異聞 太平洋戦記

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種別
長編
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あらすじ

2025年12月10日 異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10)

東京大空襲、真珠湾攻撃、海軍甲事件、久米島事件、ノモンハン事件ーー五つの戦争の舞台を通じて、定説に挑む“異聞”を重層的に描く事実に基づいたフィクション。真実を暴く筆を持つ著者が史実の裏側に潜む可能性を照らし、「事実と虚構のあわい」に迫る。読む者の常識を揺さぶる戦記の新たな地平。光文社文庫 柴田哲孝三カ月連続刊行 第三弾!!(「BOOK」データベースより)

評判

異聞 太平洋戦記の評価:

9.00/10点 レビュー 1件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点9.00pt

異聞 太平洋戦記の総合評価:

7.12/10点 レビュー 17件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(9pt)

異聞 太平洋戦記の感想

あくまでも史実に基づいたフィクションではあるが、"私"によるインタビュー形式をとった良質のドキュメンタリーともいえる。なかでも「目ン無い千鳥の群れ」「鬼の棲む山」は当時の悲惨な戦況が思い起こされた。
ノモンハン事件の概要が学習できたのは最大の収穫。

本好き!
ZQI5NTBU

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16
(5pt)

海軍甲事件・・・

・・・・この物語は事実に基づいたフィクションである・・・作者

微妙な表現ではあるが、ほぼ事実を中心に、推測も交えて、全容を解明しようとする力作であろう。

まだ「超空の要塞」「目ン無い千鳥の群れ」「ブーゲンビル日記」しか読んでいないが、どの「作品」にも自分の知らなかった事柄が出て来て、勉強になった。

今回は、特に「ブーゲンビル日記」を取り上げたいが、謎の多い不可解な「海軍甲事件」を扱っておられる。
この本に書かれていなかった事柄を記すとすれば・・・

1.山本長官・宇垣参謀長をそれぞれ乗せた飛行機(一式陸攻)2機は、合計6機だけのゼロ戦で護衛されていたが、なんとアメリカ軍の戦闘機(P-38)が16機も待ち伏せしていて攻撃された。2機とも被弾して、山本長官の乗った飛行機は、島の中の広場みたいなところに不時着のように落ちて行った。宇垣参謀長の乗った飛行機は、海に不時着のように落ちて、3名が助かった・・・
しかし、護衛のゼロ戦6機と米軍戦闘機16機の戦闘場面は、詳述されずに、どの程度の空中戦だったかは不明だ。
記録によれば、ゼロ戦6機は空中戦をするも全機が「無傷」で帰島しているという・・・謎である。
米軍機も1機は飛行機のトラブルがあって落ちたみたいだが、残りの15機は無事で任務を終えたそうだ。
まるで「空中戦は行われず」「山本・宇垣の乗った2機だけ、あたかも被弾による墜落している」・・・そういう演出があるように感じられる。
後の記録では、長官・参謀長護衛のゼロ戦の飛行士たちは、全員激戦地に配置換えになって、全員死亡したそうだ・・・
墜落した長官機を捜索に出た兵士たちが、まるで口封じが如くに、捜索後に戦争の最前線に配置転換されて、その大部分が戦死したのに酷似する・・・

墜落した飛行機なのに、ほとんど無傷の山本と軍医だけが、墜落時に即死しないで、しばらくは生きていたという推理を著者の柴田氏はしている・・・
異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10) Amazon書評・レビュー: 異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10)より
4334108644
No.15
(2pt)

史実を知ってると混乱する

史実を知ってるとめちゃくちゃ頭が混乱します。まあ史実を知ってるからこそわかる面白さもあるんですが。
あと5つの短編で構成されてますが、最初3つのストーリーは順番を変えず読んだほうがいいでしょう。
異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10) Amazon書評・レビュー: 異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10)より
4334108644
No.14
(2pt)

ファンタジーとして読むべき本

太平洋戦争を検証する本と思って手にとったが、ひたすら飛躍に次ぐ飛躍で、私には合わなかった。
作者は他殺説の立場で下山事件に関する著作を執筆しているが、本書のような飛躍を繰り返して他殺説をこじつけているのだろう。
異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10) Amazon書評・レビュー: 異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10)より
4334108644
No.13
(4pt)

与えられた歴史を見直す視点をくれる本

東京大空襲と真珠湾攻撃の冒頭の2つの話は、物事が表裏一体となっていることが
分かりやすく理解できるため、この2つだけでも本書を読む価値があると思われる。
本書は事実に基づいたフィクションであると書かれているが、教科書も歴史書も他の類の本も
推論や脚色がないものなど存在しないと思われるため、それらと同等以上の価値を本書は持っていると感じた。
その他の話も、戦争、軍隊の悲惨な本質をつきつけている内容になっていると思う。
悲劇の内容であるので、精神的に余力のある時に読むのが良いと思います。
異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10) Amazon書評・レビュー: 異聞 太平洋戦記 (光文社文庫 し 40-10)より
4334108644
No.12
(5pt)

フィクションの裏に真実あり

書店で目にした時は帯に大きくフィクションとあり買わなかったが、太田龍氏の「真実あり」との話を聞き購入。東京大空襲・真珠湾攻撃・山本五十六大将の話は真実を示唆、先の大戦の本当の姿が浮かび上がる。成程フィクションと表示するしかないだろう。お陰で多くの謎が解けた。真実を知りたい人、日本を愛し真の再建を望む人にお勧め。従軍した父の世代と多くの犠牲者を思い、改めて怒りが込み上げて来る。
THE WAR<異聞 太平洋戦記> Amazon書評・レビュー: THE WAR<異聞 太平洋戦記>より
4062167220

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