完璧な小説ができるまで



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

5.33pt (10max) / 3件

5.75pt (10max) / 4件

Amazon平均点

4.40pt ( 5max) / 5件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

19.00pt

59.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2023年06月
分類

長編小説

閲覧回数1,132回
お気に入りにされた回数3
読書済みに登録された回数4

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)

2023年06月23日 完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)

想定外のラスト!人気作家が仕掛けた「完璧な小説」とは――? 人気作家・柊木逸歌の監禁容疑で捕まった月村荘一は柊木の高校時代の友人であった。仲の良かった二人の間に何があったのか。取調室の一席で月村は全ての始まりである高校時代の出会いから語り始めた。文芸同好会での活動と執筆への目覚め。人気作家となった友人からの突然のSOS。5年ぶりの再会から徐々に狂い始めた歯車は、やがて高校時代に起こった同好会メンバーの死へと繋がっていき――。 全てが明らかになった時、月村が辿り着いた驚きの真実とは? 二転三転する展開から目が離せない衝撃サスペンス!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.33pt

完璧な小説ができるまでの総合評価:7.50/10点レビュー 8件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

完璧な小説ができるまでの感想

三人の高校生の小説へのこだわりがダラダラと
拙い文章で書かれているので
読むのに辛かった。
こだわった1行(1文)もなんなの
これらが物語とマッチしていない
最後は つっこみどころありながら
それなりに読めました。
作者の
他の作品を読もうとは思いません。

jethro tull
1MWR4UH4
No.2:
(5pt)

完璧な小説ができるまでの感想

人気小説家の監禁事件。ファンによる犯行かに思われたが……という始まり。

本書は小説家の狂気の物語。
あらすじや序盤にて何か良くない事が起きると読者には伝えられてある為、平穏な青春学園生活がおかしくなっていく不安感を持ちながらの読書でした。この気持ちはホラーやサスペンスとしての描き方で楽しめました。作中でスティーヴン・キングの名前が出てきた為、その著者の『ミザリー』を思い出す一面もありました。著者の気持ちを代弁しているかの様な小説に対する想いも楽しく読みました。

MW文庫なのでライトノベルのように軽い気持ちで読める作品ではありますが、描かれている内容はしっかりとしたホラー要素。その為、欲をいうともう少し重みがある文章だったり、登場人物の年代が少し高めだと狂気がより引き立つと思いました。軽い文章やキャラが若い年代なので、深みのある狂気というよりは若気の至りに近しい感覚になってしまったのが個人的に物足りなかった次第。

その他思う所として、宣伝方法が『予想外のラスト』『二転三転の衝撃』というPRなので過度な期待を持たせてしまうのが難点に感じます。思っていたのと違うという不本意な評価が得られてしまいそうですが、そういう作品ではないです。
『完璧な小説』というワードも強すぎる為、そこまで共感が得られなかったのが正直な気持ちでした。

egut
T4OQ1KM0
No.1:38人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

完璧な小説ができるまでの感想

ネタバレにつながりそうなのであまり感想は述べれませんが、ほぼ引っかからずに素直に読み進められ納得できる結末で、面白く読み終えました。
面白かったです。オススメできます。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

しん
WCNZKBHI
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.5:
(3pt)

同性愛的要素へのロールシャッハ・テストみたいな?

最後まで面白くて、一気に読める。
しかし、この読後感の不愉快さは何だろうか?
全体の⅔は、若々しい感受性に溢れた「アメリカン・グラフィティ」

彼女はなぜ殺されなければならなかったのか?
小説家は孤独だ、だから彼を必要とした、というが、彼女ではダメな理由が分からない。
心配するな、君は一人じゃない、という最後の言葉から、同性愛を感じるのは、不自然だろうか?
完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)より
4049151103
No.4:
(5pt)

愛?執着??

いつから彼の計画は始まっていたのかな??こんな風に想われるなんて少しだけ羨ましい。
完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)より
4049151103
No.3:
(4pt)

創作の葛藤と成長を描く物語

敬称略

己の志を貫くためなら、殺人すら厭わず!?

「完璧な小説ができるまで」は、川崎七音によるメディアワークス文庫の作品であり、執筆に悩む主人公の成長と創作の葛藤を描いた物語です。

この小説は、作家を目指す人々や創作に興味を持つ読者にとって、非常に共感を呼ぶ内容となっています。

物語は、若き作家志望の主人公が、自らの理想と現実との間で揺れ動きながら、「完璧な小説」を追求する姿を描いています。

彼が直面する困難や挫折、そしてそれを乗り越える過程は、読者に強い共感を呼び起こします。

川崎七音の描写力とストーリーテリングの巧みさが光り、登場人物の感情の機微や心理描写が非常にリアルに感じられます。

特に印象的なのは、作中で繰り広げられる創作に対する哲学的な議論や、自己表現と商業性の狭間で葛藤する主人公の内面の葛藤です。

これにより、読者は単なる物語の読み手としてだけでなく、創作者の視点からも深く考えさせられる機会を得ます。

また、作家として成功するためのヒントやインスピレーションも豊富に含まれており、実際の創作活動に役立つ洞察が得られます。

「完璧な小説ができるまで」は、単なるエンターテインメントを超えて、読者の心に深く響く作品です。

川崎七音の筆力と洞察力が詰まったこの小説は、創作に情熱を燃やすすべての人々にとって必読の一冊と言える。
完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)より
4049151103
No.2:
(5pt)

まさかまさかのどんでん返し!!

ものすごく練りに練って書かれてること、
最後の最後まで気が抜けないこと、
とにかく驚愕のどんでん返しが待ってるので、
ぜひ読んで❣️
完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)より
4049151103
No.1:
(5pt)

全てにおいて衝撃

タイトルを見て、同レーベルから出ている某人気作家の小説を連想したが、表紙に惹かれてほぼジャケ買いで購入。
予約して購入したが、タイミングを逃し積読として放置されていた。だが今回読んで、何故もっと早く読まなかったのだろうと激しく後悔した。それ程、私にとっては衝撃的な話だった。

冒頭は正直とっつきにくさを感じたが、学生時代シーンの半分も過ぎれば難なく読み進められた。
私はかなり読むのが遅い方だが、不思議と読み終わるのにそれ程時間は掛からなかった。色々と思い、考えながら読み、ラストは「まぁこうなるんだろうな」というある程度の想像はあったが(結末が想像できない、というのはあまりなかった)全く想像と違う結末で、それも、想像の遥か上を行く衝撃で、読み終わった後余韻で暫く動けなかった。
ハッピーエンドか、バッドエンドか、メリーバッドエンドか、などは恐らくだが読む人の感性で変わる様な気がする。なので、もしかするとこの結末に凄まじい不快感や嫌悪感を覚える人もいるかもしれない。
人間の強い感情や執着が得意でない人にはあまりお勧めできないと思える。
だが、今までで色々な本を読んできて、面白いと感じる本は多かったし、印象に残った話も数多くあるけれど、間違いなく私の中で〝一番衝撃的であり一番印象に残った〟本は「完璧な小説ができるまで」と言える。
一番好きな本は?と聞かれたら、本作のタイトルを挙げると思う。それ程私にとっては良い本だった。
完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)より
4049151103



その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク