ファラオの密室

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種別
長編
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あらすじ

2025年04月03日 ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です! 紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。セティは、自分が死んだ事件を捜査しながら、密室状態のピラミッドから消失した先王のミイラの真相を追う!(「BOOK」データベースより)

評判

ファラオの密室の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点8.00pt

ファラオの密室の総合評価:

7.41/10点 レビュー 92件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(8pt)

ファラオの密室の感想

新鮮な読書体験でした。奇抜な設定による古代エジプトを舞台としたミステリー。面白かったです。

主人公は蘇ったミイラというのがまず面白い。古代エジプトの死生観が活用されており、ミイラとして保存された肉体は死者の魂が戻るとされている。なので、主人公が蘇っても普通に村になじんでいる奇妙さが印象的です。
ミステリーとしても、主人公の心臓が欠けている謎や、ピラミッドからのミイラ消失など、あまり目にしたことがない珍しい設定に惹き込まれ、興味津々で読み進めました。
登場人物が全員カタカナなので、最初は少し取っつきにくかったものの、物語が分かりやすく登場人物の配置も整っているので、すぐに慣れることができました。
あまり多くは語れないのですが、要素要素の設定が実はそうだったのかという驚きもあり、かなり満足のミステリーでした。物語としても読後感が良かった点が好みのポイントです。

他思う所として小言になりますが、タイトルに"密室"と書かれているので密室ネタに期待してしまう次第ですが、その密室については物足りなかったです。ミステリー好きに興味をもってもらうタイトルとしてはアリなのかな。応募作時点のタイトル『欠けのある心臓(イブ)』の方が好み。
本書をミステリーとして期待すると物足りなさが出てしまうかも。ただし古代エジプトを舞台とした物語を楽しみ、ちょっとミステリー要素があるぐらいの感覚で読むと楽しめると思います。個人的には物語の面白さを楽しみました。

そして装丁については、表紙絵がナイス。そしてタイトルや見返しに金の装飾を使ったり等、こだわりを感じる内容でした。

▼以下、ネタバレ感想

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.91
(5pt)

エンタメ寄り

史実と多少違ったり神が出てくるファンタジー要素のあるミステリーに抵抗の無い方にはおすすめできる

個人的には多少抵抗があるし違和感のある箇所もあったが、気にならないくらい面白く一気に読んでしまった

一つ難を言うなら、古代エジプトの風景の描写が薄く序盤は物語に入り込めなかった事

ミステリー要素や人間の感情の描写は他の方のレビューにある通り薄いが一応許容範囲。次回作に期待したい
エンタメとしてはとても楽しめた
ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299066235
No.90
(5pt)

面白い

あまり馴染みのない古代エジプトが舞台で、現代人に馴染みのない価値観のもと物語が進むが、特に違和感もなく、また古代エジプトに興味を持つことが出来た。
ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299066235
No.89
(4pt)

不思議と歴史観に自然と馴染める

古代エジプト時代の密室殺人なんて,なかなか馴染めないかもしれないなと思いつつ,読み終わってみればそんなこともない。神代の時代,神様と人との距離がとても近かった,古事記のような雰囲気。そんな時代設定で生じる,リアルな殺人事件。
解説でも指摘されていたけど,多神教的な背景から,一気に一神教へと移りゆく激動の時代。そこに起きる人間の葛藤。その感情も,なんとなくダイレクトに伝わってきた。とても面白かった。
ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299066235
No.88
(1pt)

新品ではない。ひどい状態だった。

端はボロボロ、断面に黄ばみのようなシミまであった。シミがある本見たことがなかったので、今まで買った中で1番酷い状態だった。
ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299066235
No.87
(5pt)

エジプトの匂いが感じられるミステリ

年末までに読み終えようと思っていましたが、年明けになってようやく読み終えました。

世界史と横文字が苦手な私でも、特殊設定ミステリとして楽しく読むことができました。
文章の細かい部分から、エジプトの匂いや文化、灼熱の太陽が感じられました。
ファンタジーの要素とミステリの要素は相反するようですが、この作品では上手く両立していました。
作者が次はどのような世界を見せて下さるのか、非常に楽しみにしています。
ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) Amazon書評・レビュー: ファラオの密室 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299066235

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