者の仮出所を決める更生保護委員会。岬剣一郎は、北陸地方の委員長の任に就いた。

東京・台場で少年たちのグループの抗争があり、一人が刃物で背中を刺され死亡する事件が起きた。

高名な考古学教授の妻と二番弟子が相次いで殺された。それぞれ現場の壁には異なったペトログリフが刻まれていた。

十年前の死体遺棄事件を追っていた鷺沼が暴漢に刺された。

警察エリート一家で育ち、優秀な兄と比較されながらも地道に事件に向き合う蟻塚博史。

柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に着任。

「蒲田署内で拳銃自殺だ」。遺体は強姦痴漢事件の犯人を追いつめていた腕利きの巡査部長。

川崎で起きた殺人事件の現場に遺されたDNAが指し示すのは、十八年前に代官山で起きたカフェ店員殺人事件の“冤罪”の可能性……。

皇居周辺でジョギングを楽しむ女性が立て続けに襲われる。