真夏の葬列

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種別
長編
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あらすじ

2005年10月31日 真夏の葬列 (講談社文庫)

彼女は赤い花が好きだった。守は美知の柩の上に赤いバラを手向けた。北池袋の小さなバーは、妹・佐知の店になった。美和を自殺にまで追い込んだのは、誰か?美知を愛していた冬生も、真相に行き着いた守も、半殺しの目に遭う。このまま尻尾を巻くのか、男として生きるのか!?青春ハードボイルドの傑作。(「BOOK」データベースより)

評判

真夏の葬列の評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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真夏の葬列の総合評価:

8.80/10点 レビュー 5件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5
(5pt)

今更北方健三作品を買うことになるとは、まったく思いもしなかったが・・・(^-^;

ここ何日かで、それは十数冊を超えた。現在、別の場所にあって手にできない。仕方なくだが、何か悔しい。新品のハードカバーで、ほとんど持っているのに。そして全部もちろん読了済みなのに。
 妙なもので、同業者連中に彼の作品を好きだという者がいたためしがない。私は内心、スラムダンクの流川楓のように、どアホウが、と思っていた。彼らは、今思えば、私のように小心で気弱で、臆病でいつも何かにビクついていて、流血や殴り合いなど、膝が笑ってしまって動けなくなる…というタイプではなかったのかもしれない。
 彼の作品を何がきっかけで読み始めたか、は忘れたが、初めての一冊を読了した時、全身が傷だらけになったような、それでいて気持ちは困難な何かをやり遂げた後のような、何とも爽快そのものだったことを覚えている。実は密かに自慢していることがある。彼の何の文章か対談か?で読みかじったのだが、何と私と、ハードボイルドとは何かという、つまりハードボイルド観が同じだったのだ。これでさらに数百倍親しみを覚えた(馴れ馴れしいですネ(^-^;。お詫びします。が、ほんとです。)それが何か、はここでは触れないが、ほとんどをハードカバーで読んだので、鬱陶しい後書き・解説の類は読む必要がなかった。助かった。
 ところが今回、この文庫の作品解説の香山二三郎さんという方の文章を読んで、さらに我が意を得たり、というのかにんまりしてしまったことが二つある。
 その一。ブラディ・ドールシリーズの主人公、川中良一。香山さん曰く、『のモデルとして著者は石原裕次郎の名前を挙げていた』というのだ!実は私は、初めてこのシリーズを読んだ時、イメージとしてぼんやり頭に浮かんだのが石原裕次郎だったのだ^^。その後何度読んでもそのイメージは変わらなかった。そして昨日の今日このことを知った。熱海はじめ、全国の大変な目にあってらっしゃる方々には気が引けるが、・・・もう祝杯を挙げたい気分だ^^!!
 その二。北方健三さんのエピソードのくだり。『著者は秋田、青森の日本海岸を走るJR五能線がお気に入りで』あるそうな^^。実は私も五能線、特に雪に包まれた冬の日本海の侘しい夜の風景の中を走るこのローカル線が大好きなのだ^^。イヤー、解説にもこういう楽しい内容の文章があったんだ^^。
 ということで、遠回しな自慢ばかりになってしまった気がするが、この文章は紛れもない事実の集積です(^-^;。次は何読もうかな^^。
真夏の葬列 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の葬列 (講談社文庫)より
4062752417
No.4
(5pt)

今更北方健三作品を買うことになるとは、まったく思いもしなかったが・・・(^-^;

ここ何日かで、それは十数冊を超えた。現在、別の場所にあって手にできない。仕方なくだが、何か悔しい。新品のハードカバーで、ほとんど持っているのに。そして全部もちろん読了済みなのに。
 妙なもので、同業者連中に彼の作品を好きだという者がいたためしがない。私は内心、スラムダンクの流川楓のように、どアホウが、と思っていた。彼らは、今思えば、私のように小心で気弱で、臆病でいつも何かにビクついていて、流血や殴り合いなど、膝が笑ってしまって動けなくなる…というタイプではなかったのかもしれない。
 彼の作品を何がきっかけで読み始めたか、は忘れたが、初めての一冊を読了した時、全身が傷だらけになったような、それでいて気持ちは困難な何かをやり遂げた後のような、何とも爽快そのものだったことを覚えている。実は密かに自慢していることがある。彼の何の文章か対談か?で読みかじったのだが、何と私と、ハードボイルドとは何かという、つまりハードボイルド観が同じだったのだ。これでさらに数百倍親しみを覚えた(馴れ馴れしいですネ(^-^;。お詫びします。が、ほんとです。)それが何か、はここでは触れないが、ほとんどをハードカバーで読んだので、鬱陶しい後書き・解説の類は読む必要がなかった。助かった。
 ところが今回、この文庫の作品解説の香山二三郎さんという方の文章を読んで、さらに我が意を得たり、というのかにんまりしてしまったことが二つある。
 その一。ブラディ・ドールシリーズの主人公、川中良一。香山さん曰く、『のモデルとして著者は石原裕次郎の名前を挙げていた』というのだ!実は私は、初めてこのシリーズを読んだ時、イメージとしてぼんやり頭に浮かんだのが石原裕次郎だったのだ^^。その後何度読んでもそのイメージは変わらなかった。そして昨日の今日このことを知った。熱海はじめ、全国の大変な目にあってらっしゃる方々には気が引けるが、・・・もう祝杯を挙げたい気分だ^^!!
 その二。北方健三さんのエピソードのくだり。『著者は秋田、青森の日本海岸を走るJR五能線がお気に入りで』あるそうな^^。実は私も五能線、特に雪に包まれた冬の日本海の侘しい夜の風景の中を走るこのローカル線が大好きなのだ^^。イヤー、解説にもこういう楽しい内容の文章があったんだ^^。
 ということで、遠回しな自慢ばかりになってしまった気がするが、この文章は紛れもない事実の集積です(^-^;。次は何読もうかな^^。
真夏の葬列 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の葬列 (文春文庫)より
4167419017
No.3
(5pt)

