黒いドレスの女

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種別
長編
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あらすじ

1986年09月01日 黒いドレスの女 (角川文庫)

羽が舞うように、ふわりとスツールに腰かけた女。黒いドレスに流れるような髪。女は私の店で働きたいという。これが幕あきだった。ある日、男たちが店にやってきた。立岡のことで話があるという。力での押しあい。私の店でのトラブルは許さない。それが掟だった。小さなトラブルは、次の揉め事をつれてくる。いつか私のまわりには大きな渦が巻きはじめていた。グラスに映し出された愛と憎しみの一瞬の光芒。男と男。男と女―。虚無と情熱のカクテルが振られる。いま、ラブ・サスペンスの幕があく!(「BOOK」データベースより)

評判

黒いドレスの女の評価:

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黒いドレスの女の総合評価:

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3
(5pt)

良い意味で期待を裏切った作品。ちゃんと北方ハードボイルド小説

読むまでは、「逆光の女」のような作品を想像していた。
北方謙三氏の作品には、
ねちっこいくらいに男と女の情事を描いている作品もあるけど、
この「黒いドレスの女」は違った。

たしかに男を狂わせる魔性の女は出てくるけど、

「(前略)俺も庄司さんもなにかをやらなくちゃならなかった。
なんでもよかったんだ。そこに、たまたまおまえがいた。
おまえじゃなくったって、いっこうに構わなかったんだよ」

「でも、助けてくれた。マスターも庄司さんも」

「二人とも、自分がちゃんとした男だと思いこみたいんだ。
試したいのさ。おまえひとり護れないようで、男だなんだと言ってられんのでね。
だから、これからも護る。俺は俺のために、おまえを護るんだ」

易々と女の言いなりにはならない。
男には男の戦いがあり、たまたまその道に女がいただけのこと。
だから、いつもの北方ハードボイルド小説だし、
激しいバトルを堪能できます。アツい漢がたくさん出てきます。
傑作です。
黒いドレスの女 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 黒いドレスの女 (角川文庫)より
4041612055
No.2
(5pt)

良い意味で期待を裏切った作品。ちゃんと北方ハードボイルド小説

読むまでは、「逆光の女」のような作品を想像していた。
北方謙三氏の作品には、
ねちっこいくらいに男と女の情事を描いている作品もあるけど、
この「黒いドレスの女」は違った。

たしかに男を狂わせる魔性の女は出てくるけど、

「(前略)俺も庄司さんもなにかをやらなくちゃならなかった。
なんでもよかったんだ。そこに、たまたまおまえがいた。
おまえじゃなくったって、いっこうに構わなかったんだよ」

「でも、助けてくれた。マスターも庄司さんも」

「二人とも、自分がちゃんとした男だと思いこみたいんだ。
試したいのさ。おまえひとり護れないようで、男だなんだと言ってられんのでね。
だから、これからも護る。俺は俺のために、おまえを護るんだ」

易々と女の言いなりにはならない。
男には男の戦いがあり、たまたまその道に女がいただけのこと。
だから、いつもの北方ハードボイルド小説だし、
激しいバトルを堪能できます。アツい漢がたくさん出てきます。
傑作です。
黒いドレスの女 Amazon書評・レビュー: 黒いドレスの女より
404872407X
No.1
(5pt)

矜持

「誤解しないように、ひとつだけ教えといてやろう。俺や庄司さんは、おまえがなにをやろうと、どうでもいいんだ。どうなろうとも、構わん。連中に連れていかれようが、犯されようが、殺されようがな」
「じゃ、なぜ?」
「たまたまさ。俺も庄司さんもなにかをやらなくちゃならなかった。なんでもよかったんだ。そこに、たまたまおまえがいた。おまえじゃなくたって、いっこうに構わなかったんだよ」
「でも、助けてくれた。マスターも庄司さんも」
「二人とも、自分がちゃんとした男だと思い込みたかったんだ。試したいのさ。
おまえひとり護れないようで、男だなんだと言ってられんのでな。だから、これからも護る。俺は俺のために、おまえを護るんだ」

このセリフにぐっときた方は、買って損はないですよ。
黒いドレスの女 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 黒いドレスの女 (角川文庫)より
4041612055
No.0
(5pt)

矜持

「誤解しないように、ひとつだけ教えといてやろう。俺や庄司さんは、おまえがなにをやろうと、どうでもいいんだ。どうなろうとも、構わん。連中に連れていかれようが、犯されようが、殺されようがな」
「じゃ、なぜ?」
「たまたまさ。俺も庄司さんもなにかをやらなくちゃならなかった。なんでもよかったんだ。そこに、たまたまおまえがいた。おまえじゃなくたって、いっこうに構わなかったんだよ」
「でも、助けてくれた。マスターも庄司さんも」
「二人とも、自分がちゃんとした男だと思い込みたかったんだ。試したいのさ。
おまえひとり護れないようで、男だなんだと言ってられんのでな。だから、これからも護る。俺は俺のために、おまえを護るんだ」

このセリフにぐっときた方は、買って損はないですよ。
黒いドレスの女 Amazon書評・レビュー: 黒いドレスの女より
404872407X
No.-1
(5pt)

元気のないときに、読みたくなる

過去を背負う酒場のマスター。裏の仕事は、トラブルの解決。一瞬の危険にしか、生きていることを実感できない男。
そのマスターが、身内から追われる年配のやくざを匿うことに。そこに、謎の黒いドレスの女性が現れる。やくざが抱えるトラブル、女性が抱えるトラブル、そこにマスターの過去が重なるとき・・・・。
男であることにこだわる、ばかな男たちのハードボイルド。カーチェイス、酒、刃物の光がとびかいます。少し甘いところもありますが、そこが、またいいです。スピーディーな展開、謎、人々の輝き、文章の強さで一気に読ませます。そして、男たちを振回す、黒いドレスの女性の魅力。
古い本ですが、手放せません。元気のないときに、読むと力をくれる1冊です。愚かな男たちに、お勧め。愚!かな男で、いいじゃん。
黒いドレスの女 Amazon書評・レビュー: 黒いドレスの女より
404872407X

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