モンスター

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種別
長編
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14
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あらすじ

2012年04月12日 モンスター (幻冬舎文庫)

田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった―。(「BOOK」データベースより)

評判

モンスターの評価:

7.09/10点 レビュー 11件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.09pt

モンスターの総合評価:

7.27/10点 レビュー 528件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全6件 1〜6 1/1ページ
No.6
(8pt)

強烈なインパクトのある作品でした!

片田舎には不釣合いと言えるほど万人に認められる美女である主人公。しかしその顔は度重なる整形手術で手に入れたもので、かつては畸形的と言えるほどに醜い顔を持ち、地獄のような青春期を過ごしていた……

女にとっていかに容姿が重要視され、醜い女性がどれほどそのことで苦しむのかという、誰もが理解していながら、どこか目を背けている現実をまざまざと突きつけられる作品です。
顔が醜いというだけで極めて悲惨な人生を送る主人公には多かれ少なかれ読者の誰もが心を痛め、読んでいて辛さを感じる話ではないでしょうか。
しかしそれでも先が気になってしまい、一気読みさせるパワーのある作品だと思います。
あまりの悲惨さに一回りして笑えてしまう、もはや一種のブラックユーモアと思ってしまう所もありました。
しかし、ただ暗くて重い話というだけではなく、個人的に主人公が少しずつ整形することで段階を踏んで容姿が磨かれていき、それに伴い自信や収入も次第に増していくという展開は、出世物語やサクセスストーリー的な爽快感もありました。

最初あらすじを読んだ時は「いくら整形したって凄いブスから凄い美人になれるわけないじゃん、整形して美人になれたら苦労しないし世の中美人だけになるわ」と所詮フィクションだろうと侮っていたのですが、まずは目の小さい手術から徐々に段階を踏み、少しずつ顔を変えていく経緯にリアリティと説得力がありました。
また、リアルで整形依存になってしまう人がそうなように、途中でやめておけばいいのに、整形のしすぎでまさに「モンスター」になってしまう話なのかとも思いましたが、主人公の整形以外の部分での努力を惜しまないのも含め、「客観的な美人」を追及、維持し続けるスタンスもいい意味で予想外でした。
リスクなどはしっかり提示した上で、決して整形に批判的な話ではないですね。
また、男性作家がこういった作品を書くと、男の心情描写はリアルでも女の目線にリアリティが欠如するのが懸念されますが、自分の周囲では女性からの評価も高く、男女双方の視点から上手く書けている作品なのだなと思いました。




▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.5
(7pt)

モンスターの感想

どんな風に幸福を手にいれるか?生き方を問われる作品かな…。特に女性の。
男の心理の描写は、まさにその通りでしたー。

kmak
0RVCT7SX
No.4
(8pt)

モンスターの感想

本音がズバズバと書かれ人間の胸の内、心の中の本当の思いなど赤裸々に語る主人公のモノローグなど辛口の人間批評に溢れたお話である。これを読んでどう受け止めるのか、人それぞれだろう。
著者のメッセージはどこにあるのか理解に苦しむ人もいるかも知れない。しょせん皮一枚。だがそれが大きく作用する現実もある。きれいごとではすまない現実がある。心の美しさは初対面では解からない。
指標となるのは外見だろう。こざっぱりした服装で場にあった物腰で穏やかに話す人。こんな人は無条件で好ましいと受け止める。そんな人間の感情を左右する皮一枚を徹底的に突き詰めた本音の女の言葉で綴られた
物語である。シビアでシニカルな中でラストはありきたりの恋愛ドラマのような姿を見せて幕が下りるのも面白い。是か非か本音満載の生き方のバイブルといえなくも無い。形を変えたイソップ童話だ。
自分が女だったら、躊躇せず和子の生き方を推す。幸せか不幸かそれは二次的なものだ。どうせ人はみな死に塵となる。どう生きたか、だ。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.3
(8pt)

モンスターの感想


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アッシュ
X1Y4OWIB
No.2
(8pt)

モンスターの感想

このサイトを見て購入して、ミステリーだと思って読み始めると、今期出版された図書の中で一番驚くことになること請け合いの一作。

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スチーブン
AD2904SR
No.1
(7pt)

モンスターの感想

永遠の零で作者に興味を抱き、手に取りました。あまりに両小説の方向性が違い、作者の懐の深さを感じました。
内容はネタバレに記載するとして、一気読みでした。読ませるパワーにあふれています。

▼以下、ネタバレ感想

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塞翁
6AR0FFJN

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