今更北方健三作品を買うことになるとは、まったく思いもしなかったが・・・(^-^;

ここ何日かで、それは十数冊を超えた。現在、別の場所にあって手にできない。仕方なくだが、何か悔しい。新品のハードカバーで、ほとんど持っているのに。そして全部もちろん読了済みなのに。
 妙なもので、同業者連中に彼の作品を好きだという者がいたためしがない。私は内心、スラムダンクの流川楓のように、どアホウが、と思っていた。彼らは、今思えば、私のように小心で気弱で、臆病でいつも何かにビクついていて、流血や殴り合いなど、膝が笑ってしまって動けなくなる…というタイプではなかったのかもしれない。
 彼の作品を何がきっかけで読み始めたか、は忘れたが、初めての一冊を読了した時、全身が傷だらけになったような、それでいて気持ちは困難な何かをやり遂げた後のような、何とも爽快そのものだったことを覚えている。実は密かに自慢していることがある。彼の何の文章か対談か?で読みかじったのだが、何と私と、ハードボイルドとは何かという、つまりハードボイルド観が同じだったのだ。これでさらに数百倍親しみを覚えた(馴れ馴れしいですネ(^-^;。お詫びします。が、ほんとです。)それが何か、はここでは触れないが、ほとんどをハードカバーで読んだので、鬱陶しい後書き・解説の類は読む必要がなかった。助かった。
 ところが今回、この文庫の作品解説の香山二三郎さんという方の文章を読んで、さらに我が意を得たり、というのかにんまりしてしまったことが二つある。
 その一。ブラディ・ドールシリーズの主人公、川中良一。香山さん曰く、『のモデルとして著者は石原裕次郎の名前を挙げていた』というのだ!実は私は、初めてこのシリーズを読んだ時、イメージとしてぼんやり頭に浮かんだのが石原裕次郎だったのだ^^。その後何度読んでもそのイメージは変わらなかった。そして昨日の今日このことを知った。熱海はじめ、全国の大変な目にあってらっしゃる方々には気が引けるが、・・・もう祝杯を挙げたい気分だ^^!!
 その二。北方健三さんのエピソードのくだり。『著者は秋田、青森の日本海岸を走るJR五能線がお気に入りで』あるそうな^^。実は私も五能線、特に雪に包まれた冬の日本海の侘しい夜の風景の中を走るこのローカル線が大好きなのだ^^。イヤー、解説にもこういう楽しい内容の文章があったんだ^^。
 ということで、遠回しな自慢ばかりになってしまった気がするが、この文章は紛れもない事実の集積です(^-^;。次は何読もうかな^^。
真夏の葬列 Amazon書評・レビュー: 真夏の葬列より
4163074406
No.2
(4pt)

真の主人公は、友人の冬生だな。あと、佐知という女はムカつく

主人公の守(まもる)は、かつて好きだった美知(みち)が自殺してしまい、
その美知と付き合っていた友人の冬生(ふゆお)とともに、
美知の死の真相を探っていくうちに美知の妹である佐知(さち)をはじめ、
いろいろな連中が妨害してきて、戦って逃げて逃げて逃げまくるという物語。
この佐知って、ホントムカついたわ。

けっこう面白かったけど、
守は素人にしてはそこそこ強いんだけど、
喧嘩にからっきし弱い冬生が中盤以降、主役交代といわんばかりに
活躍しだすのが、いろんな意味で凄かった(それも物理的にではなく精神的に守を圧倒しだす)。

ラストは、北方氏お得意のちょっと悲しい、それでいて美しい終幕。
男は斯くありたい、そう思えるエンディング。
終盤の70ページほどは、文句なしに面白いです。
真夏の葬列 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の葬列 (講談社文庫)より
4062752417
No.1
(4pt)

真の主人公は、友人の冬生だな。あと、佐知という女はムカつく

主人公の守(まもる)は、かつて好きだった美知(みち)が自殺してしまい、
その美知と付き合っていた友人の冬生(ふゆお)とともに、
美知の死の真相を探っていくうちに美知の妹である佐知(さち)をはじめ、
いろいろな連中が妨害してきて、戦って逃げて逃げて逃げまくるという物語。
この佐知って、ホントムカついたわ。

けっこう面白かったけど、
守は素人にしてはそこそこ強いんだけど、
喧嘩にからっきし弱い冬生が中盤以降、主役交代といわんばかりに
活躍しだすのが、いろんな意味で凄かった(それも物理的にではなく精神的に守を圧倒しだす)。

ラストは、北方氏お得意のちょっと悲しい、それでいて美しい終幕。
男は斯くありたい、そう思えるエンディング。
終盤の70ページほどは、文句なしに面白いです。
真夏の葬列 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 真夏の葬列 (文春文庫)より
4167419017

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