アルキメデスの大戦
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描写は稚拙ですが、数学で立ち向かうアイディアは面白かったです。 最初に映画で見て感銘を受けました。海軍技術研究所に呼ばれた櫂と平山の会話を もう一度おさらいしたくて小説を読みました。 以下、ネタバレあります。 平山に方程式を乞われて、理性ではねのけた櫂ですが、自分としては ここで「怪物」になって欲しかった。狂気のような情熱をみせて欲しかった。 父が望んでいた良い子であろうとして、自分を偽ってしまった。 そこに物足りなさを感じました。 長い人生、平凡な暮らしで満足できるでしょうか。 のちに手紙で平山に方程式を知らせるくらいなら、 兵士が死ぬ確率を下げるような艦の建造、戦闘機の設計とか 自らが関り見届けたほうが良かったのでは。 決して戦争を起こしてはいけませんが、物語としては平山の前で怪物になる決断をしたほうが 面白みが増したかなと思います。 | ||||
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早く着きました 想定以上にものすごくきれいでした ありがとうございました | ||||
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とてもよい | ||||
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巨大戦艦の建造計画による海軍上層部の対立と一人の若き数学者の生き様を描いた異色の戦争映画『アルキメデスの大戦』! 本書は、三田紀房『ドラゴン桜』の人気コミックの原作を基に描かれた映画『アルキメデスの大戦』〈監督:山崎貴、主演:菅田将暉〉のノベライズである。 1933年(昭和8年)、巨大戦艦の建造をめぐり、海軍上層部では推進する戦艦派と反対する空母派が対立。戦艦派の計画案に数字上の虚偽を疑う空母派はその不正を見破るために元帝国大学生にして数学の天才といわれた櫂正を海軍に引き入れ、任務を遂行させようとする物語だ。 『アルキメデスの大戦』に関してはタイトルは知っていたが原作を読んだ事はなく、映画化の際も特に興味はなかった。ラジオパーソナリティーのライムスター宇多丸さんがラジオの映画時評「ムービーウォッチメン」を取り上げた際、これまで山崎監督作品に辛辣だった宇多丸さんが本作を激賞されていたのを聞き、私も本作を鑑賞したのだが想像以上に面白かった。私もこれまでの山崎作品(『ALWAYS 三丁目の夕日』など)にはあまりイイ印象を持っていなかったのだが本作においては冒頭の大和の海戦シーンから撃沈するまでのダイナミックでスペクタクルな描写には圧倒されたし、その後の大和建造を阻止するために奔走する展開や終盤(クライマックス)の描写に至るまで申し分ない面白さだった。 本書も本編と同じ流れを組むのだが、冒頭の大和の海戦シーンは割愛されており(そこは文章で表現するよりも映像で見てこその迫力があるので省略は正しい)、主人公の櫂が幼少期からいかに数字(測量)好きであったのか描かれている。 本作の肝となる大和建造をめぐる対立なのだが、まさに現在の東京オリンピックにおける新国立競技場建設をめぐる論争を彷彿させるところがあり、果たしてそれが本当に必要なのか巨額の建設費(血税)を流用する問題はいつの時代でも同じなのだ。 大まかな流れは本編に忠実なのだが残念なのはラストの改変だ。本編では櫂が少ない情報と資料を基に大和建造に必要な正確な費用を算出して推進派の不正を暴くのだが、推進派で戦艦建造に携わる平山海軍造船中将(演:田中泯)が櫂正(演:菅田将暉)の才能に惚れ込み、巨大戦艦建造の必要性を説き、櫂の本質を見抜いて悪魔の囁きともいえる平山の説得に櫂が落ち、完成された戦艦大和を見て狂喜する海兵隊たちをよそに櫂だけが大和の行く末を案じているラストに心を打たれたのだが、本作ではその大事なシーンを改変しているので読後感としてはイマイチ(消化不良)だった。 結果的には大和は完成して撃沈する事になったのは史実だが、なぜ櫂は大和建造の不正を暴きながら阻止できなかったのかは、本編の平山中将を演じた田中泯による説得力が大きいと思う。冷静に考えれば平山の言う事は暴論のように思えるが田中泯演じる平山の説得力が櫂だけではなく見ている観客をも納得させる力があり、本作の肝となった重要な場面だ。本作の一番大事な場面をあのような結末にしてしまった本書はもう少し考えてほしかった。同じ改変するにしても本編とは違う材料を用意して描いてほしかった。本編がよかっただけに。 | ||||
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映画見た後だけど、振り返りで読んでみました | ||||
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