幽霊探偵からのメッセージ
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現代に生きる書店主と50年前に亡くなった私立探偵の呪縛霊のコンビ。 50年前と現在が交錯しながら進むけど全く気にならず、ライトで読みやすくてスルスル読める。 噛み合わない2人の会話も楽しい。 考え事に割って入ってこられると焦るけど。 | ||||
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みなさん、こんにちわ。はじめまして。 少しばかりみなさんの想像力をお貸しください。 舞台は一件の本屋になります。その本屋は前世紀から残る長居したくなるような居心地のいいチェアと、すばらしい品ぞろえをした本屋です。ただ、この本屋は発展から取り残された地方の小さな商店街の中にあります。緩慢に滅びを迎えつつある町で、ヒロインは精一杯、がんばっています。人を集めることです。 彼女は様々なつてを使い、有名なミステリー作家に、新作のプロモーションの一環として、サイン会を兼ねた講演会を開いてもらう事に成功します。 日本だとそう京極夏彦さんが来たと想像していただければと。 さて京極さんが講演をはじめます。今までノンフィクションだったが、今後はフィクションを書きます。その始まりとしてしてミステリーの主人公のモデルであった男についてです。そして私がここを選んだのは、彼がここで殺されたからです。 そんな中でヒロインの耳には京極さんもとい作家に文句をいう声が聞こえてきて、話をきくどころではありません 人々が驚く中で、さらなる驚きが襲います。京極さんもとい、作家は苦しげに悶えると倒れ、「ジャックシェパード」と言い残します。それが彼の遺言となりました。 ヒロインは重要参考人として警察にマークされる羽目になりますが、それ以上に奇妙な事が彼女を襲います。綺麗に用意した椅子が片づけられていたり、誰もいない場所で人の声を聞いたり、そして執拗なポルターガイスト。 そんな中、声は彼女の問いかけに答え「ジャックシェパード」と名乗ります。作家を殺したかもしれない悪霊が彼女にとりついていたのです。 | ||||
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ミステリー専門書店を営む未亡人のペネロピーと50年前に殺された探偵ジャックが協力して犯人を追いつめていくミステリーなんですが、とにかくほのぼのとした雰囲気の中でハードボイルドなジャックの言葉が面白いスパイスになってます。 もう50年前にこの世を去ってるので時代錯誤な事を言ったりするのですが、探偵業で培った推理力は未だに健在です。 それとジャックの設定がこのミステリー専門書店から外に出れないってところもポイントです。 外に出れないから尾行などはペネロピーの役目。 でもペネロピーは素人やから危なっかしくてヒヤヒヤします。 これがもしジャックがどこでも行ける状態ならペネロピーの活躍の場がなくなりますからね。 そのうちジャックの死の謎や、この場所を出れない謎なども解決されると思うけど、人間と幽霊の凸凹コンビの活躍を少しでも長く読み続けたいです。 2人の妙にかみ合ってない会話が妙に心地いいんですよね。 この会話もこの小説の見どころのひとつです。 小さな町が舞台なんで、ペネロピーの周りの人物達も個性的です。 コージーミステリーならではの小さな町の横の繋がりも面白いですよ。 もうすでに続編が出版されてるみたいなんで速攻で読んでみます。 | ||||
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1949年に殺されたハードボイルドな探偵と、ミステリー書店の店主である子連れ未亡人。 探偵は幽霊でかつ地縛霊、ゆえにどこにもいけない安楽椅子探偵。 未亡人は芯は強いが荒事にも慣れておらず探偵業は素人、ゆえに一人では犯罪と対峙できない。 探偵&未亡人。お互いの足りないものを補い合ってます。 いやー、"定石通り"ではないけど、良い組み合わせだと思いますよ。 ストーリーの出だしが、数十年前の過去と、数時間前の過去が2重にしてちょっと凝ってるので、倒置法アレルギーの人は戸惑うかも。 そこで嫌気がささなければ、後は"定石通り"話に引き込まれると思いますよ。 | ||||
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