真夏の葬列
評判
真夏の葬列の評価:
4.40/5点 レビュー 5件。 B ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1〜12 1/1ページ
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真夏の葬列の評価:
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妙なもので、同業者連中に彼の作品を好きだという者がいたためしがない。私は内心、スラムダンクの流川楓のように、どアホウが、と思っていた。彼らは、今思えば、私のように小心で気弱で、臆病でいつも何かにビクついていて、流血や殴り合いなど、膝が笑ってしまって動けなくなる…というタイプではなかったのかもしれない。
彼の作品を何がきっかけで読み始めたか、は忘れたが、初めての一冊を読了した時、全身が傷だらけになったような、それでいて気持ちは困難な何かをやり遂げた後のような、何とも爽快そのものだったことを覚えている。実は密かに自慢していることがある。彼の何の文章か対談か?で読みかじったのだが、何と私と、ハードボイルドとは何かという、つまりハードボイルド観が同じだったのだ。これでさらに数百倍親しみを覚えた(馴れ馴れしいですネ(^-^;。お詫びします。が、ほんとです。)それが何か、はここでは触れないが、ほとんどをハードカバーで読んだので、鬱陶しい後書き・解説の類は読む必要がなかった。助かった。
ところが今回、この文庫の作品解説の香山二三郎さんという方の文章を読んで、さらに我が意を得たり、というのかにんまりしてしまったことが二つある。
その一。ブラディ・ドールシリーズの主人公、川中良一。香山さん曰く、『のモデルとして著者は石原裕次郎の名前を挙げていた』というのだ!実は私は、初めてこのシリーズを読んだ時、イメージとしてぼんやり頭に浮かんだのが石原裕次郎だったのだ^^。その後何度読んでもそのイメージは変わらなかった。そして昨日の今日このことを知った。熱海はじめ、全国の大変な目にあってらっしゃる方々には気が引けるが、・・・もう祝杯を挙げたい気分だ^^!!
その二。北方健三さんのエピソードのくだり。『著者は秋田、青森の日本海岸を走るJR五能線がお気に入りで』あるそうな^^。実は私も五能線、特に雪に包まれた冬の日本海の侘しい夜の風景の中を走るこのローカル線が大好きなのだ^^。イヤー、解説にもこういう楽しい内容の文章があったんだ^^。
ということで、遠回しな自慢ばかりになってしまった気がするが、この文章は紛れもない事実の集積です(^-^;。次は何読もうかな^^。