弁護人
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種別
長編
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評判
弁護人の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク
弁護人の総合評価:
6.80/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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先日、邦訳されたばかりの第8弾にあたる『策謀の法廷』(’05年)を読んで、その読み応えに感銘を受けて既刊の作品を探して読むことにした5冊目である。
愛娘セーラの11才という年齢と、妻ニッキーが他界した年から類推して、前作『裁かれる判事』事件解決からおよそ3年後。‘わたし’ことマドリアニは、活動の拠点をカリフォルニア州の州都サクラメントから州南部・メキシコとの国境に近いサンディエゴに移した。本書で重要な役割を果たす新しい恋人でサンディエゴ児童保護局長スーザンの存在も大きかった。
そんな‘わたし’のもとに10年以上前、新人弁護士時代の古い知り合いヨナが訪れる。ヨナは元工場労働者で今は高額な宝くじ当選長者だ。彼は麻薬常習者の娘に連れ去られた孫娘アマンダを取り返して欲しいと言う。この“誘拐”には過激な女性擁護組織がからんでいた。組織に対する怒りに燃えるヨナだったが、その組織の女性代表が射殺死体で発見されるに及んで、第一級謀殺の容疑で逮捕・起訴されてしまう。
アリバイもなく、明らかな物的証拠から、シリーズを通してみても圧倒的に不利な裁判にのぞむ‘わたし’だったが、メキシコの麻薬密売組織がからんで、重要な証人となるべき者が消され、‘わたし’にも魔の手が伸びる・・・。
本書は、法廷での攻防はもちろん、シリーズ第2作『重要証人』以降で見られる、ラストの法廷外の体を張ったアクションでの解決に読み応えがあるが、さらにその先に“どんでん返し”も用意されていた。まさに“謎解き派”リーガル・サスペンスと呼ぶにふさわしい作品である。