さよなら妖精
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初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
12,230回
お気に入りにされた回数
8回
読書済み登録回数
85回
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あらすじ
外部リンク
評判
さよなら妖精の評価:
6.33/10点 レビュー 6件。 B ランク
さよなら妖精の総合評価:
7.81/10点 レビュー 94件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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古典部シリーズ第三弾となるはずであった作品らしい。
この事は読了後に知ったわけですが、なる程序盤は古典部シリーズそのものですし、登場人物のキャラもかなりかぶってますよね。
古典部シリーズにしても小市民シリーズにしても、この作者の「日常の謎」モノが、私には少々軽すぎて「7点の壁」がありました。
この作品が、これまで読んだ作品と違うと感じるのは、その背景にユーゴスラビア紛争がある事が大きいのかもしれません。
多民族国家であるユーゴスラビアを構成する(5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を有する)6つの共和国の内、マーヤの祖国はどこかが最大の謎解きテーマになります。
伏線を拾い集めそれを推理するスタイルがこれまでの作品にないミステリらしさがあって好きですね。
無論謎解きだけではなくて、作品全体を通したテーマがあるのですが、
何事にも打ち込むことのなかった視点人物となる男性が本気になって円の外の世界に目を向けるようになる姿であるとか、この年齢にありがちな「自分は万能」という幻想が崩壊していく様子が描かれていたりします。
登場人物達の年齢に則したテーマといえ好意的というか感情移入しやすい描写ができているように思いました。
視点人物の男性を中心とした二人の女性との淡い恋心というか想いのすれ違いも描かれています。
この作品に恋愛描写など必要ないと思いますが、二人の女性の対応が非常に大人であり、作品をピリッと引き締めていますね。
▼以下、ネタバレ感想