ビストロ青猫謎解きレシピ 怨霊編
- 平将門 (7)
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前作に比べ、おどろおどろしさが減少、突拍子のなさも軽減して、読み易くはなった。 京都の怨霊どころを絡めて、人間の心理と、犯罪組織の金儲けを背景に、 遺産相続問題、父と息子の恋愛模様など、ちりばめるバランスも、なかなか良い。 犯人のアリバイトリックも、昨今の中では、悪くはない。 でも、もう一つの感が否めないのは、主人公が魅力的に描かれていないせい、ではないか。 脇役は、準平にしろ、杉浦にしろ、川上だって、きちんと役割を果たし、よく演じている。 しかし、肝心の凪子に魅力が感じられない。 また、ビストロ店内を猫が動き回ったり、カウンターに乗ったりするのは、 食品衛生上、かなり、嫌だ。 猫を触った手を、洗わずに料理していそうなもの、今ひとつ。 今回は、警察の捜査の手際の悪さが、犯人にチャンスを与えているのが、大きなマイナス。 いまどき、駅などのカメラ(録画)を使わない捜査、というのは、あり得ない。 また、朝日新聞をモチーフにしているのか「A新聞」とするのも、マイナスだろう。 生半可な部分が多いので、模倣犯が出ないことを祈る。 2時間前後。 | ||||
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ボリュームは前作の半分程ながら、トリッキーさは倍増! 本格ファンにも満足の内容になっている。 なにより、作中に出てくるトリックが、専門的な知識がないとわかりにくかったり、到底実現不可能だと思われるような仕掛けだったりしないのがよい。 中でも、第3話で使われる、「身代金」ならぬ「身代髑髏(骨?)」の奪取方法が実に秀逸。 こんな方法があったのかと、思わずにんまりさせられる。 魔界や怨霊に関する記述も面白く、登場人物のキャラクターも立っている。 是非とも、シリーズとして続けてほしい。 | ||||
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